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『ニューコンセプト大全』電通Bチームより

■初めに

御社のWebチームや特定のクライアントさんの
柔軟なプロモーションを任せられる機会が増えてきました。

広告以外の手法が求められる中で、アイデアの幅が狭いと感じました。

今までは限られた予算✖️広告という観点で、提案や仕事をしていたので
アイデアが凝り固まっているのかもしれません。
柔軟な提案ができるようなるべく、
下記の書籍を選定しました。

■書籍紹介

■電通Bチームとは

Bチームの定義とは、通常の業務領域をAとした際に、各々が個々で突き詰めている活動を指します。
僕でしたら、趣味の欧州サッカー観戦や映画鑑賞が当てはまります。

電通Bチームには現在56名の多趣味な方が在籍し、それぞれの趣味感から
アイデアなどを出し合っている様です。

世は情報社会、
お互いの趣味(専門)領域の情報をマニアックなレベルから落とし込む事で、事業アイデアを募るというものでした。

■「個人」視点のニューコンセプトの作り方〜下克上タグ〜

ゆうこすという有名なインスタグラマー兼YouTuberがいます。

女性に向けたメイクを提案し、人気を博しています。

彼女は「モテクリエイター」という造語を職業として唯一無二の立ち位置を作りました。

やがて、ハッシュタグ化などがされ、一般的に認知していき、若者の間でのブランディングの浸透に一役を買いました。

言葉を作る事はポジショニングを増やしたり、
ビジネスチャンスを広める事に役立ちます。

「映画ソムリエ」、「ワークライフスタイリスト」などコンセプトを自ら打ち立て
独自に発信する事で、講演などのマネタイズに繋げる事が可能となります。

今では、YouTuberという立ち位置から発信の機会は多いので造語=ビジネス化の敷居は独自性があれば低い状況です。

言葉の組み合わせは、多岐に可能性を産みます。

「tbt」とは「Thorow Back Thursday」の頭文字をとったものです。

毎週木曜日に「weddingtbt」という#が多く生成されるのですが、
これは木曜日に自分の結婚式の思い出を振り返るなどの取り組みがされています。

単に「wedding」だけでは、埋もれてしまうものの、ハッシュタグを知っている人の間で流行る、界隈で流行る世界観ができているのです。

この様に、知っている言葉✖️知らない言葉の効力は凄まじく、

既に出来上がったカテゴライズではなく、
まだ浸透していないカテゴライズ(ハッシュタグ)や造語で1番をとる事が市場を勝ち抜くには速いという事がわかります。

■個人的視点の「ニューコンセプト」の作り方〜偏愛〜

近年、情報社会となった現代では差別化を生むための要素として○○専門という言葉が多く用いられています。

しかし、○○専門とはいいつつも
例えば治療院などでは半径数キロ以内に、
腰痛を専門とする治療院が乱立するなど専門の中でも競合性が高まっています。

その中で、近年注目されているのは、
「偏愛」という要素です。

最たる例として、銀座にある食パン専門店のセントラル・ザ・ベーカリーが挙げられます。

3枚のパンを3種類のバターで食す、トースターもあるのでお好みの焼き加減で食せるというものになっています。

元々、パン職人のオーナーが、こだわりにこだわり抜いているからこその店舗に仕上がっています。

特質、すべきはホームページを持たない点です。
「情報だけを取りに来て欲しくない」というオーナーはウェブサイトは持っていないものの、
ここのお店の体験を多くの方が取り上げる事でWeb上で拡散されている仕組みです。

さらに出店数も伸ばさず、徹底した1号店のみの
経営に務めています。
パンへのこだわり=偏愛が、知らずのうちにマーケットを作り、自然な集客に成功させているのです。

■1人はみんなのために理論

HONDA創業者で知られる、本田宗一郎は元々、妻の買い物の為に使ったバイクが起業のきっかけになりました。

「公文式」では、自らの息子に対して作成した問題が近所でも評判となり、披露したところ、学力が向上し算数塾の開業へ繋がりました。

この様に、身近な人を想って始めた事がビジネスに拡大した例は多くあります。

本来であれば、マーケットの動きから差別化をした新商品や、既存商品よりもより良い物を投下して、競走させる事が基本ですが
上記の例はマーケットなどは考慮していません。

しかし、身近な人が困っている事は他の人も困っているという事に繋がり拡大するのです。

ペルソナを打ち立てるよりも、手っ取り早く、且つ商品の試作時から生身の人間の意見や体験を参考にブラッシュアップができる点がメリットです。

実際に、1部企業ではアイデア早出の方法として取り上げられていたり、
ワークショップが企画され、実際にビジネスに反映されたりとしています。

今ではSNSなどを通じて、個人を特定した悩みの抽出は可能なので、活用していくことで訴求の発掘や新商品開発などに役立てられます。

■アイデア出しについて

書籍内では多くのアイデアのだし方が記載されてました。
仕事の話とずれますが、委員会でもブレストを行い活動の見直しなどしています。

マーケティングのフレームワークなど、アイデア出しの際や分析の際に使う事で、分析の密度が高まります。

普段は既存のデータや管理画面、クライアントからのヒアリングで訴求などを考えがちですが、フレームワークやブレストといったアイデア出しの手法を試し、
様々な方法を出しても良いのかも知れません。

先日朝のNNGでもありました、事実→解釈の話は1つの事実しか知らないと、1つの解釈しか生むことができないので、
無数の事実も知っておく必要があると捉えました。

アイデアはアイデアでしかないので、柔軟な発想を身につけていきます。

■まとめ

今回は4章ある内の1章をまとめました。
自分としては学びが多く、アイデアやアウトプットが湧いたため、読書自体は進んでいるものの一旦、まとめた形になります。
タスクではなく、目的をもって分析や仕事をする為にも方法や考え方を得ていきます。

■具体的TO DO

・造語を検討
→先方のTwitterアカウントの運用の際など

・悩みを持っている身近な人を分析する



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