見出し画像

【WORKS】植栽劇 「火の鳥」 (2018)

植栽設計:太田敦雄、松島哲雄 / ACID NATURE 乙庭
場  所:国営武蔵丘陵森林公園 (埼玉県滑川町)
用  途:期間限定 展示ガーデン
竣  工:2018.3

国営武蔵丘陵森林公園 都市緑化植物園の2018春のガーデニング展「自然のチカラを集める!パワースポット花壇」の一角。古代ギリシャから唱えられてきた自然界の4元素、地・水・火・風をテーマに、植物園前にある4区画のガーデンで、4組のデザイナーが、それぞれ与えられたテーマを表現する、という企画。

ACID NATURE 乙庭が担当したのは「火」のエリア。世界各地の伝承にも多く登場する火と再生復活の題材「火の鳥」をモチーフに、会期中に成長変化していく植物が演じるオリジナルストーリーの植栽劇を計画した。

火山大噴火後の世界。噴石に覆われ全てが焼き焦がされた大地。そこにも春は平等に訪れる。焦げた大地からはまた植物は芽吹き、風変わりな花を咲かせ、そして不思議な鳥が飛び去っていく。新しい命、新しい世界。

火山石や冬枯れ部分を火で炙り焦がした植物、嘴や翼や羽・怪鳥などを連想させる植物などを用いた「猛火に焼かれた後の生命の復活劇」をメタファーとして、与えられたテーマである「火を表現している。


植栽劇 「火の鳥」 制作ドキュメント記事 まとめ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?