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クノールのアジアンカップヌードルを食べてみた

唐突だが先日我が家の排水管が詰まってキッチンが使えなくなった。すぐに修理屋さんが来れないらしいので、週末は料理せずに普段あんまり食べないカップヌードルを食べてみることにした。

アジア食品店に行けば馴染みの日本のカップヌードルもあるのだが、せっかくなのでこちらのスーパーで売っているものに挑戦してみた。今回選んだのはスープで有名なクノールから出ているアジアンカップヌードル。今のところ見つけたのは3種類で、ベトナムビーフフォー、タイレッドカレー、そして日本の味噌汁である。

こちらはベトナムビーフフォー。見た感じとても再現性が高い。

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こちらはタイのレッドカレー。美味しそう。

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本場の味がわからないので何とも評価しづらいが、少なくとも自分が今まで食べたベトナムフォーやタイカレーとかなり近い味がして驚いた。強いていえばタイカレーはあまり辛くないのだが、辛くしたら食べれない人が多いのでこんなものだと思う。なんてことない普通のスーパーにこんなものが売っているなんて、アジア料理もすごく市民権を得ているのだなぁとしみじみ感じる。

ちなみに容器は薄いプラスチックのコップを硬めの紙で支えて形状を保っている。食べ終わったら紙の部分を外して、紙とプラスチックゴミとして簡単に分別して捨てられるようになっている(日本でもあるのかわからないが、こちらだとよく見かける仕様だと思う)。

さて日本人として一番気になったのが味噌汁ヌードルである。

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見た感じは味噌汁の中にフォーが入っている感じである。味噌汁に麺を入れるのが個人的には変な気もするが、別に合わないこともないと思うのでちょっと楽しみである。

味はというと、味噌汁と言われればそうかもしれないがちょっとよくわからない。インスタント食品の汁という感じで、あまり味噌っぽさはない気もする…が美味しいのでこれはこれでありな気がする。それより気になるのがネギの様に散らばっている葉っぱがパクチーであることだ。これによって味噌汁ではないどこか東南アジアの香りがするスープへと変化している。私はパクチーが好きなのでこれはこれで美味しいと思ったが、味噌汁が飲めると思って買おうとしている人は要注意。

こういう感じで異国にある日本やアジアの料理を試してみると、その国の解釈(?)的なものが感じられて面白いように思う。味噌汁にパクチーとか緑茶にレモンと砂糖を入れる人をみてギョッとしたことは何度もあるが、逆にこちらもピザにパイナップルを乗せてみたりしているので、おいしければ何でもいい気もする(ピザにパイナップルを始めたのはアメリカ人かもしれないが)。