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既存の枠にいれるのか、新しい枠をつくってしまうのか

自分が思っている(既につくってある)枠組みに入らないものを、無理矢理その枠に入れ込むのか、そうではなく、新しい枠をつくるのか。違いに出会った時の反応ってそういうことなのかもしれない。

既存の枠に当てはまらない場合の「既存」って自分の知識だったり、社会制度だったりすると思うのだけど、それにハマらないものは異物と感じるわけで、異物を異物のまま放っておくこともできず、なんとか当てはめたがるのが自然な思考の流れなのではないか。つまり、異物自体を変えようとしてしまうということ、既存に当てはまるように仕向けようとしてしまう。

これは、異物自体にとってはバツが悪い。既存に当てはまらない存在なのに、既存に当てはまるようにしてくださいと言われるのだから。異物としては既存の枠組みを変えてくださいよって言いたくなるはずだ。

既存の枠では対応できないものも、既存の枠に入れ込むのか。それとも、新しい枠をつくって入れ込むのか。多様化し変化の激しい今の時代に「既存」にこだわることにどれだけの意味があるのか。ひとつの枠よりふたつの枠、ふたつの枠よりみっつの枠というように、新しい枠が増えていくことを歓迎する必要があるのではないか。新しい枠が増えても、そのうちきっとそれも既存になるのだから。


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