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環境をデザインする

このnote(マガジン)はウイリアム・グラッサー・インターナショナルの世界共通の公式トレーニングプログラム“基礎プラクティカム”“上級プラクティカム”を担当する講師「PS(プラクティカムスーパーバイザー)」を目指す過程を綴っている個人的な記録です。

「一度は生で講演を聴きたい!」と願っていた方と、好きな作家さんが同時に登壇するという私にとってミラクルなイベントがありまして、行ってきました。

はじめまして。今までの人生で交わることのなかった京都大学~

京都大学創立125周年記念特別シンポジウム!

小説家の平野啓一郎さんと建築家の安藤忠雄さん目当て

申込み多数のため抽選だったのですが、京都大学から

【京都大学・当選通知】~

という件名のメールが来たときは、まるで京都大学に合格したようで高揚しました。
今年は、参加したかった2つの講習に書類選考で落ちたので、「当選」という文字に感慨ひとしおでございました。


平野さんをはじめて知ったのは7年前。
こちらの書籍で知りました。

「個人」は、分割することの出来ない一人の人間であり、その中心には、たった一つの「本当の自分」が存在し、さまざまな仮面(ペルソナ)を使い分けて、社会生活を営むものと考えられています。
これに対し、「分人」は、対人関係ごと、環境ごとに分化した、異なる人格のことです。中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、それら複数の人格すべてを「本当の自分」だと捉えます。この考え方を「分人主義」と呼びます。

分人主義(https://dividualism.k-hirano.com/


自分にはこの考え方がしっくりきて「うんうんうんうんうんうん・・・」とむさぼり読み、Twitterをフォロー。

・・・・・。
そのあとは本読まへんのかーい!

読みました、読みました。
映画の方を先に観ましたけど、
どっちも良かった。

ここからわたしは、何があっても走らない女洋子(石田ゆり子)に憧れを抱いたのであった・・・。

愛するが故の行動もまた人それぞれ。
いろんな視点を与えてもらえます。

今回の平野さんの講演テーマは「人間と環境」
「人は環境によって人格も変わるのでは」投げかけられる問い、
そして、御本人から分人についての話を聴けて、
しかも!しかも!
声がいい声だったー。
ずっと聴いてたい声!
声フェチミーハーですみません。
ちなみに“いい声”というのは、おかけんたさんの“ええ声~”の方ではない声です。

今はこの本を読んでいます。
映画が11月18日に公開するので、観に行くまでに読み終えられるかな。

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お次は安藤忠雄さんの講演です。

安藤忠雄さんは御年81歳。

人生において大切なものは「体力」「好奇心」という安藤さん。
パワフルでユーモアあふれる45分の講演。10回は声出して笑いました。

安藤さんは、2度のがんを経験して5つの臓器がないそうですが、臓器なくなってからの方が海外でのコンペに通る確率が高まったそうです。
それは
「5つも臓器ないのに元気でいるなんて!とてつもなく縁起がいい人だ!」ということで発注されるらしいです。
「人生暗いこともあれば明るいこともありますわな~」
と笑っておられました。

安藤さんは京都大学の学生に返済不要の奨学金「京都大学安藤忠雄国際奨学金」を創設しています。

その他にも、「カーネギーほどはできへんけど子どもたちに図書館をつくりたい」とこどもほんの森を寄付されています。

大阪だけじゃなく、岩手と兵庫にも。

こどもたちに残していく。
わたしたちもまた先代から残してもらったものに生かされているのですね。

グラッサー博士も残してくださっています。

彼には実践的な手順があり、現実に実行されると必ず大きな成果を出す。彼は、あくまでも子どもたちを助けることに専心する。

「ウィリアム・グラッサー~選択理論への歩み~」P348

そして本を読むことについても。

「子どもによい本を読んであげることにまさる時間の使い方はない。このような努力は、「あきらめろ、できっこない、あるいは、うまくできるはずがない」という姿勢にうち勝つ最強の武器である。」

「あなたの子どもが学校生活で必ず成功する法」P248

こどもたちに、楽しんでいる私たち(大人)の姿を見てもらうこともまた、良い影響となるかもしれないですねー。

エンジョイ!!

そして。。。
なんだか楽しげな大人たちが集まっておられます。

パワフルな選択理論心理士のお仲間のみなさまが立ち上げるNPO法人

世界中の子どもたちが生まれてきてよかった!と思える社会へ!

NPO法人ユニーク(仮)
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希望が持てる環境(社会)は大人の役割ですね。


11月の児童虐待防止月間
NPO法人日本こども支援協会でも新しい取り組みを企画しています。

「児童虐待のない社会のために私たちは歩く」のコンセプトのもと、
11月の児童虐待防止月間中、歩くことで児童虐待防止に取り組む団体へ寄付を届ける企画です。
歩くことが自分の健康と社会課題の解決につながります。

そして、幸せな人がふえていきますように。

人が自分や他人に対して寛容であれば、幸せになる可能性は高い

「15人が選んだ幸せの道」P168



それぞれができることを、えいえいおー!





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