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未来年表(2030)の気になるトピック

「2030」という年号は、未来を考える上でのひとつの節目。SDGsの目標達成が想定される年でもあるし、今から10年後ってことでもある。

今がとても先行き不透明な状況であったりもするので、なかなか未来のことを想像するのが難しい。でも、だからこそ遠くを見て、今何をするかを考える方が、荒波を乗り越えていけるんじゃないかと思っている。

そんな時に役に立つのが「未来年表」だ。なんと2100年まで予測されている未来を感じ取ることができる。もちろん2030年についても見ることができる。

自分的には2030年の未来において、以下の6つのトピックが気になった。

・【人口】 日本人の平均寿命(2005年で男性78.53歳、女性85.49歳)が男性で3.4歳、女性で3.2歳、この年までに長くなる
・【社会】 労働者が一生のうちで自由にできる「可処分時間」が20万5千400時間になる
・【交通】 水素燃料の超音速旅客機が実用化され、東京―ロスアンゼルス間が2時間で結ばれる
・【通信】 次世代の高速通信規格「6G」が、このころ登場する
・【社会】経済協力開発機構(OECD)諸国が、この年に向けて新たな価値を創造する力、対立や葛藤を調整する力を教育のテーマにする
・【社会】 日本の教育が、問題解決型能力を育成する質を重視したカリキュラムに転換する(OECD「エデュケーション2030」概要)

つまり、寿命が伸びて可処分時間が増加し、人生がより自分らしく送れるようになりそうだ。そして、通信速度が上がり、移動時間が短縮され、世界が身近になると共に、今よりも境界はあいまいになり、より多様で、いろいろなものがぐちゃぐちゃに混ざり合うようになりそう。同時に対立や問題も増えるだろう。そういったものを解決する能力がないと人生を生き抜いていけなさそう。

もちろん未来年表自体が、予測の話だし、本当にこうなるかはわからないけど、方向性としてはこうなっていくのだろうし、遅かれ早かれっていうことだと思う。

これに加えて、新型コロナウィルスの感染拡大という今の状況が加わる。本当に予測不能でVUCAな時代であるということがよくわかる。

そのような状況の中で、いかに未来を見据え、そこに向けて「今」を連続させていけるかはとても大切なことだ。2030年の未来が本当に年表のようになるならば、その年を迎えるまでに準備できることをしておかなくてはいけない。それは、教育的なことかもしれないし、何か社会的なインフラを整えることなのかもしれない。大小さまざま準備することがあるはずだ。

それを、しっかり準備できた時(今を連続させられたとき)に、きっと未来は少しずつよくなるのだろう。


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