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回収率が20%上がる!馬券の買い方【競馬】

・馬券の買い方を変える

 競馬を楽しむ上で、馬券の買い方を悩んだ事がある方は多いと思います。単勝?保険の複勝?バランスの良い馬連や三連複?一発狙って三連単?・・・などなど、人それぞれの好みの馬券があり、ある程度ルールを決めて買っておられるかと思います。

 しかし、稼ぐという観点において馬券を考えてみると、大多数の人が馬券の買い方で損をしてしまっています。これは過去データ検証をする上でわかったことです。

 その買い方、この機会に一度見直してみませんか?

・予想は同じ、買い方を変える

 馬の予想は、人それぞれ軸となっている予想方法があると思います。ご自身の予想方法から導かれた馬を馬券という形にする必要があります。馬券で勝つには、美味しい馬、つまり馬券妙味のある馬をまず選び抜き、その上で無駄の少ない妙味のある馬券に変換しなければなりません。
 そこで多くの人が間違えてしまっています。私は、メディアやSNSで人の購入した馬券を目にすることが多くありますが、予想は良いのに儲かる馬券の形に出来ていない人を多く目にしています。あまりにも勿体ない。馬券にするにはいくつかのコツがあります。今回の記事は、その方法のご紹介です。

・誰にでも実践できる


 読んでいただければ納得していただけると思いますが、難しい馬券理論ではありません。気付きさえすれば、誰にでも今週から実践できる内容になっています。そんな簡単なことで本当に変わるの?と疑われるレベルかもしれませんが、現実はそんなもんです。
 馬券の買い方というのは、料理で例えると、食材を「調理する」部分になります。いかに良い食材を使おうとも、調理が下手くそであれば、出来上がる料理は台無しです。「正しい手順で調理をすれば、誰でも同じようにできる」、これを再現性があると言います。馬券の買い方は、原理原則に則りルールを決めてやれば、誰がやっても同じようにできます。この方法論には、再現性があります。

・20年以上、人々は間違い続けている


 この馬券の買い方は、大衆が間違い続ける限りは使い続けられます。そして、おそらく今後も正されることは無いでしょう。馬の能力評価ですら10年以上も同じような傾向が続いています。人は、同じように間違い続けるのです。

 多くの人が、同じように買うために、損をする買い方になっています。もしかしたら知らず知らずの内に、大勢に流されてしまっているかもしれません。人の裏に道はあります。馬券も同じです。

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※第1章~第4章まで無料公開しています。

当コンテンツにおける文章・画像は一切外に出さないようにお願いします。発見した際には、法的措置を取らせていただきます。

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以下、本編になります。

・儲かる買い方と損する買い方


 まず、質問ですが、単勝1番人気の馬の単勝や複勝は儲かると思いますか?この質問には、多くの方がNOと答えられると思います。何故なら、配当が安いので、馬券に妙味が無いということが明らかだからです。
 では、馬連で1番人気を軸にして、流す馬券は儲かりますか?この質問にも、NOと答えられる方は多いでしょうか。実際に、そういう馬券をよく買ってる方もいらっしゃるかなと思います。
 では、三連複で1番人気を軸にして、流す馬券やフォーメーションはどうでしょうか?これには、YESと答えられる方も多いかもしれません。

 実は、今の3つの質問、全てが「儲からない」馬券の買い方となります。人気サイドの馬を軸にして馬連やワイド、三連複等を購入すると、3着以内にくる確率はかなり高いため、よく当たります。しかし、回収率は良くても95%くらいまでしか上がりません。それ以上を目指す事が難しいのです。

 「まずは、当てる事が大事。配当じゃない。」この言葉は、明確に誤りです。大事なのは、「期待値を稼ぐ事」です。この意味がご理解できる方は、次のステップに進めます。

 儲かる買い方とは、ズバリ「期待値がプラスになる買い方」の事です。損する買い方とは、「期待値がマイナスになる買い方」の事です。長期的な目線で、回収率をプラスにするには、期待値をプラスにしなければなりません。その上で、期待値がマイナスになる買い方は排除しなければなりません。では、期待値がマイナスになる買い方とはどういうパターンでしょうか?結論から言います。

 損する買い方とは、「人気サイドの馬券を買う事」です。これがどういう意味なのか、後に解説していきます。決して、人気馬を一切買うなと言っているわけではないので、早とちりはしないでくださいね。

・印は3種類あればいい


 よく、競馬新聞の紙面などにたくさん印があったりするじゃないですか。実際にあの量の印を使いこなしている人っているのでしょうか?私が提唱する馬券の買い方では、印は3種類あれば十分です。◎○△の3種とします。

 ◎本命馬:妙味のある馬を選ぶ。いないレースは見送り。(1頭)

 ○相手馬:好走確率の特に高い馬を選ぶ。人気馬でもいい。(1~3頭)

 △ヒモ馬:好走確率の高そうな馬を選ぶ。(頭数÷2+1頭くらいまで)

・予想について


 ◎本命馬は、必ず馬券妙味のありそうな馬を1頭だけ選んでください。その馬を軸にして馬券の構成を考える事になります。
 ○相手馬は、人気馬でもいいので、好走確率が最上位だと思う馬を最大で3頭まで選んでください。
 △ヒモ馬は、ひょっとすると走るかもと思われる穴馬まで、選んでください。頭数÷2+1頭が目安です。(16頭立てなら、16頭÷2+1=9頭)

 後で、この印を基に馬券の組み方を解説します。

 予想の際に、注意しなければいけないことがあります。それは、プロセスを守るということです。プロセスとは、どういうものかというと、以下の図のようになります。

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予想方法は何でも構いませんが、いずれにせよ、予想で馬を決めて→オッズを確認するというプロセスは「必ず」守ってください。このプロセスを守らなければ、オッズに流されてしまい、予想が濁ってしまいます。超重要ポイントです。

・券種分類について


ここからが馬券の組み立て方の肝の部分になります。以下の分類を考慮せずに馬券を購入すると誤った馬券の買い方に繋がります。失敗しないためには、まず馬券を知ることです。

 馬券を組み立てる上で、券種を「単系」「連系」「複系」として分類します。

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 次に、それぞれの使いどころを解説します。

・券種の選択方法


 ここからが、儲かる馬券と損する馬券を分かつポイントになります。

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