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一生懸命の落とし穴

一生懸命にやっているのに
なぜかうまくいかない人へ

一生懸命に頑張ることが

周りのモチベーションを

逆に下げてしまう



そんな経験をしたことは

ありませんか?



「仕事は一生懸命やるものでしょ」

「評価も生産効率も上げなきゃ」



そう思って疑わない私でした



それは仕事だけにとどまらず



趣味においても

どんな場所でも



常に一生懸命



一生懸命は最高❗️

カッコいい❗️

それが美徳だと思って

疑いもしませんでした

ところが…

それは
間違っているのかも…



そんなことに気づいたのは

私より一生懸命で

しかも

仕事のできる人に
出会ったことからでした



その人は

いつも手を抜かず

スピードと効率が第一で

人の仕事まで

取ってしまうような勢いで

バリバリと仕事をこなす


上司からは一目置かれていて

職場ではなくてはならない存在



でも

すごく空気がピリピリする感じで

少しのミスも許さない雰囲気を

醸し出していました



いつもより私が

頑張って仕事をこなしても

褒めるということはせず

またさらにそこに仕事を持ってくる



まさに仕事の鬼のような人

社内の誰もが

へとへとでしたが

誰も文句は言えません

だって

その人が一番

仕事量が多くて

大変なのがわかっているから…



私はそこまで

仕事ができる方ではありませんが



似たような勢いで

バリバリやっていたことは

あります





今思うと

冷汗が出ます…



もしかすると

みんなを

うんざりさせていたかもしれません



本当に大切なのは

全体とのバランス



周囲とのバランスをまるで考えず



自分だけ突っ走ることの危険性



そこにはまったく

気づかずにいました


本当に仕事ができる人というのは



周りの人も巻き込んで

楽しくいつの間にか

頑張らせてしまうような人



自分だけで猪突猛進するのは

自己満足ではないかと

今はそんな価値観を持っています


他の例をあげると

趣味だったジャズダンスが

楽しくて仕方なかった頃


友達に言われた言葉は

「楽しいからって

楽しいばかりでやっちゃ

だめだよ❗️」


その時は意味がわからず

ムッとした私


せっかくの楽しい気分が

台無しにされたように思いました


でも結局

楽しくて夢中でやった挙げ句

行き過ぎた言動で

先輩と分裂


理解してもらえずに

結局はやめた経験があります


「あなたはまっすぐ過ぎる」

と言われました


私のことをよく理解してくれた

先輩の言葉でしたが

一生懸命って

実は怖いことなんです


目の前のことしか

見えていなかったり

人の気持ちを

まったく無視していたり

独断で動いてしまったり…


見えていないんですね

周りのことが…


一生懸命は

元々は一所懸命


語源は

武士が先祖伝来の所領を

命懸けで守ったことに由来し

切羽詰まった状態にも

使われました


今とはちょっと

使われ方は違いますが

自分の居場所や立場を守るために

必死になり過ぎると

結局は和を乱してしまう


そういうことかなと

今では思います


そういう意味では

「一生懸命」も

「夢中」も

同じかもしれません


夢を追いかけるのは

とても素敵なことだけど

夢を叶えるには

現実化させる必要があります


それには

周りの協力も必要だし

現状をしっかり分析した

冷静な判断力も必要です


夢を見ながら

客観視もできる

そして

行動にも落とし込める

そんな力が必要です


一生懸命の落とし穴

ちょっと自分に合わせて

考えてみてください

サポートしていただけたらとても嬉しいです!文章を書くことがこの上なく大好きな私のために、どうかチャンスをください!