日曜日の礼拝とは


コロナのせいで大変だよな。来週から教会での礼拝等の集会が解禁になる。

日曜日に教会で何が行われているのかというと、「礼拝」だ。
英語では「Worship」ワーシップという。
さて礼拝とは何か?
俺なりに一言で言うと『神を褒め讃える行為』である。
もっと分かりやすく言うと「ワッショイ」

おそらく多くの人が持っている教会のイメージは映画『天使にラブソングを』に出てくるようなカトリックのイメージだろう。日本でのキリスト教のイメージは大体アレである。
しかし、プロテスタントの教会は違う。

教会によっても様々な礼拝のスタイルがあると思うが、若者が多い教会ではバンドの演奏で賛美をするスタイルが多い。もしくはピアノの演奏だ。服装もカチカチのスーツやジャケットの様なキレイめ系では無くて、Tシャツやパーカーでも問題なく割と自由だ。

賛美の曲も伝統的な賛美歌からアコースティックやロックまでかなり多様である。特に英語圏の礼拝はロックコンサートとあまり変わり無い。以前俺は韓国で、インターナショナルチャーチ(国際教会)に通っていたが、アメリカの礼拝のスタイルで礼拝をしていた為、最初は馴染めなくてかなり違和感があった。曲も完全にバンドのサウンドでジャンルに分けるとロックの区分である。

礼拝というものを静かで厳かな雰囲気の中で行う『儀式』的なものを想像している人にとっては意外だろう。おそらく「想像と違った」「イメージと違った」とか言うはずだ。

全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。 喜びをもって主に仕えよ。歌いつつ、そのみ前にきたれ。 主こそ神であることを知れ。われらを造られたものは主であって、われらは主のものである。われらはその民、その牧の羊である。 感謝しつつ、その門に入り、ほめたたえつつ、その大庭に入れ。主に感謝し、そのみ名をほめまつれ。 主は恵みふかく、そのいつくしみはかぎりなく、そのまことはよろず代に及ぶからである。
引用 聖書 詩篇 100章

このように聖書は「喜ばしき声をあげよ」と言っている。

礼拝が終わると昼食をみんなで食べるのが一般的だ。食事は大体が奉仕者が教会にあるキッチンで調理したり、家から持参して持ってきてくれる。独身の一人暮らしには久しぶりに優しい「母の味」を感じる事が出来るかもしれない。

礼拝には本当に様々な人が集まる。職業に関係無く、ホームレスや医者、時には前科者まで。しかし神は、全ての人を受け入れてくれる大きな愛を持った存在なのだ。

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。」
引用 聖書 イザヤ書 43章4節

神は人間一人一人を高価で尊い存在だとし、人を分け隔てなく愛している。もっとも神の愛の大きさというものを人間の有限な思考で測るのは無理があるのだが。

2020.4.29

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