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株式会社アクティブ・ワーク 新オフィスルームツアー(コミュニケーションフロア)

株式会社アクティブ・ワーク(以下、当社)では、開発拠点である開発センターの2フロアをリニューアルしました。

本記事では、コミュニケーションフロアのレイアウトと設備をご紹介します。


従来のフロア

従来のフロアの座席表

従来のフロアは座席が48席あり、1人1席の固定席で整然と座席とモニターやパソコンが並んでいる空間でした。

新型コロナ流行以前は、客先常駐している社員以外は全員が出社し、ほぼ全席が毎日埋まっている状態でした。新型コロナ流行のタイミングで原則リモートワークの勤務に切り替え、現在も新しい働き方の一つとして多くの社員がリモートワークで日々従事しています。

すると、従来のように1人1席の固定席を設けても座席の稼働率が非常に低い状態になりました。また、最近ではZoomやTeamsなどを用いたオンラインミーティングの機会も非常に多くなり、従来の設備では今の時代の働き方に合わないという課題もありました。

コミュニケーションフロアのコンセプト

従来の固定席をすべて撤去し、コミュニケーションに特化したフロアとしました。新型コロナ流行以前は、客先常駐者を除くほぼすべての社員がオフィスに出社して従事していました。そういう環境では、常に誰かしらと顔を合わせる生活のため、自然とコミュニケーションが成り立っていました。

しかし、新型コロナ流行以降、当社でもリモートワークが一般的となり、ZoomやTeamsなどを用いてオンラインで会話をしていても、音声のみで実際に顔を合わせたことがない、同じ部署やチームに所属していても実際会ったことはない、といったコミュニケーション上の課題が浮き彫りになりました。

今回のオフィスリニューアルのテーマは「出社したくなるオフィス」ということもあり、コミニケーションフロアでは従来のオフィスのイメージを一新するフロアとしました。

コミュニケーションフロアの各スペース

オープンスペース

今回のオフィスリニューアルの目玉の1つがこのオープンスペースです。
贅沢にフロアの大半のスペースをこのオープンスペースに割きました。また、このスペースは来客は想定しておらず、完全に社員のためのスペースとなります。

懇親会やイベント開催、ちょっとした雑談や休憩、気分を変えて仕事したい時など、様々なシーンでいろいろな用途に利用できるように設置しました。

会議室「空」

会議室は3つあり、この会議室は「空」と命名しています。
会議室の中で最も日当たりがよく、最も広い会議室です。

会議室「森」

会議室は3つあり、この会議室は「森」と命名しています。
この会議室は木材を利用した装飾があり、柔らかい雰囲気をもった会議室です。

会議室「光」

会議室は3つあり、この会議室は「光」と命名しています。
この会議室は間接照明を利用した装飾があり、オシャレな雰囲気をもった会議室です。

ロッカースペース

従来のオフィスでは個人用の固定席と袖机が割り当てられていましたが、今回のリニューアルに合わせて、各社員には個人用ロッカーを割り当てました。

この空間はまさにロッカースペースという空間です。

縁側

コミュニケーションフロアにはテラスがあり、自由に出入りすることができます。会議室を設置する都合上、生まれてしまったデッドスペースですが、あえてここにソファーを置くことで縁側としています。

こちらのスペースは他のスペースからは完全に隔絶された空間になっており、ちょっとゆっくりしたい、ちょっとボーっとしたいといった、1人になりたい瞬間にピッタリの設備となっています。

役員のおごり自販機

フロア内に自動販売機を設置するプランは早い段階から検討はしていたのですが、ただの自動販売機では「出社したくなる」という面で社員にアプローチすることはできないと考えていました。
そんな時、オフィスリニューアル検討チームの若手社員がこの「社長のおごり自販機」を提案してくれ、これだ!ということで導入を決定しました。

この自動販売機は、社員2人がカードをかざすことで商品が無料になるもののです。実際に出社している社員には非常に好評であり、普段あまり出社していない社員からも「役員のおごり自販機があるなら出社してみようと思う」という声も挙がり、「出社したくなる」ということに一役買っています。

喫煙ブース

当社では喫煙者の割合が高く、喫煙設備は優先度の高い設備でした。
しかし、いわゆる喫煙室を設置するスペースはなく、また喫煙室の掃除やメンテナンスといった手間も無視はできない要素です。

今回導入したのが、クリーンエア・スカンジナビア株式会社が販売する喫煙ブースです。この喫煙ブースをあえて、オープンスペースに隣接する形で設置することで、喫煙者と非喫煙者が同じ空間に滞在するということを重視しました。

施工会社様

今回、オフィスのリニューアルにあたりご協力いただいた会社は株式会社オフィスバスターズ様です。
オフィスリニューアルにあたり、頭を悩ませたこととしてオープンスペースの具体的なイメージが湧かないということがありました。漠然と「コミュニケーション・オシャレ」というキーワードはあったのですが、具体的にどういうデザインにすればいいのか、どのような什器を配置すればいいのかは我々だけでは考えることができませんでした。
オフィスバスターズ様は、漠然としたイメージを丁寧にヒアリングしてくださり、細かな点まで親身になって提案してくれました。

当社について

創業30余年、Web技術、スマートデバイス向け技術を駆使したアプリケーション開発を得意とし、ビジネスモデルの構築から、要件定義、設計、開発、保守・運用に至る全工程を対応します。
様々な業界で活躍できる高い技術力を最大の強みとする知的集団です。

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