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このコロナ不況を乗り切る!賃貸に住む人、お金が苦しい人のための、家賃交渉のイロハ。

こんにちは。

コロナウイルスによる不況ですが、日に日に悪くなっています。


非正規雇用の人員の削減や、フリーランサーの人に仕事が入ってこない状態。

飲食、小売、観光など対面サービスは、ほぼ瀕死状態ですよね。


誰にとっても、辛い状況です。

生活を守り、命を守らないといけない状況です。

そんな中、生活を守るための、お金を浮かせるかもしれない方法があります。


それは、賃貸に住んでいる人が、オーナーに家賃免除の交渉をするということです。

「家賃は絶対に何があっても払わないといけないもの」と考えている人は多いです。


しかし、場合によっては、一部免除や、値下げをしてもらえます

このレベルの非常事態であれば、家賃を30−50%免除してくれる場合もあります。

※私の友人はこの方法で、3ヶ月間、家賃を”無料”にしたツワモノもいます。その人はけっこうなボロい家に住んでるので、条件も特殊だと思いますが。笑

私は、仕事上、ビジネスの交渉は日常的に行っており、ある程度の交渉スキルはあると思います。

そのスキルを活かして交渉の仕方一例を紹介します。


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今回の記事を読んでほしい人:賃貸の家賃値下げ交渉をしたい人

読んだ人が得ること:交渉の仕方がわかる

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オススメの交渉の仕方

賃貸の管理会社に連絡をします。

いきなり、「おっす!金がねえ!家賃払いたくねえ!」とストレートに言っても難しいです。笑

パニックになるのは分かりますが、しっかりと以下の内容を伝えましょう。


交渉で伝える内容としては、このとおり。

・いい家なので、基本的に家賃を支払いたいとは思っている。

・ただこのコロナ今日の状態で、収入や貯金が本当に厳しい

・どうにか”一時的にだけ”、家賃の一部を免除してほしい。

・家賃全額をずっと負担することとなったら、退去も考えないといけない

免除できるか、検討してほしい。


送る方法は、メールが望ましいですが、電話でもいいと思います。(後で説明あり。)


まずは、こんな状況なので、家賃免除できないか、と、ざっくりと相談しましょう。(期間も値下げ率もこちらから言わないのが実はポイント。)


そう聞くと、「じゃあ仕方ないし3ヶ月50%下げましょう」など、向こうからいい条件を出されるかもしれません。

「1か月間だけ20%下げる」など、まだ自分にとって難しい数字を出されたら、「1ヶ月だけ40%下げてください、その後はまた追って相談させてほしいです」のように、再交渉しましょう


「そんな戦略的に値下げ交渉なんてできない!」という人は、一旦管理会社の人に、上記の内容で、包み隠さず相談してみましょう

多分、なるようになります。笑


オーナー側の都合


交渉をうまく運ぶには、向こうの心理も知る必要があります。不動産オーナー側の心理はこの通りです。


・収入は欲しいがこの状況なので収入が減ることは仕方ないと考える人もい。

・もし賃貸している人が退去してしまったら、この不況では、次の人は入りにくいだろうなと感じている。

・オーナーとして最も避けたいケースは、「退去が出て、コロナ騒動で誰も入居せず、半年や1年間などの長期間、収入がゼロになること」です。

・内心下げてもいいと思うが、すぐに値下げいいよ、というのも言いたくないので一旦断ってみるオーナーもいるかもしれません。

(その後も交渉すれば、下がる可能性もありますが、ここの見極めは難しいです。顔を見ないで戦うポーカーみたいなものです。)

・駅近物件や新しい賃貸、非常に安いなどの強みがあるお客さんが多い賃貸では、オーナーも強気になってる。そんな場合は、払えないなら出て行けと言われる可能性はある。


オーナー側もこういった心理なので、絶対にどんなケースでも免除は無理、という状況ではありません。


不動産オーナーの属性


値下げできるかどうかは、不動産オーナーの属性、会社のサイズにもよります。


不動産オーナーが、大手企業なら交渉は難しい場合もあります。

ルールやマニュアルに定められていること、1人下げると全員下げないといけない、そうなると銀行への支払いができない、などの事情もあります。


中小企業や個人の不動産オーナーであれば、あまりルールはありません。

よく言えば柔軟に、悪く言えば気分で、行動してくれます。

「今まで家賃を問題なく支払ってくれてたし、今回は仕方ないよね」と値下げしてくれる可能性もまだ高いです


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交渉結果

値下げがいいよと言われ、両者合意したら、しっかりその金額を支払いましょう。それが次の交渉のための信頼に繋がります。


また、交渉の方法について、電話で交渉すると証拠が残りません。

後で、「50%下げると言った」「いや、言っていない」など、子どもの喧嘩さながらのトラブルになりえます。

これ、交渉のあるあるです。

そのため、トラブルになり得るのでメールやLINEで行いましょう。

そして、そのデータはスクショでもして保管しておきましょう。


電話だけしかできず、不安な人は電話を録音しておきましょう。

私は電話上での交渉の際は、基本的に録音しています。

零細個人が相手だと、平気で法律違反のことや、恐喝まがいのことを言う人も経験しましたので。

録音データに何度助けられたことでしょうか…笑


交渉がアウトの場合

交渉結果がアウトとなった場合は下の方法を取りましょう。


+なんとか家賃を支払える場合

・仕方ないです、身を切る思いでしょうが、支払いましょう…


+本当に支払いが厳しいけど住み続けたい場合

・免除が無理なら支払いを遅らせる交渉をする。

・それも無理なら家賃の50%だけを勝手に支払って許しを請う


この2つ目の手段は、強行突破の方法です。笑

向こうが値下げをしないと言うのであれば、半分だけ支払って様子を見る、という方法です。

おすすめはできませんし、なかなかリスキーな方法ですが、お金がなければ仕方ないです。背に腹は代えられぬ。


+住み続けるのは難しい場合

・行政に相談する、ここまでの異常事態なので、生活保護も検討する。

・退去して実家に戻る、知り合いや親戚の家に間借りをさせてもらう。


まとめ

以上が、コロナ不況での家賃交渉についてでした。

まとめると、「今は厳しいので、一時的に家賃を免除してくれないか、と聞いてみましょう。」ということでした。


今回は、脱サラ、起業、フリーランスや経営で学んだ、交渉スキルを役立てたいと思い記事を書きました。

Noteを今月に始めたところなので、良いと思ってくれた人や、「スキ」や「フォロー」をお願いします!

今後も、誰かの役に立つ、良い記事をつくっていきたいと思っています!


補足

なお、持ち家、ローンの人はこの方法は取れません。35年ローンは、リスクと利息を引き換えに、家を所有する、悪魔の取引です…

銀行に相談して支払いを遅らせることはできるかもしれませんが、、、あまり詳しくないので、ご自身でご確認ください。


また、この方法は、あくまで、私や私の周りで成功している人もいる方法です。

しつこすぎる交渉をすると、不動産オーナーに、ややこしい住民と思われる可能性もありますので、交渉は自己責任でお願いします。

ただ、一般的には、「値下げできないか」と聞くだけでは、悪い状況にはなりませんので、まずは聞いてみてもいいと思います。


本日はこのへんで。



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