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専門外の分野でエンジニア長期インターンする理系院生ーー秘密計算エンジニアとして活躍する堀内颯太さんに聞く!

秘密計算の会社で働く人とはどういう人なのだろうかーー。

Acompany編集部では、Acompanyで働く”ひと”を紹介する連載企画「What are the people at Acompany like?」を連載。第6回目となる今回は、専門外の分野ながら秘密計算エンジニアとしてAcompanyで活躍する堀内さんに、大学院とインターンを両立する秘訣について聞いた。

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堀内颯太
名古屋大学 情報学研究科 知能システム学専攻 修士1年
好きでも嫌いでもないものはハンガー

※こちらの記事は2022年2月21日に公開しており、記載されている情報が異なる場合がございます。

プログラミングを始めたきっかけを教えて下さい。

プログラミングに初めて触れたのは大学の授業です。大学に入ってから、簡単なゲームを作る授業などがあって、少しずつプログラミングに慣れていきました。ただ、当時はあまりプログラミング自体への興味があまり無く、他のエンジニアの人のように、授業外でプログラミングをすることはほとんどなかったです。

そこから、授業以外でもプログラミングをするようになったのは、大学2年生の秋以降です。友人に「競技プログラミング(競プロ)」のサークルに誘われたことがきっかけでした。そこのサークルで初めて競プロに触れて、面白さを知り、どんどんとハマっていきました。競プロにハマり過ぎて、プライベートの時間では足りず、大学の授業中でも構わず競プロをやっていました。(苦笑い)

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そんな生活を続けて1年と9ヶ月が過ぎる頃には、初心者からAtCoderで青色になっていました。(編集注:青色を持つ人は全体の上位数%とされており、どれだけやってもたどり着けない人も多いと言われる)

サークルでやる競プロと、大学の授業でやるプログラミングは少し違ったものなのですが、競プロにハマったことをきっかけに、授業でやっているプログラミングの面白さにも気付けるようになりました。その頃から少しずつ、授業外で競プロ以外のプログラミングに触れる時間が増えていきました。

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TVを使って作業する堀内さん

今の研究室に入った理由を教えて下さい。

大学院では、「対話システムの研究」をしてます。SiriとかAlexaのような人と喋る人工知能が、どのようにすればうまく喋ることができるかの研究を行なっています。

学部4年で研究室に配属された時から、今大学院で通っているところと同じ研究室に所属しています。対話システムの研究を選んだ理由は主に2つあります。

1つ目は、人と人とのコミュニケーションに強い関心があったから、という理由です。もともと、お笑い芸人の方の喋りを聞いたり、自分が何か話して人を笑わせたりすることが好きでした。対話システムの研究を通して、人間同士の対話を学びたいという気持ちがありました。

2つ目は、何かに挑戦したい、という気持ちがあったからです。今いる研究室は配属された年に新設された研究室で、先輩が全くいない状態でした。研究をするときに親身に相談に乗ってくれる先輩がいない研究室は、研究をするうえでかなり困難な環境です。

一方で、研究室の文化を一から作っていけるのでやりがいを感じられるのではと考え、そんな研究室に行き、圧倒的成長をしようと考えました。(笑)

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Acompanyでインターンを始めたきっかけを教えて下さい。

Acompanyでインターンを始めたのは、大学4年生の10月からです。インターンを始める前から、Acompanyという会社の存在自体は知っていました。大学1年生の頃からの友人である、田中くんと米山くんが、自分より先にAcompanyでインターンをしていたからです。2人から、Acompanyという会社のこと、その会社がエンジニアを募集していること、などを聞いていました。

就活のためにも、インターンをしたいという思いは以前からあったので、大学院の入試が終わって時間に都合がつくようになったタイミングで、Acompanyに連絡をとることにしました。

インターンを申し込んだ時点ではAcompanyの取り組んでいる領域への知識はほとんど無かったです。それでも新しい分野に挑もうとしている会社に入り、自分の知らないことに挑戦したいという気持ちが強くあったので、Acompanyでインターンすることを決めました。

専門分野とは違う分野で働くにあたって困ったことを教えて下さい。

先程も言った通り、インターンを始めるまでは、秘密計算について全く知らない状態でした。ただ、人間が考え出したものである技術を人間である自分が理解できないことなど無いだろう、というスタンスだったので、知識が無いことについての不安は全くありませんでした。(笑)

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実際に、Acompanyで働き始めてからも、分からないことは人に聞けばいいと考えて、周囲の人に何でも聞きまくっていたので、知識の面で困ったことはなかったです。

大学院とインターンの両立について教えて下さい。

今は、1日5時間を週5日で働いています。大学院では学部のときと比べて、授業がたくさんあって忙しいというようなことはありません。そういった点では大学院とインターンの両立はしやすいです。ただ、自分の研究次第では学部のときより忙しくなる期間もあるので、時間の管理という点では難しいです。

Acompanyでは、自由な働き方をさせてもらえるので、大学院に入っても継続して働くことができています。研究の都合に合わせて勤務時間を変えながら、比較的柔軟に働いています。

どんな人と一緒に働きたいですか。

しっかりと人間として他者とコミュニケーションがとれる人であれば誰でもいいですね。AcompanyのValueである、"Be Cool" にも通ずるところがあるんですが、他者を思いやることができる人とも言えます。

例えば、他人とのコミュニケーションのなかで失言をしてしまったとしても、自分の言動に責任を持って、後からフォローアップできるような人がいいです。そんな人と一緒に働きたいと思います。

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読んでいる人に最後に何か一言どうぞ。

行動することを大切にしてください。今まで20年と少し生きてきて、もっと行動力があればと思ったことが何度もあります。もし、今この記事を読んでいるひとのなかで、少しでも何かしたいという気持ちがあれば是非挑戦してみてください。

特に、ちょっとでもAcompanyに興味を持った人がいれば、Meetyを使ったカジュアル面談でいろんな話を聞けるので、ぜひ行動して見てください。

インターン自体に興味がある人でも、インターンする気は無いけどAcompanyには興味があるといった人でも、どんな人でも歓迎してます。

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腕を組んで語る堀内さん


採用情報

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編集後記

人を笑わせることが好きで対話システムの研究を選んだ堀内さんは、一緒に働く人を笑わせることにも長けている。ある日唐突に、オフィスにあるTVをPCモニターとして使いだしたときはその場の全員が笑顔になったそう。日常会話でも唐突に小ボケを挟んでくるので、常にツッコミの用意をしなければいけない。(山崎)

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