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飲食経営について(BAR編):その2

こんにちは、今回はBAR経営に関して大事にしてきたことについて書いていただきます。
結論から申しますと、私が大事にしてきたのは一流のお店に感動することです。
頭の中にどんな感動の基準があるかで自分のお店のクオリティは変わっていき、他店舗との比べて自分とお店のクオリティが上がってきていると感じています。
BARを出すことになった時は、近所のBARにお召し上がりし、価格帯やサービス、お店の世界観を肌で感じながら、自分のお店のイメージを作っていくことが大事だと思います。

今回、5感で感じた新宿にある「BAR Benfiddich(ベンフィディック)」の魅力とオーナーさんについて書かせて頂きます。

新宿のビルの一角にある「BAR Benfiddich」は、その独特な雰囲気と高いクオリティで知られるバーです。ここでは、オリジナリティあふれるカクテルが提供されており、特にハーブやスパイスを使ったクラフトカクテルで高く評価されています。
ご自身でハーブも栽培をされており、ハーブ香りが他店さんと大きく違います。

BAR Benfiddichの功績

「BAR Benfiddich」は、数々の業界賞を受賞し、特に「Asia's 50 Best Bars」や「World's 50 Best Bars」といったランキングにランクインしていることで、国内から注目を集めています。評価は、バーの品質とサービスの高さを示しており、世界中のバー愛好家が訪れる理由となっています。

ベンフィデックのカウンター

オーナー

「BAR Benfiddich」のオーナーである鹿山博康(かやまひろやす)さんは、日本を代表するバーテンダーの一人です。 彼は、植物学や薬草学に深い知識を持ち、それを相談した独自のカクテルを創作しています。鹿山さんのカクテルは、飲み物ではなく、彼の探求心と芸術性が結集した作品

また、私が鹿山さんのカクテル作りに対するこだわりを知るきっかけとなったのが、テレビ番組「クレイジージャーニー」を見たことです。この番組で彼のカクテルに対する情熱や、独特の世界観に深い感銘をその後、私の友人バーテンダーに鹿山さんと知り合いである方がいると聞き、お店の特等席でカクテルを飲みながら鹿山さんを紹介して頂きました。

ジャムーカクテル
栗のカクテル


BAR Benfiddichと鹿山博康さんとの出会いでお店に反映したこと
利益を一度忘れて、アルコール&割物&ハーブなどの全ての原価をあげました。
店内を暑くてお酒をすすむようにしがちですが、身体が喜ぶ空間温度にしました。
店内をもっと暗くムーディにしながら、ハーブを主体にオーダーメイドのドライフラワーを多く飾りました。

読者の皆様に何か良い気づきになれば、幸いです。


以上

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