
動じないための選択肢
昨日のCplus Live 2020 Winter の舞台監督をしていたのだが、舞台裏は出だしからバタバタでした(笑)。ZoomからFacebook視聴グループにライブ配信をする予定だったのだが、いつもはできるのに、なぜだか昨日は予定のグループに投稿ができなくなってしまった。これが配信開始時刻30分前に発生。
まぁまぁヤヴァイ感じのトラブルなのだが、どっしり構えて入れた。その冷静沈着ぶりに周りのスタッフには驚愕され、お褒めの言葉をいただいてありがたい限りであるが、そうやって落ち着いていられたのには理由がある。
平日は毎日ライブ配信でウォームアップ朝礼を同じようにZoomからのライブ配信をお届けし、このCplusの「Zoom舞台」をつくるためにもこの半年間Zoomの調査をし続けてた。
「何ができたらどうなるのか」
「あれができなきゃこれもできない」
「これさえできればなんとかできる」…
という選択肢を生み出すための検証方法がすっと降ってきて、最善策を見つけることができた。もちろん仲間たちの存在も大きく、彼らを信頼しているからこそ、そしてその能力がわかっているからこそ、状況判断して、的確な指示を出すことができた。
キャストにとっては1ヶ月間かけて、オリジナルで生み出した作品を発表する場。機会はその日にしかない。また同じメンバーで再度日程調整をして集まることは難しい。だから絶対に配信しなくてはならない。その舞台を守らなくてはいけない。そんなプレッシャーもいい感じに働いて、そんなトラブル状況でも「ぜってぇ配信する」という覚悟くんと勇気くんが登場してくれた。
コロナ禍で、状況は違えどなんども判断をし続けてきたからこそ冷静に状況を捉えて選択肢を複数浮かべて、その中から最善を選び抜くということができた気がしてならない。
でもきっとそういう困った状況で選択肢を生み出せなかったとしたら、本当にヤヴァイ。だからこそ常にトラブルやリスクを想定しながら、想定したことに近いことが生じたときに、まるで「おさらい」するかのように対応していくしかない。臨機応変ってのは本当にそのとおり。そのときにできる最善を尽くすしかない。
とにもかくにも、昨日のライブがなんとか成立してよかった。今度行うテクニカルチームの振り返りミーティングでは大いに反省をして、たくさんの改善策を生みだそうと思う。そうすることも、次のトラブルを乗り越えるときの選択肢になってくれるはずだ。