美容師という仕事の概要①全体像
美容師を18年(今は19年目)して、自分なりに感じて、実感した大まかな概要をお伝えします。
(※あくまで個人の感想なので参考に)
美容師をしていて、1番のやりがいは、
「目の前のお客様に喜んでもらえたとき」
これに尽きると思います。
さらに、
「新たな技術を習得したとき」
や
「コンテストで入賞したとき」
「テストに受かったとき」
「新しいことにチャレンジしてうまくいったとき」
「厳しい先輩に認められたとき」
なんてのもありましたね。
最終的には、やはり、
「お客様に喜んでいただける」
ということに全て結びついてこその美容師だと思います。
では、入社してからの流れをざっくり説明していきます。
自分が新人(アシスタント一年目)
からスタイリスト(一般的にカットができて、お客様にメインで担当できるようになる)まで
ここが【ステージ1】
そして、そこから
指名が月に100名以上をコンスタントにとれている、ヘアアレンジや講習を開いたり別の角度からも収入が入るまたは店長(副店長)、マネージャーなど役職がつく
これを【ステージ2】とします。
さらに独立や経営する立場になるのを【ステージ3】として、
まずは【ステージ1】〜スタイリストへの道〜
一年目
まずは挨拶、大まかな仕事の流れ、ご案内や雑誌の出し方、掃除、雑務を順次習っていきます。
美容師の仕事を知らない人は、「え?免許とってカットの練習するんじゃないの?雑用からなの?」そう思う方も多いと思います。
なんと、美容師免許はあくまで「お客様に髪に関することをしてお金を頂いてもいいですよ」という許可を得るためだけの資格なのです。なので、専門学校で広く浅くいろいろ習いますが、とてもお客様に提供できる「何か」の技術を習得しているわけではなく、思い出と友達を作るために高いお金を払って専門学校に行くようなものです。
なので、どこの美容室でもまずは雑用からです。
そして、営業中や、研修期間に施設、又は営業後にシャンプーの練習
はじめての技術はだいたいシャンプーの習得です。
昔から基本と呼ばれるのはシャンプーです。
詳しくは別記事の「シャンプー〜」で!
次に美容室によって様々ですが、
『1年目』
シャンプー、カラー、ブロー(髪を乾かす技術)ストレートアイロン、パーマの巻き方)
それと並行してカットもお店によっては習います。
『2年目』
主にカット、さらにパーマの巻き方、スタイリング、
『3年目〜4年目』
カットモデル(2年目の途中くらいからできるようになったスタイルから徐々に担当していく)
応用のカット(似合わせ、トレンドに合わせたデザイン)ヘアアレンジ、など
だいたい3年目からテストの進みやお店の環境に左右されて4年目にテストに合格したら
『スタイリストデビュー』となります!
ざっくり
①シャンプー
②カラー
③ブロー(ここまででカラーだけは担当okな美容室もあります)
④ストレートアイロン
⑤パーマの巻き方
⑥カット(ベーシック)
⑦カット(スキバサミ)
⑧カット(デザイン)
⑨カット(削ぎと言われる技術、レザー)
⑩ヘアアレンジやメイク
いろいろ細かいことを省いて、技術だけでも一人前になるのに10項目くらいありますね。
この項目ごとにまた記事にしていきます。
続く