2019 DL in Paris

死ぬまでに見てきたい試合がある。
・オリンピック
・世界選手権
・ダイヤモンドリーグ
・全米選手権
・欧州のローカルな伝統的な試合

今回は縁があって、DLパリ大会を観戦できた。
【男子】
Lylesの200m19.65
Warholmの400mH47.26
ClayeのTJ18m06とTaylorの17m82
WalshのSPの22m越え
Hollowayの110mH
【女子】
RojasのTJ15m05
Thompsonの100m10.98

もう何がなんだかわからない記録ばっかり。
一番驚いたのはこの選手たちの記録じゃなく、男子800m。
PMだったのだけど400mの通過が48.9で入って550mくらいまでペースメイク。
自分のラップベストと同じくらいで選手たちは2周行くんかい!とマジでびっくりした。短距離は世界選手権、オリンピックで見たい種目として優先してチケットを買ってた。なので、DLのように他種目のトップをいいところどりで見れるのは面白かった。
中距離めっちゃ面白いとパリに来て思った。
1500mではどこからともなくいきなりウェーブが起き、選手にペースに合わせてぐるっと一周のウェーブが巻き起こる。こんな光景は見たことなく鳥肌がたった。
そして、観客は玄人の陸上好きの人より若い子が多い印象だった。特に女性の20代くらいの子が多かったかなという印象(日本に比べて)

競技会の運営については、長さはや競技間の間はすごい絶妙だなと思った。
トラック競技の間にトイレに行って帰ってきても少し余裕があり、見逃すこともない感じで間延びせずって感じ。
フィールドはバックのポールはちょっと遠くて見れず、ホームの三段と砲丸はバッチリ観戦できた。ただトラックが始まる前に手拍子が起きたり、歓声が沸いちゃうのは万国共通であった苦笑。

こればっかりは選手のタイミングもあるし、競技運営の時間もあるからコントロールしにくいだろうな。

日本にない?パリだけ?の取り組みなのか面白いなと思った取り組みを2つ紹介したい。
1つめは5*200mRという種目。5*200mRなのになぜか6人で走る年齢別のリレー。ちょっと詳しいことはわからないんだけども見たままに言うと。
1走 中学生くらい150m
2走 小学生くらい50m
3走-6走 高校〜大人200m

全員で1000m走ると言うものであった。DLの競技が始まる前のOP競技だったけど、大会にいろんな年齢に人を呼ぶためにはこういった異年齢のリレーも面白いのかな?と。世界リレーの前座でも同じようなことがあったけど、これはやっぱり年齢的な制約があるので、面白いなーと。

もう一つは日本では見たことないんだけど、DLの競技時間の4時間くらいの間に行う3種競技。
種目はSP-LJ-110mHの3種目。なんでこれやるんだろう?と出場選手を見ると地元フランスのケビンメイヤーがいた。
そう言うことか!と。

10種は流石に無理でもこの時間内に収まる競技であれば、世界記録保持者の競技を間近で見ることができる。
これは考えているなと思った。その期待に応えるかのように、SPは17mを超え50cm近くPBの更新。110mHは13.5でこれまた0.2秒のPB更新。
トラック競技だと顔と名前が一致しないままにレースが終わってしまうので、こうやって何度もグラウンドに立ってくれるとあれがあの選手だ!と見逃すことがないので覚えることができる。これが実はファンを作りに有効かな?

福井であれだけ盛り上がれる日本なので陸上ファンは多いと思う。
そしてまだ会場に足を運んでいない隠れファンやにわかファンでも会場に行って見るかー!行ってみたい!と言う空気や仕掛けが必要なんだなー。でもこれは何からしたらいいのかは思い浮かばない・・・

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