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「日本のモノづくりの価値を広める」 新たな挑戦から半年が過ぎて…

初めまして佐藤です。製造業に向けた異常検知のAIソフトウェアを提供する㈱アダコテックで営業責任者をしています。2019年11月からアダコテックにジョインして約7ヶ月が経ちました。私がなぜ40代にして新しい挑戦をしたのか、これから何を目指したいかを、アダコテックのサービスを紹介しながらこの半年を振り返って書いてみたいと思います。

”アダコテックのサービスを知ってもらう・興味を持ってもらう、また、一緒に挑戦したいなど、多くの方と繋がればうれしいです”

簡単に自己紹介から

大学卒業後は富士通に入社し、約8年半営業をやっていました。その後、知人の紹介から製造業向け画像処理システムメーカー、コグネックスに転職。大手製造業の課題に対してソリューション営業を4年半経験しました。(コグネックスでの経験は今の私に大きく影響しています) 前職では、営業支援クラウドサービスを提供するUPWARDに入り、営業を統括しながらSaaSの事業展開や組織開発をしてきました。

~私のプロフィール~
・富士通株式会社:通信企業向けにプロダクト営業として約8年勤務。
・コグネックス株式会社:製造業向けにソリューション営業を担当
・UPWARD株式会社:立上げから営業として加わり執行役員 副社長に就任
・株式会社アダコテック:営業責任者として営業全般を統括
                                  ・スポーツ歴:陸上競技・アメリカンフットボール(大学・社会人)
・趣味:サウナ・フィットネスジムでのトレーニング

アダコテックとの出会い

ある日Facebookを見ていてアダコテックという会社がAI画像検査とSaaSのビジネスをするという投稿を目にし、“ビビッ”ときました。その提供する価値やマーケットに与えられるビジネスインパクトはすごいなと、強い興味を持ちました。
もちろん、当時はUPWARDでの立場があったので、その時点では辞めるつもりはありませんでしたが、その後、UPWARDが会社の成長と共に優秀な人材を増やせたことで、現場に任せられる体制を整えることができ、改めて今までの経験の集大成として、以前より心を惹かれていたアダコテックで挑戦したいという気持ちが膨らみ、チャレンジすることを決意しました。

運命を感じたAI画像検査×SaaSのプロダクトで、これまでの集大成として日本のビジネスに変革を起こしたい

大きな発言になってしまいますが、アダコテックでの挑戦は日本全体へ貢献できると本気で思っています。培ってきた知識や経験全てを出し切り、製造業界への貢献と、アダコテック成長の道筋を築く。これは画像処理システムのコグネックスとSaaSビジネスのUPWARDを経験した自分だからできることではないかと思っています。

アダコテックは、製造プロセスに革新をもたらし、日本のモノづくりを進化させる一翼を担える会社です。自分のキャリアとしても素晴らしい経験となりますが、日本のモノづくりの進化と革新を支えるメンバーとなれるというビックチャンスでもあります。

コメント 2020-05-30 172429

※アダコテックHP: https://adacotech.co.jp/

日本のモノづくりについて

きっかけと言いますか、印象に残っているのは、画像処理システムの営業をしていた時の、日本のバッテリー関連製品を製造していた会社のプロジェクトのことです。当時、二次電池はPCだけでなくスマホや自動車への広がりも見せており非常に魅力的な市場で競合他社も多く、各社この市場に入り込もうと熱が入っていました。なんとかその工場の検査ラインでカメラの導入に採用してもらうことができ、その会社の担当の方には沢山のアドバイスを頂き、現場の方が何を重視しているのか、どの点を一番気にしているのか、そしてどこを改善したら良いのかなど、本当に多くの学びがありました。

日本のビジネスの強みやプレゼンスの高さを実感しながらも、現場の声を反映できず葛藤した日々

そして現場を知れば知るほど、日本のモノづくりの、細かい部分まで気が利く点や精度の高さを実感しました。実際、日本の車は、世界に進出していますし、装置メーカーで世界ナンバーワンの技術を持っている会社も多くあります。そんな中で、世界に展開したらシェアを伸ばすであろう技術やノウハウが日本にはまだまだあります。モノづくりビジネスのプレゼンスの高さや今後の可能性に大きな魅力を感じました。

ただ、当時はお客様の要望にタイムリーに応える事が非常に難しく、現場からの声を反映できなかったことで、業界へのリスペクトと共に葛藤も抱えていました。その想いをずっと抱えていたので、アダコテックとの出会いは本当に運命だと思っています。

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※入社当時のインタビュー

アダコテックでの挑戦

アダコテックにジョインしてお客様から様々な話を伺ってきましたが、大きな課題として、どうしても品質を確保するために人が目視の検査をしなくてはいけない場面が多くあると思いました。
製品の検品や装置の異常を点検するその仕事はとても重要で尊い仕事ですが、安全と安心をお客様に届けるために、絶対に見逃してはならないというプレッシャーを現場の人間が抱え続けなくてはいけないということが負の側面としてあります。

それがテクノロジーで解決できれば、現場はプレッシャーから解放されるだけでなく、よりクリエイティブな仕事にチャレンジすることが可能になります。アダコテックの技術が、外観検査や異常検知というソリューションだけでなく、本当の意味の働き方改革として現場の在り方を変革できたらと考えています。

1つの事例として自動車の部品製造を行っている企業で、部品が製造されるまでには成型、加工、研磨など多くの工程があり、それぞれ工程の”前と後”で人が一つ一つ部品の表面を検査しています。
今までは人でしか行えない検査として考えていた外観検査ですが、現在アダコテックの技術を使い自動化に向けて取り組んでいます。
お客様も我々も初めはチャレンジの気持ちが強かったのが、今では実現の可能性がみえ、新しい現場の在り方をイメージしながらワクワクした気持ちで取り組むことができています。
(「お客様:検出精度の高さに驚きました。アダコテックにしかできないです。」とうれしいお言葉)

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※2020年2月に参加したセミナーでの登壇

また、私はアダコテックで営業責任者というポジションを担っているので、市場参入への全体戦略から、営業戦略、そして営業の組織体制構築全てが私のミッションだと思っています。

入社から現在までは、プロダクトを開発している段階のため、お客様の本質的なニーズや、現場の声を集め、プロダクトを良くする為のフィードバックを行うことも私のミッションとなります。現場の声はPMF(プロダクトマーケットフィット)に絶対に欠かすことができない要素であり、それができる立場にいることも嬉しく、やりがいに繋がっています。

営業戦略から、組織戦略、PMFと多岐にわたりプレッシャーも大きいですが、社内に確かな技術を保有する高いレベルのエンジニアがいるため、市場に対して一番フィットしているものが創れると自信を持って言えます。本当に良いチームです。

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※在宅勤務中のチームコミュニケーション

アダコテックは、お客様からの評価が高く、自信を持って革新的なサービスづくりができる環境だと思います。それは、アダコテックの技術力の高さもあってのことですが、決して技術力だけで勝負してきたのではなく、お客様の課題に真摯に向き合ってきたからこその評価と感じています。

このフェーズなので、とにかく売るという手法もあると思いますが、そうではなく課題に対して丁寧にソリューションを提案していく、メンバーの真面目さや誠実さが伝わりました。このカルチャーは今後組織が大きくなったとしても残していかなければならないと強く感じています。
熱が入ってしまいましたが、モノづくりは日本が世界に誇る強みであり、マーケット規模や、ビジネスインパクトも非常に大きな領域です。

プロダクトも開発フェーズであり、産み出すことの面白さや、そのプロダクトを広めていく初期段階でフロントの経験ができる環境というのは、他を見渡してもなかなか無いと思っています。サービスも、会社も一気に成長していくフェーズであり、一番変化の大きい今というタイミングで、会社と共に成長できるのは、本当に貴重だと思います。

アダコテックが向き合う課題の筋と、保有する技術力は勝てる要素満載です。今考えてもワクワクしますが、これまでの”会社の経験×私の経験”でアダコテックの成長に大きく貢献していきたいと思います。

我々と一緒にモノづくりに革新を起こしましょう!
メンバー募集中です。 https://adacotech.co.jp/recruit

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