同じものでも感じ方は人それぞれ
同じ風景を見ても、
同じ歌を聴いても、
同じ物語を読んでも、
同じ映画を見ても、
人それぞれに感想が違う。
心動かされるポイントも誓う。
解釈も違う。
同じ場所に出かけたのに、友人の印象に残ったものと私のそれとが全く違うことはよくある。
あそこのあれが素敵だったよね、と言っても「そんなのあったっけ?」となることだって、よくある。
感じ方は人それぞれ。
それはごく当たり前のこと。
だから一般的なレビューはあまり参考にならないと、私は思っている。
ただし、私の好みを知っている人や、感性が似ている人のレビューは別だ。
そういう人たちのレビューは参考になるし、おすすめはハズレがない。
また、感じ方って年齢によっても違ってくる。
たとえば若い頃なら「遠距離恋愛になっちゃう恋人たちの歌」に思えたものが、今は「独り立ちする娘を思う父親の歌」に思えるし、
「僕らみんないつか旅立つ時がくる」なんて歌詞だと、10代の頃ならきっと進学や就職など、未来へ向けた旅立ちに思えただろうけど、今はあの世への旅立ちにしか聞こえないもんな。
感じ方や考え方は、けっこう流動的なんだよね。
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