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目立ちたがりで大変そう、と夫に思われていた話。

最近夫と話していて、
私は夫から以下のような人間だと思われていたことを知った。

  • 普通の人が選ぶべき道を選ばない。変わっている

  • 目立ちたがり

  • できないことまでしょい込んでわざわざ大変な思いをしている

夫がそう言うのは、
PTAや自治会の役員を嬉々として引き受けている
私の姿を見てのことであるようだ。

なんだか当たっているような気もしたが、
少し呆れられたように言われたことと、
目立ちたがりのせいで大変な思いをしているような言い方に
カチンと来てしまった。

変わっている、というのは
昔からよく言われていたし、自覚している部分もあったので
「私が王道を選ぶタイプだったらあなたとは結婚してないもんね」
という返しで、溜飲を下げた。少しだけ。

しかし…

「目立ちたがり」

このキーワードにどうにも反発心を抱いてしまう。
目立ちたがりが悪いことではないのだけど。

カチンときたのは、図星だからなのか、外れているからなのか。
自己分析がなかなかうまくいかず、モヤモヤする。

私がPTAや自治会の仕事を積極的に引き受けるのには
以下の理由から、と自分では思っている。

  • 自分を有効活用して人に貢献したい

  • 色々な経験で自分を成長させたい

  • 私はよそ者なので、地域の人たちとのコミュニティ形成や防犯上の対策にもなると思っている

などといろいろメリットを感じて、できる範囲のことをやろうと思っているだけだと反論した。

すると夫は、
「それはいいけど、アセルチコリンは“人からの評価”がないと怒るじゃないの」と。

えー・・・

そうかな。確かにそういう部分もあるけど、PTAや自治会役員についてはそれはないと思う・・・

「あっ、もしかして“おせち料理”のことを言ってるの?」

「いや、それはまた別の話だけど」
「じゃあそれ以外で私が称賛を求めてることって何?」

なんだか夫婦喧嘩の様相を呈してきた。
子ども達もその場にいたので、私はクールダウンに努めた。
(私えらいぞ!本当はそのままやり合いたかった。笑)

結局そうやって、落としどころを見つけたり、納得したりはできないまま、夫婦の行き違いが積もり積もる毎日。

そもそも理解しあえない人だ。
3人目の子どもが生まれてから、特にそれを感じるようになった。

どうにもしんどい時は、現実逃避のように、昔の彼氏たちが私にくれた言葉を思い出して自分を慰めることもある。
「アセルチコリンのそういう変わってるところすげー面白い」
「変なところが好き」

一体いつの話だよ、
もう20年も前の話だぜと思いながらも、
私らしさを理解してくれて、それを好きだと言ってくれた元カレたちが恋しい。

まぁ、数ヶ月や数年でフラれたりしているんだけどね・・・

結局、私は家庭内…特に夫婦関係においては『自分の有効活用』ができていないんだなと残念な気持ちになる。

私という人間像を正しく捉えてくれてなくて、
私にしかない良さを理解してくれている夫ではないことが、なんだか『私がもったいない』と思ってしまう。←ここらへんが厨二病こじらせ感

そして私も『この人のこういうところが良い』と夫に対して思えなくなっている。

自己啓発本や記事を読むと、こういう人は好かれない、魅力に欠ける、という内容にズバリ夫が当てはまってしまうといつも感じてしまう。

これは産後クライシスが長引いてるだけなのか、一生埋まらない夫婦の溝なのか。

それを考えたくなくて、仕事や夢に向かって突っ走ってしまうのかもしれない。


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