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第二新卒が後悔しない転職のためにできること

こんにちは!
今回は「第二新卒が後悔しない転職のためにできること」についてお話します!^^

新卒入社した会社に1年9か月お世話になった後、転職して1週間経つ僕ですが、転職活動を振り返ると、、、大変でした。(笑)すごいストレスだったかと言われるとそんなこともないですが(前職のメンバー含め多くの方の理解や支えがあったから!!)、変なストレスはかかりました。
僕の場合は精神的な要因が大きかったですが、場所移動や時間捻出といった物理的な要因で大変な方もいるでしょう。
転職活動自体がストレスなので「やっぱりこのままでいいかー」となってしまうケースもよくあるでしょう。これが幸せなこともあると思いますが、「自分で決めたキャリアを歩むこと」が幸せだと思いますので、「いざとなれば転職という選択肢もとれる」という状態にしておける人が増えるといいなーと思い、今回この記事を書きました!ではどうぞ!\ ^^ /

はじめに

就活転職に関して (1)

上記のように新卒・中途の場面で採用周りのプレイヤーを多少なりとも経験しましたので(採用サイドの経験はだいぶ薄いですが)、新卒と中途(第二新卒)での就職活動の違い、対策や日々意識した方がいいことをまとめてみました!^^
今今転職を考えていなくても参考になるかと思いますので是非読んでみてください!!

1. 新卒と中途における就職活動の違い

1-1. なぜ転職するのか?と聞かれる

当たり前っちゃ当たり前ですが、結構新卒の就活と戦い方が変わります。
所謂「就活の軸」に加えて、「なんで転職するんですか?現職では果たせないんですか?」という質問に明確に答えられる必要があります(学生デモ研究を頑張っている人は「院進学はしないんですか?」という類似の問いがありますけどね)。
「新卒の就活時代、負けなしだったから第二新卒としての転職でも余裕でしょ!」と甘く見ていると足元を掬われます。特に現職への不満ドリブンでの転職は「この子、うちでもすぐ不満持って辞めちゃうのでは?管理コストかかるのでは?」と思われてしまい、うまくいかない可能性が高いです。やむを得ない転職理由またはポジティブな転職理由が必要です。

1-2. なにができるのか?と聞かれる

新卒の採用では「何をしたいかという想い・地頭・コミュニケーション力・マインド(素直さ/やりきる力etc)」といったポテンシャルでの評価が大部分を占めます。
一方で中途の採用は「あなたは何ができるんですか?入ったらどんな価値を提供してくれるんですか?」というスキルや経験での評価も加わってきます。ここの比重は社会人歴に比例して増していくでしょう。
自社環境に依存せず、個人としてその会社に提供できる価値は何か、棚卸ししておくことが必要です

*一方で、カルチャーフィットや理念/ビジョンへの共感も重要になる企業が増えてきています。会社HPで公開されている理念/ビジョン・バリューを確認して「自分が共感できるか、少なくとも苦ではないか」を考えてみましょう!またカルチャーフィットの見極めにおいて僕は複数人の社員と実際に話してみることを勧めますし、社員同士がどのような質感で会話をしているのか体感してみることを勧めます。社員同士の会話に自分が入っていけそう!と思えたらマッチしている可能性が高いでしょう。
ちなみに弊社キャディのバリューは下記です!

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キャディに入って【大胆・一丸・至誠・卓越】の4つのバリューの浸透を実感しています。

まず目標設定が【大胆】です。えげつないスピードでのビジョン実現から逆算した目標設定がなされています。転職活動時代何名かのキャディ社員に「前職との一番の違いはなんですか?」と質問した際にも返答としても頻出していました。

また製造業からネット企業、エンジニア-ビズ-コーポレート、社員-インターン生それぞれが専門性において【卓越】していますし、役割を越えて本当に全社【一丸】となって課題を解決していることを実感します。

ちなみに僕が好きなのは【至誠】です。お客さんには誠実だけど仲間にゴリゴリしてたり雑だと嫌だなと思ってましたが、コミュニケーションのとりやすい人が多いですし、聞いたら丁寧に教えてくれる人も多いです。

1-3. 時間がない

働きながらの転職活動は本当に時間がありません。面接を受けに行くのもやっと、対策にも新卒の時ほど十分な時間をかけられません。
面接のために有給を取ったり、定時ピッタリで帰ったりすると職場の方々に何かしらの影響を与えてしまわないかとか気にしちゃったりもするものです(こういうのも先述した”変なストレス”として蓄積します(笑))。

1-4. 自社vs他社で情報量に圧倒的差があり、フラットな比較がしにくい

事業・組織・その他条件などあらゆる情報において自社に関して圧倒的情報量を持っているのが中途と新卒の違いです。
体験談ですが、転職活動中に色々な求人を見ていて、「ここ、良さそう!」と思うと同時にふと、「あれ?今の自分のポストで自社が求人出すとしたら似たような内容になるよな、たぶん」と感じることがありました。新卒の就活で考え抜いて選んだ会社ならそれは自分にある程度マッチしているでしょうから、がらっと職種を変えたい転職でない限りどれも良い求人に見えてしまいます。求人票から読み取れる情報はかなり抽象的ですし、そもそも求人は魅力的に見えるように書かれてますからね。

自分の譲れない条件、所謂就活の軸をしっかり持つとともに、自社も含め客観的・定量的視点で情報を集め、見極めていく必要あります。

2. 第二新卒の転職で必要な考え方

1で紹介した新卒での就活との違いを踏まえて、必要な考え方を2つ挙げていきます!

2-1. 現職への不満ドリブンではうまくいかないので現職では満たされないポジティブな転職理由を言語化

現職での忙しさにカマかけてモヤモヤから逃げていると一向に転職活動は進みません。本腰を入れないと「現状維持バイアス」あるいは「隣の芝生は青く見える症候群」から抜け出せず、ズルズルとどっちつかずな状態になってしまいます。本来現職でコミットしていれば吹っ切れて次のステージに行けた可能性を台無しにしてしまうかもしれません。

一番よくないのは、いつまでも覚悟を決めずブレーキをかけながら走ることです。自分にとっても周りにとっても良いことがありません。
まず予め時間をブロックするなどして、その時間は転職活動に集中しましょう!
そして自身の意思決定軸を内省し、意思決定に必要な情報を整理し、取得しにいきましょう!
外部の人に会って視野を広げること、自分のことをよく知っている友人と話すこともプラスになります。
精神的に疲弊していて思考が深まらない場合は一旦何も考えない時間を意図的に捻出することも重要です。

体験談ですが、僕にも精神的に疲弊し、ズルズルと考えられずにいた時がありました。その際、信頼している前職の方から「まず山か海にでも行ってデジタルデトックスして来た方がいい。お願いだから家の中でネットでリサーチはやめて。」と言われました。その言葉を受け、翌々日、1日長瀞に行き、スマホを一切見ず、山と川でぼーーーーーとし、白紙の紙に自分の感じていることを書き出しました。そこから自身の転職についてしっかり向き合えるようになりました。本当に感謝しています。

その後、同僚や先輩、上司、社外の先輩にも相談させていただき、自分自身の価値観を自分でも理解し、人に伝えられるようになっていきました。
愚痴を話してアドバイスをくれる方もいるとは思いますが、具体的な相談として話せるとお互いにとって建設的な時間となります。

2-2. 自身の実績/スキル/スタンスの再現性を前提情報のない社外の方に伝えられる状態にしておく

採用基準はもちろん各社異なりますが、共通しているのは「この人はうちで活躍する人かな?」という点です。1-2でも書きましたが、「この人は何ができるのか?」という観点でも見られますし、カルチャーフィットするかな?という観点でも見られます。当たり前すぎますが、いざ自分が求職者側になると意外と抜ける視点です。そのため「どのような人が活躍しやすいのか」面接前、面接中に情報収集し、自分が入りたい企業であれば、自分がマッチしていることを分かってもらい、採用担当者に納得感を持ってもらうことが必要です。
ではどうすれば納得感を持ってもらえるか?それは自身の実績/スキル/仕事の仕方や思考方法などがその会社でも高い確度で再現できると示すことです。しかも自社内の前提情報の薄い社外の方に限られた時間内で伝えられる状態にしたおく必要があるのです。

3. やっておくべき対策

①職務経歴書を書いてみよう&アップデートしよう!

自分は頑張っている!チームに貢献している!と思っていてもいざ文字に起こすと、なんかフツー。。客観的にみてレベル感がよくわからない。。ということもあります。書いてみることで初めて自分が市場からどのように見られるのかわかるので大事な経験です。
僕は職務経歴書を社会人1年目の半年経過時に書いてみて、「あれ、このままじゃダメじゃない?」と思い、事業成長とチームへの貢献はもちろん意識しつつも、自分の市場価値を上げるために、自分が欲しいスキル・経験を獲得するために、どのような仕事上の経験・実績が必要か逆算して考えるようになりました。3か月おきにアップデートし、振り返りをしていくことで日々の仕事の質も上がっていくのでおすすめです。
弊社キャディの代表加藤からもついこの前「ボトムアップの目標設定では線形の成長しかない。目標設定はトップダウンでやると確実にストレッチになる。」と言われ、トップダウンによる逆算での目標設定は非常に腑に落ちています。

*注意:勿論、事業は個人の成長のためにあるわけではないので、100%個人の成長メインでの設定は無理です。また100%を目指すことによる機会損失も一定あるので、固執しすぎずに個人としての成果も意識しましょう!誰でもできる仕事はできるだけ仕組化して別の人(アルバイト採用や外注含め)あるいはテクノロジーの力に頼りましょう。

②思考法や仕事の仕方・成果を定量的/具体的に可視化しよう!

営業やマーケは個人の成果が分かりやすいことも多いですが、企画・管理系の職種だと成果や実績が分かりにくいこともあると思います。そんな時、目標や効果検証の仕方を最初に設計しておくことをおすすめします!

曖昧な目標設定は走ってみたら実は追うべき指標ではなかった、、といった徒労を生む懸念もありますし、期待値の認識祖語も生まれやすく、本人が達成したと思っていても評価されないかもしれません。また曖昧な効果検証ではいつまでも成果は可視化されません。逆に効果検証の仕方を最初に考えておくと目標の曖昧さに事前に気が付くことができます。やってみてわかることも勿論ありますが、考えれば防げる無駄は防いだ方がいいです。日々の業務でも自分の介在価値を定量化・最大化できるようにしておきましょう!(大前提、給与はアウトプットの対価(≒介在価値)として支払われますからね。自身の介在価値が分かる状態にしておきましょう)

*目標は"SMART"の軸で設定しましょう!

*注意:チームへの貢献は重要なのは大前提とし、個人としての成果にフォーカスしないと市場価値は上がりません。これは「チームより個人の成果を優先する」という意味ではないです。このスタンスは短期的に取れても長期的は確実には逆効果です。ただ一方で個人の成果にもフォーカスして市場価値を上げていかないとチームへの貢献も線形にしか伸びていかないと僕は思います。両立していきましょう!!!^^

③自身の考え・成果物を社外に発信しよう!

僕がnote で発信する理由は下記3つですが、要は「個人としてなにができるか、市場に示すため」です。

①自身の学びの昇華②個人としてのブランディング③転職活動に活かす

リファラル採用やダイレクトリクルーティングが流行っている昨今、企業の方々はかなりSNSやnote等をよく見られています。

note/twitter/facebookでのアウトプット発信、イベントの開催は職務経歴書以上に自分の仕事ぶりやスキル/経験に対する理解の解像度を高めてもらえます。

現に転職活動中、面接の冒頭で「note 見ましたよ!」と言っていただけることも多く、1時間の面接で何倍も深く、広く自分のことを知っていただけてコミュニケーションがスムーズにとれたのでオススメです!

最後に

実体験をもとに、「第二新卒が後悔しない転職のためにできること」について、ご紹介しました!僕は今年1月よりキャディに転職しました。転職理由/入社理由については下記の記事をご参考ください!

またキャディには多種多様な人材が在籍していてnote で発信されている方も多いです!下記のマガジンにキャディのメンバーが書いた記事がまとまっているので併せてご覧くださいませ(^^)

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