一般書に現場のノウハウが詰まっている
みなさん、こんばんは。
トレーナーの阿部です。
僕は昨年ごろから、一般書を購入して読むようになりました。
トレーニング、エクササイズ、ストレッチ、栄養
個人的にその時気になっているテーマ、気になる人が出す本が面白いです!
もちろん専門家として、論文や専門書を読むこともとても大事なことですが、一般書も大事だなと思っているので少しばかりお伝えできたらと思います。
○現場のノウハウの宝箱
現場でいろいろ試した結果のノウハウがギュッと詰まっていると感じます。
研究ではないし、論文にもできないけれどもとても大事なこと。
これは現場に出続けている人じゃないとできないことだと思っています。
もちろん、既にわかっていること、まだわかっていないこと、個人の意見が不明確な場合も多い部分は気をつけなければいけない部分はあります。
(しっかり引用元や、文献を記載してあるものもあります。)
ただ、著者の方は現場で必死に何度も何度も実践されて、試行錯誤されて、そのなかから、これは良い!と思っているものがあったから本にして、より多くの人に広めたいという製作側のストーリーがあるはず。
僕は何よりそれが好きです笑。
そして現場で起きていることは、正直論文、研究しにくいと感じます。
毎回起きる環境、条件も対象も、設定しにくく、条件を統一できることが少ないからです。
数値としては残せないけれど良いもの。
これもあると個人的には思っています。
(これは修士までしかでていない一個人の意見です。)
○現場のノウハウを伝える難しさ
現場で実践していることを多くの人が理解できるようにすることは、ものすごい時間もかかって大変なこと。
だいたい自分の頭では、なんとなくなんで結果がでるか繋がっているけれど、言語化できないという人が多いのではという印象です。
それを言語化して、メソッドにして、多くの人が実践できる形にして広めることができるということは、誰もができることではない。
さらに専門的なことを、誰にでもわかりやすく説明することが何より難しい。
これは圧倒的に理解をしていて、習熟していないとなかなかできないことだと思っています。
○あくまで一個人の意見、見解という見方をもつ
現場ですぐに活かせるようなアイデアが本にはたくさんありますが、それはあくまで一個人の意見、見解という見方は常にあった方が良いという個人の意見です。
その著者の方の言っていることがすべてではないこともある。
あくまでなんで良いといっているのかという部分まで、しっかりと自分で精査する必要はあると思っています。
これらのことから僕は、
その本に伝えたいことが、”その方が現場で最も大事にしていることが濃縮されているのでは”という推測で毎回読んでいます。
これが毎回現場でどう活かすかにとても勉強になります。
科学的根拠が明確な論文も大事。
専門家のための専門書も大事。
より多くの方に読んでもらう一般書も大事。
結局回り回ってでもどんな形であれ、最終的に世の中の多くの方に価値をお届けできるかということが何より大事だなと日々感じます。
以上になります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
kenabe
いつも読んでいただきありがとうございます! 僕が今まで、またこれから学んだ知識、経験が、誰かの悩み、不調の改善に少しでも役に立てることがあればこんな幸せなことはありません。 より多くの方に有益な情報が届くよう、活用させていただきます。