見出し画像

【マスターデュエル】羽根帚よりコズサイなのでは?と思った話

今回はバック除去のお話です。

タイトルの通りなのですが、
結論、いまのマスターデュエルでは《コズミック・サイクロン》なのでは?と思っています。

割とTwitter上でもコズサイ派の方はいらっしゃるようで、その意見の切り貼り、という感じではありますが、
自分の勉強用と、まとまってれば見やすくはなるので、したためてみたいと思います。

《コズミック・サイクロン》である理由

■先攻で引いても完全には腐らない

伏せて妨害になります。
これは《ハーピィの羽根帚》《ライトニング・ストーム》にはできない芸当です。

後述の、有効な仮想敵が意外と多いことから、意外と、そのまま開かずに、というパターンは少ないかと思っています。

■「フリチェのバック除去」で止められる相手の動きが意外とある

9/1以降の環境は、他Tier1テーマの抑制のなか、なぜかノータッチで生き残ってしまった【勇者GS】系デッキが大流行りすることが各所予想されています。
その根幹たる《運命の旅路》を、効果発動に合わせて潰すことで、勇者ギミックを止めることができます。

他にも《ふわんだりぃずと謎の地図》《炎舞-「天キ」》《暴走魔法陣》など、初動となる永続・フィールド魔法を止めることができ、

【電脳堺】も、手札の電脳堺モンスターが対象に取ったフィールドの魔法罠(多くの場合《電脳堺門-朱雀》)を除去することで、展開を止めることができます。

■「除外」が活きる場面がちょくちょくある

これはご想像通りかと思いますが、主に対【エルドリッチ】です。

特に「黄金郷」系罠および《呪われしエルドランド》に対しては、
効果ごと潰すうえに墓地効果もケアでき、2枚分くらいの働きができます。

後攻の手札が十分であれば、
《ハーピィの羽根帚》《ライトニング・ストーム》でバックを消し飛ばしてそのままワンキルか、
理想展開を通して完全に蓋、が強いかとは思いますが、
リリース当初ほどシェアが高くないことや、先述の通り見れる範囲が広いことから、汎用性を重視してこちらを採用、はありだと思います。

【幻影騎士団】のセカンドプランであり、返しの布石の《幻影霧剣》も、除外することで無力化できます。
チェーンして撃てるので、相手の「サーチ効果だけど《灰流うらら》温存して、まずは見えてる《幻影霧剣》で……」みたいな思惑があった場合、それをずらせるのもいいですね。

あんまり敢えて当てない気もしますが、《騎竜ドラコバック》を1発で処理しきれるのも、役立つ場面があるかもしれません。

■速攻魔法であることが活きる場面がちょくちょくある

《ふわんだりぃずと夢の町》《プランキッズの大暴走》は、自分相手メインフェイズにしか発動できないので、
見えている場合はドロー or スタンバイにコズサイを撃つことで、チェーンを許さず無力化できます。

特に【ふわんだりぃず】は、羽根帚ライストの場合、《霞の谷の巨神鳥》の召喚を許すことになるので、それの有無はかなり大きいでしょう。
《ふわんだりぃず×とっかん》の回収先を与えるのは少しだけネガかもしれません。

■まだ《抹殺の指名者》被弾率が低い、かも

ちょくちょくは見かけますが、まだシェアは低いイメージなので、
《抹殺の指名者》に引っかかりづらいのも、地味にメリットであるように思います。

制限カードになりましたけどね……

■根こそぎバック割りたい場面、そんなない説

メインギミック以外の汎用札でセットされるのは、《墓穴の指名者》《無限泡影》《禁じられた一滴》あたりですが、
1-2伏せであることが多い印象です。

先攻3伏せとかになってくると、そもそもメインギミックのカードが2枚しかなかったスタート、ということで、
さらにそこへ誘発を当てる関係上、前の妨害もそこまで強くはならない印象です。

というわけで、羽根帚ほどの一掃能力が活きる場面と、
これまで挙げた優位性を天秤にかけたとき、
コズサイだから負けるゲームよりも、コズサイだから勝てるゲームのほうが多いのでは?
という結論に、いったん自分の中で達しています。

では《ツインツイスター》は?

ここが悩ましいところで、速攻魔法が強そうだな、という感覚は間違いないと思うのですが、

  • 除外でなく破壊

  • 2枚割れる

  • ハンドコストを要する

が、自分のデッキ、苦手とする相手に対しマッチしているか、で投入デッキごとに評価、になります。

除外が活きるのは主に【エルドリッチ】ですが、
おなじ局面でツイツイを握っていたとして、
バックは常に厚いため、ツイツイの破壊対象に困ることはまずないです。
しかし墓地効果の活用を許します。

また、割る2枚がしっかり定まっていればいいですが、
1枚は見定めたうえで、残りを適当なセットカードに当てた際に、
それがエルドリクシル系であればアド損です。

また、先攻伏せで初動潰しを狙う観点では、基本的に割る数は1枚です。
仕事はできますが、ハンドコストをどう見るかですね。

また、無効にするとカード2枚の消費になるため、無効をもらいやすいです。
痛いですが、ブラフとして機能しやすいということでもあり、
これはメリットにもデメリットにもなりそうです。

一方、汎用魔法罠の2伏せに対し、適当なハンドコストと2:2交換を強いることができるのは悪くないと思います。

また、墓地に送りたいカードを抱えている場合も強く使うことができます。
《聖殿の水遣い》などであれば実質タダ。
この点で、デッキを選ぶものの、デッキによってはコズサイよりかなり強烈に使うことができそうです。

以上の点を勘案しつつ、自分のデッキに適したチョイスをしていきましょう。
【エルドリッチ】は今回の改定でシェアを減らす可能性を考えると、
うまく扱えるデッキなら《ツインツイスター》のほうが強いかもしれません。

おわりに

個人的には、融合デッキという初動要求値が高いデッキタイプを好んで使うため、ハンドコストがどうしても重く、
基本的には《コズミック・サイクロン》を優先して使おうと思います。

以上、コズサイ界隈から金もらってんのか、くらいの太鼓持ち記事になりましたが、有用であることは間違いないと思いますので、
次シーズンでぜひ採用を検討してみてくださいませ!


この記事が参考になった方は、ぜひいいねや、Twitterフォローなどいただけると、とっても嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?