直近IPOの大化け株ココペリ(4167)の成長ペースを四半期で検証する
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直近IPOの大化け株ココペリ(4167)の成長ペースを四半期で検証する

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、12月はIPO繫忙期でしたが、その中でも最も目立った銘柄が、地銀・信金を通して中小企業向けビジネスマッチングサービス"Big Advance"を提供しているココペリ(4167)です。

市場が注目した理由として、定性面ではビジネスの独自性などはあるとして、定量面では成長率の高さ(21/3期売上高予想はyoy2倍超)だと思うので、KPIから一部推定ベースで積み上げて、四半期ベースで成長ペースを検証したいと思います。

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Big AdvanceがFY19(19/3期)に開始して、FY20(20/3期)Q1から本格的に立ち上がってきたので、グロースの初動という感じでかなりの高成長ですね。

順番としては、単価が取れる金融機関向けからマネタイズを開始して、それからOEM的に金融機関の取引先に効率よく(自社のセールス・マーケティングリソースは最小限で)リーチを広げていっている点がユニークです。

また、受託開発と異なりあくまで自社プロダクトの提案型ビジネスであり、横浜信金を巻き込んで共同で開発した経緯からもわかるように、ぱっと見のプロダクト自体の平凡性とは反して、比較的参入障壁は高いのではないかと思います。

一方で、足元の520億円という時価総額は、仮に22/3期も売上が倍になったとしてもEV/Revenue=30倍超という水準であり、倍々ペースを軽く織り込んでしまったようにも見えます。つまり、来期以降どれくらい伸びるんですか、マルチプルはどれくらいが適正ですか、EBITマージンはどれくらい出るモデルなんですか、という話になりそうですが、本稿とはまた別で考えたいと思います。

それでは!

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