折り畳み自転車で遠征しよう!
こちらの記事はオリエンティアAdvent Calendar 17日目です。
皆様、初めまして。横浜市立大学4年の阿部遼太郎と申します。
一読者として毎年とても楽しみにしているAdvent Calendarへの執筆をお誘い頂き、とても光栄に思います。ありがとうございます。
今回の記事では、「折り畳み自転車(ミニベロ)」で遠征をする魅力についてお伝えしたいと思います。一般的にオリエンの遠征と言えば「車」や「電車」での移動がメインですが、それプラスαの要素を盛り込むことのできる「折り畳み自転車」の良さを知っていただければなと思います。
自己紹介
改めまして、横浜市立大学2018年度入学、KOLC所属の阿部遼太郎と申します。富山県出身で小中高とサッカー部に所属していました。好きなサッカーチームは清水エスパルスで、幼い頃は日本平に足繁く通っていました。(サッカー通向けの情報)
オリエンテーリングの競技実績で特に目立ったものはないですが、インカレや全日本の選手権クラスには縁あって出させていただいています。また、遠征が大好きで各地の練習会や大会へ積極的に参加しています。特に、設楽町でのオリエンテーリング大会には今まで全参加中です!
まとめますと私は、昔はサッカー小僧で今はオリエンティアの遠征ジャンキーという事になります。
(あべりょという名前と自転車関係の記事で、京葉OLクラブのあべりょうさんだと思った方も大勢いらっしゃると思います。ごめんなさい。今回は、じゃない方のあべりょうなんです。)
自己紹介が長くなりましたが、ここから本題に入ろうと思います。
きっかけ
まずは、折り畳み自転車で遠征に行こうと思ったきっかけについて書いていこうと思います。
昨年の3月〜コロナ禍が本格的に始まり、学校から集団での課外活動や遠征を規制されました。6月あたりまではなんとか遠征欲を抑えていたのですが、段々と周囲の大学も活動を始めLap Centerが更新されるようになってからは、徐々に遠征欲が抑えられなくなってきました。
そこで、オリエンテーリングに参加するのは部の行為としてみなされるけれど、個人で参加するロゲイニングであればプライベートの活動ではないか?と半、強引ではありますが部員の許可をもらいつつロゲイニングに行くことにしました。
そんな折、今年の全日本が開かれた場所でもある長野県の長和町でロゲイニングが開催されるという情報を得ました。これだ!と思った私は一目散にエントリーを済ませ、ウキウキしながら会場のある長和町への経路をGoogle mapで検索しました。
「経路が存在しません」
は??
電車で簡単にいけるだろ、と勝手に思い込んでエントリーを済ませたばかりに、まさか経路が出てこない程の場所に会場があるとは露程にも思いませんでした。(車で行けばとてもアクセスが良い場所なのだが) なんとか電車とバスを乗り継いで行っても往復で16,000円と学生にとってはとても痛い金額でした。
半ば諦めかけていた時に、たまたまYoutubeで「しまなみ海道を折り畳み自転車で走ってみた」という動画を見つけました。どんな苦行だよ(笑)と思い、興味本位で覗いてみると、およそ折り畳み自転車とは思えないようなスピードと見た目の自転車が颯爽と駆け抜けている動画が目に飛び込んできました。
詳しく調べてみると、ミニベロと呼ばれるタイヤが小さい小径車のことで、小径車ながらもロードバイク並みの平均速度を出す事ができると書いてありました。また、種類によっては折り畳んで運ぶことができ近年、世界各地で人気を集めている自転車だそうです。
↓購入する際に参考にしたサイトです。
この自転車ならば電車で運ぶ事ができるし、今後もオリエンで使えそうだなと考え、折り畳み自転車で遠征に行くことに決めました。
長くなりましたが、思い立った経緯はこんな感じです。
自転車での遠征方法
自転車での遠征方法は、大きく分けて二つあります。
①文字通り自転車のみを利用して目的地へと向かう方法。
②輪行と併用しながら目的地へと向かう方法
輪行とは、公共交通機関(電車やバス等)を利用して自転車を折り畳んで運ぶ事です。公共交通機関を利用する事で、より遠方へのアクセスが可能になります。
オリエンテーリングの会場というのは時として自動車でしか行けないような場所に設置される場合があります。しかし、輪行する事により公共交通機関からでも、そういった場所にアクセスすることができます。
また、コロナ禍で大学から自動車を用いた遠征を禁止された際には、電車と自転車を駆使して栃木県や長野県へ赴いていました。
輪行については様々なルールが交通機関ごとにある為、行う際には一度公式サイトでルールを確認する事を強く推奨します。
↓輪行をする際に参考にしたブログの一例です。
折り畳み自転車のメリット
ロードバイクをお持ちの方は「それ、ロードバイクでよくね?」と思われるかも知れません。確かに、ロードバイクは折り畳み自転車同様、車体を分解して輪行できますし、スピードも出て長距離の運転にも対応できます。
しかし、それでも敢えて折り畳み自転車を推しているのには2つの理由があります。
①交通の痒い所に手が届く
②疲れた時には止められる
①交通の痒い所に手が届く
学生というのは恒常的にお金がない生き物である為、単独や少人数でオリエンに行くときはレンタカーを借りるよりも安く済む電車で行く事を好みます。
しかし、駅から歩くには少し遠い位置に会場がある場合(矢板駅から熊ノ木へ行く時など)途中で誰かに拾ってもらうか、もしくは早めに出発する事を考慮しなければなりません。
そういった「ロードバイクで走るような距離ではないが、歩いていくにはちょっとなあ」という場合にこそ、持ち運びに優れた折り畳み自転車が活躍します。
②疲れた時には止められる
オリエンの帰りって疲れますよね。行きを自転車で来ているのであれば尚更です。そんな時は自転車を畳んで電車を利用したり、他の人の車にお邪魔になりましょう。簡単に折り畳めるからこそ、他の手段を利用する心理的なハードルが下がると思います。
まとめ
今回の記事では折り畳み自転車を使用した遠征方法について書きました。
オリエン界ではロードバイクが主流のようですが、今回の記事を通してミニベロに興味を持って下さる人が増えたらなと思います。
また、オリエンの競技だけではなく行き帰りもレジャーとして楽しむ事ができると言う事も知っていただけたらなと思います。
読みづらい文章だったと思いますが、ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
それでは、Merry Christmas
カシュッ!!
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