【イヤなこと】を知るコト。

■はじめに

直近の自分の課題には、嫌な事を後回しにするというものがあります。
これはタスク処理が遅れる、優先度を履き違えるという状況がある中で分析した結果の癖です。

人間誰しもそうかもしれませんが、私は特に当てはまります。
また、嫌な事=継続ができないのも癖というか私の人間性です。
筋トレなどもなかなか続かず断続的に行っている形です。一言で言うならば面倒臭がり屋であります。
そこで今回の選書は『イヤなことは死んでもやるな』という書籍です。
本書はやりたくないことを明確にする事で「できるかもしれない」という希望を見出し、そこから目標へ迎えるという内容になっています。
タイトルも逆張りで嫌な事をせずにではどうやって富を得るのか?という答えを見つける為に本書を選定し、インプットそしてアウトプットしていきます。

■嫌な事をしない為には情熱が必要

何事も物事を始めるにあたっては情熱が宿ります。
「必ず成功する。」「のし上がってやる。」といった具合に物事へ一生懸命取り組みます。
しかし情熱には終わりがあり、多くの人には熱が冷める瞬間があります。
そこで必要なのは「忍耐」です。
何事も続けてきた事はやめないのが重要です。
筆者は人生を脱落ゲームと形容しています。
何事も継続をしていけば周囲が勝手に脱落をしていき最後に残った物が勝者になるという考えです。

つまりあえて「やらない」と決めた事はとことんやらないのです。
多くの人は惰性で「結局やらないといけない」という考えから動きます。
実際には自分でやらないと決めた事を敢えて継続する事も必要になります。

成功者の多くは継続をする事を大切にしていますが、それは忍耐強く続けていれば成功するとわかっているからです。

NNGでも寿司打の様に、一見やればできる目標をひたすら追いかけている時期がありました。
これも今思えばやり通す事により、達成経験を味あわせて継続させる事の重要性を説くものだったのかと思いました。

また今ではTwitterに取り組んでいますが、これも良くフォロワーになる方やタイムラインで流れてくる方が言うに「続けること。」が成功の秘訣の様に書かれています。

実はTwitterもどうやら2〜3ヶ月目で辞める人が多く確かにフォロワー200未満のアカウントはフォローしても帰って来ないなどざらにあります。
私生活の行動1つとっても継続性の有無が出てきます。

となると逆に物事を始める事へは意味をなさないと簡単に辞める人間になってしまうと気づきました。

今後自分が何かを始める際には勉学でも趣味でもスパンはさておき続けて行こうと思いました。

■妄想の具現化

成功体験など自分がぼんやり描いている想像は早めに体験するのが吉とあります。
例えば、フェラーリに乗りたいという欲求があれば、販売代理店を尋ねて試乗するなどです。
実際に体験する事で本当の価値がわかる場合もあります。

妄想をリアルに落とし込む事で渇望感を自分に与える事ができます。
渇望感があれば貪欲に次へ、次へと目指していけます。

僕は正直今の生活には満足しています。東京で一人暮らし、休日もあればある程度遊ぶお金もある。自炊せずに好きなものを食べて毎日過ごせています。

余程の事がない限りは今の給与で贅沢な暮らしができていると思ってます。
しかし、ここには渇望感が欠けていると思いました。

では、仮に月収がさらに2万、3万上がったなら…?と考えた際に今よりも贅沢な暮らしができると考えると夢がありますが、現実味はありません。
それは妄想でしかないからです。1度でも夢を見てしまえば、恐らく現状では満足しないのでしょう。

本書では物事を進める際には謙虚であるべきとも記載があります。

筆者は1年目年収4500万円、2年目で8600万円を達成しましたが1年目は粗利率86%、2年目は64%と下げてしまったとの事です。
これは筆者が慢心した事が要因と説いています。
僕も3年目ですが、入社当時と給与は変わるどころか考課を狙ってない事もあり下がりつつあります。

日々の業務を計画的に進める上では考課をクリアする上で何が必要なのか見極めてクリアしていく必要があります。

まずはワンランク上の賃貸を探し、ワンランク上の生活を考えます。また内見などを行い実は手が届く範囲と考える事で自分の渇望感を強くしていきます。

『キングダム』でも王騎将軍が信に放った一言「これが大将軍の見る景色ですよ。」にある意味通ずる考え方だと思いました。

■時は金なりならぬ命なり

時は金なりという金言があります。時間は金と同等のものもしくはそれ以上という意味合いがありますが、
筆者自身は命と同等と説いています。

確かに時間さえあれば…どんな凡人でも何かしらの資格や特技は作れると思います。
イチローなどは1万時間の練習でようやくプロの力が手に入ると考えています。
1万時間は途方もない時間ですが、前述の継続する人が少ないからこそプロの道も険しいと考えられます。

時間は有限で今一刻で命を削ってるという中で、果たして今自分がしている事に意味があるのか?考える必要があります。
例えば帰宅して疲れたからとスマホを触る、そこから動画を観る行為。
僕は娯楽の1つと考えていましたが、今思えば1つも記録にならないその場を過ごすだけの行為でした。
観る動画も例えば職に関することや仕事に関する事であればまだ良いですが、そういう訳では無いので実は無駄な時間を過ごしてしまっていました。
上記の様に時は命なりという思考を持つと自分の起こす行動が「本当に必要か?」を考える事ができます。
すると優先度も自然と上がる、下がるします。
何事も取り組む前に意味を持たせる事が大切になります。

筆者はポモドーロ・テクニックで時間を使っている様です。25分はタスク処理、5分は休憩です。
休憩中はスマホなどは触らずという事です。
これは人間の集中力がもって30分という考えに起因しています。
私の場合タスクを処理しているといつの間にか1時間…なんて事もあったのですが、
行動計画表が30分刻みなのは人間の集中力に則っているからだと思いました。
であるならば、30分ごとに行動計画を刻むのは意味があるなと思います。
これは即実践し、タスク処理の練度を上げていきます。

■自分の挑戦を向き不向きで決めない

僕もそうですが多くの人はやりたくないこと=自分にとった不向きな事にします。
僕で言えば寿司打は「指が不器用だから。」と諦めている節がありました。
今も苦手で完走6秒はまだまだですが、それでも
瞬間的に6秒達成した経験があります。
苦手な事に対して目標を達成した瞬間でした。

ですが不向きな事へ向き合えたのは1つの思いがあったからです。
それは「タイピングが早まればメール・チャットもさっさと返せる」というものでした。
これをやれば、こうなると明確に先が見えていた事です。
実感はないですが、長い先方からのチャットや僕達にとっては当たり前の質問系のメールもささっと返せる様になりました。

つまり向き・不向きは結果を産むのに関係なくやりたいならやれば結果は出せるのです。
逆も然り、向きだけにフォーカスしてやりたい事をしていては役に立たないでしょう。
重要なのは、やりたい、やらないこと、向き不向きを考えた自分の時間設計になります。

■まとめ

本書を通して記載があったのは、続けること、誰よりも早く取り組む事の2点でした。

その中で続けられない理由を見ていくと、大抵の人は諦めてしまうからと記載があります。

ただ、続けられない人が殆どなのだから再スタートすれば良いと書かれています。
正にリスティングプラスで多くの方が仰っている事だと思います。

また本書を読んでみて、継続するにあたっての障害が日常には多くあります。
スマホが殆どの元凶ですが…と考えた際に正に今の自分のしている行為は先に繋がるのか?と問うことで、行動の抑制ができるかもしれません。
時は命なりの考えを持ったので、これまでよりも無駄なダラダラ時間は減らすように心がけます。

また最後に自分が継続する、しようとしている事は仮に途切れかけても首の皮1枚を繋げる気持ちで継続しようと思います。

再スタートの際に、駆け出しでつまづかないようにするよう意識し、また簡単に物事を始める辞めないをする様にします。

■TO DO

・タスク処理はポモドーロ・テクニックを用いて30分刻みで実行

・物事の取り組むをすぐ辞めない。直近Twitterでは細々しっかりツイートとフォロー増やす動きをする

・取り組む際には渇望感を意識し、より上を目指せるようにモチベーションを上げる




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