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アイデアノート6 生きがいイノベーション

生きがいイノベーション

ティール型の視点を持つ人では、成功、富、愛よりも充実した人生そのものを送るよう求めるようになった。しかし、充実した人生とは何だろうか?そこについて非常に優れた洞察といえるものこそ、生きがいである。
 人類は太古の昔から、生きがいを求めていたにも関わらず、常に組織の発達段階の視点に縛られてきた。
生きがいこそ太陽であり、富や成功はすべてその周辺を回る惑星である。このコペルニクス的回転こそが、生きがいイノベーションである。生きがいとは、短期的でなく長期に渡って続く幸福のことを指す。

ティール組織の著書では、人生の究極の目的は、自分自身の本当の姿を表現し、自分らしい自分になるまで生き、生まれながらに持つ才能や使命感を尊重し、人類やこの世界の役に立つことであるとしている。

人生の究極の目的は成功したり愛されたりすることではなく、自分自身の本当の姿を表現し、本当に自分らしい自分になるまで生き、生まれながら持っている才能や使命感を尊重し、人類やこの世界の役にたつことなのだ。

ティール組織より引用

しかし、全ての人が才能を持つわけではなく、全ての人間が成果を残すわけではない。だからこそ、一番に太陽にくるべきものは生きがいになるのだ。

自らの姿を探し表現することは、生きがいを得る有力な手段の一つに過ぎない。人々の生きがいを生むこと、守ることこそ、有力な組織の存在目的となる。存在目的さえも生きがいという太陽を回り、決して無視できない存在となるだろう。

もとより、生きがいこそが人の存在目的である。もはや生きがいなしに人は存在できず、生きがいが無ければ自殺や犯罪を起こしかねず、踏みとどまったとしても鬱になってしまう。

だから、生きがいを保障する仕組みがあれば、遂に世界から犯罪も戦争も無くすことができ、鬱病の患者を救うことにもつながる。家庭内暴力やいじめなど、世界に蔓延る理不尽はおおむね天動説な利益の追求から成り立つ

これを地動説にしてしまえば、もはや天動説な利益を目的とした悪行や徒労を行う意味は無くなるのだ。そして、それをしてはいけないのはそれが悪いからという単純な理由ではない。それを仮に成功させたとしても真の生きがいが手に入らないことが問題なのだ。

超越型(ターコイズ)になるには、達成型(オレンジ)、多元型(グリーン)、進化型(ティール)と進み続けなければならない。

しかし、生きがいイノベーションを起こせば、一気に超越型へとリープフロッグすることさえ可能となるだろう。

こうして、今まで大きく取り上げられてきたテーマも大きく展望する。
「環境問題の解決」から、「未来の人々の生きがいを守る」へとシフトし、「付加価値を与える」から、「時間・金銭・物質での選択肢を増やし、生きがいを得る機会を最大化する」へと展望し、「国防」から「この国にいる人々の生活を守り、生きがいを守る」へと変化する。

あらゆるパラダイムが生きがいを中心に回ることこそ、
生きがいイノベーションなのだ。

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ティール組織のその先を考えてみた(究極型パラダイム)
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