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ロボット向け垂直統合型AI基盤モデル【2025年01月13日 #7】

アクティ部のニュースレターでは、ものづくりやロボティクスに関するニュースや最新の技術トレンドに関する情報をお届けします。

CES

今週は、ラスベガスで開催されたCES 2025に合わせて、出展企業が発表した製品や技術をまとめました。ぜひご覧ください!

🗞️ This Week in Robotics

1. Ambi Robotics Deploys PRIME-1: The First Vertically-Integrated AI Foundation Model for Warehouse Robots

Ambi Roboticsは、倉庫ロボットのための垂直統合型AI基盤モデル「PRIME-1」を発表しました。

このモデルは、全米の倉庫で稼働しているロボットのフリート全体で、150k時間以上にわたる2,000万枚の実際の画像で学習されています。3D認識、パッケージピッキング、品質管理のパフォーマンス向上が見込めるようです。

💰 資金調達ニュース

1. RoboForce Secures $10XM Seed Funding for AI-Powered Robots to Address Critical Labor Shortages

RoboForceは、$10Mドルのシード資金を調達しました。ノーベル賞受賞者のMyron Scholesや、ソフトバンクVC共同設立者のGary Rieschelなどが参加しています。

開発しているロボット「RF-04」は、太陽光発電プロジェクトの過酷な条件下で働く労働者に代わり、ピッキング・配置・プレス・ねじり・接続などの細かい作業を1mmの精度で行うことができます。

Image: RoboForce HP

2. Serve Robotics Secures $86 Million in New Financing in December, Solidifying Liquidity Position to Transform Last-Mile Delivery

Serve Roboticsは、$86Mドルの資金調達を行いました。2021年にUberからスピンアウトし、ラストワンマイルの自律型配送ロボットを開発しています。

Image: Serve Robotics HP

3. Xocean raises $119M to capture ocean data with uncrewed surface vessels

Xoceanは、$119Mドル調達したことを発表しました。S2G Ventures、Climate Investment、Morgan Stanleyの1GTファンドなどが参加しています。

長期間沖合に留まることができる遠隔操作型の無人水上車両(USV)を開発していて、高解像度の水深や海底地形・地下堆積層や地質構造データを衛星を経由して陸に送信します。

4. Infinite Reality Raises $3 Billion; Moves Valuation to $12.25 Billion

Infinite Realityは、個人投資家から$30Bドルの資金を調達しました。没入型3Dウェブを作成するためのノーコードツール「iR Studio」を開発しています。


次号もお楽しみに!
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