見出し画像

洋上風力発電のスケールがヤバい なんと直径231メートル!

神戸沖には設置することはないと思うけど、日本でも再生可能エネルギーを作り出すために設置されまくる計画の洋上風力発電。

下の図はエネルギー庁のホームページから持ってきたものですが、日本の風力のポテンシャルが東北や九州に集中しているのが分かりますね。

画像1

現在日本にある風力発電のイメージってこんなですよね。

画像2

ちなみにこれは2010年に茨城県神栖市の鹿島港南海浜地区の沖合いに誕生した日本初の本格的洋上風力発電所です。発電出力は、1基で2,000kW(2MW)。7基あるので総出力は14,000kW(14MW)で、約7,000世帯の年間使用電力量をまかなえるようです。

大きさは、柱の高さが60mで羽1枚の長さが40m、つまり直径80mの風車です。でけ~って思いますよね。

ところがどっこい、世界はでかい!
今後投入予定ということだがヴェリタスの最新の風力発電機はなんと15,000kW(15MW)。上記茨城県の7基分を1基で賄ってしまう大きさ。

羽の長さが115.5m、つまり直径231mだ。

どのくらいでかいかってのは下の図を見ればよくわかる
高さは260mほどに達し、宇宙戦艦ヤマトの全長(266m)くらい!っていっても分からないだろうから、六本木ヒルズの高さ(270m)くらいです。

画像3

参照:「GE REPORTS JAPAN > 大きいことはいいことだ ― GE、世界最大の洋上風力向け風力タービンを発表」

面積は115.5×115.5×3.14≒41,888㎡なので甲子園球場とか東京ドームの野球グランドの4倍くらいの大きさだ。こりゃとんでもないデカさだな。

画像4

参照:「甲子園球場の大きさ(東京ドームとの比較)

こういった大型の洋上風力発電が日本に導入される日はいつになるのかな~。そして調達価格が火力発電と戦えるようになれば再生可能エネルギーの取り組みはぐっと進む気がするね~。


サポートいただいた時は、NPO、アスミーの活動やアートプロジェクトのために使わせていただきます。