【会社名の作り方】3つの秘策

こんにちは。「組織を変える。魅せ方を変える。戦い方を変える。」ブランディングカンパニー代表のあべたかです。創業期にはやるべきことがたくさんある。その中でも安易には決められないがどうしたらいいのかわからない代表的な事案がQ.会社名は何にするか?だ。会社名の役割はわかり易く何をする会社なのか?を広く知らせる必要があります。

①時流を読むこと

②役割を明確にすること

③愛着を持てるだけのプロセスを踏むこと


①時流を読むこと

時代を反映する会社名。いつの時代にもトレンドがある。日本を代表する会社として名を馳せてきた有名企業は松下電器産業(Panasonic)、東京通信工業(SONY)、大日本インキ化学工業(DIC)などどこで何を生業にする会社なのか?を表す会社名だった。しかし、世界に向けた戦略の一つとして横文字表記に変更。それも全て誰に何をする会社なのか?という根底的な役割は変わらぬまま、マーケットの変化に対応するという機能的な変化の結果と考えていいでしょう。

一時期、プラン・ドゥ・シーなどのワンツースリー系が流行った。これは音のリズムで人の耳に残り易く、何をする会社なのか?が届けやすい単語を豊富に使えるメリットがあるため広く利用された。また、DICもそうだがメーカー系で流行った英語3文字系

今の時代はどういう時代のニーズに反映すべきだろうか?

方法論に関しては上記の記事など参考になるものはたくさんあるのでヒントになると思う。バレンサーで契約させていただく際はニーズヒアリングの上で社名決定メソッド(方法論・ルール/文字数、音、意味・600社から学ぶ由来集)を元に議論しています。

②役割を明確にすること

C向けのサービスを展開していて、エンドユーザーに認知されやすいサービスを運営している会社でありたいのか?

B向けのサービスを展開していて、自社人材の採用強化、ステークホルダーに対してどんな存在意義を持ち合わせている会社なのか?を伝えるためなのか?

会社名を決定するためには事業ドメインの範囲設定と届け方にスタックポイントがなく、とにかくスッと入ってくる感覚(なんかわからないけど、良い!!)が大切。

③愛着を持てるだけのプロセスを踏むこと

この③が最も重要な工程。愛着が持てなかったけど、じわじわ持てるようになるということもあります。今の段階でそう思えていなかったとしてもダメということではありません。あくまで正解不正解の物差しを示す記事ではありません。ただ、企業が永続的な存在であり続けることを標榜するならばメンバーが愛着を持てる社名であるということは大きな資産になります。

物質的な価値よりも無形資産に価値が出る時代になりつつある。昔であれば評価対象になり得なかったもの。そんなこと妄想で利益につながらないから適当でええやん!と言われてきたことかもしれない。実際、企業の時価総額を決める時、のれんの計上の部分はある意味無形資産を換金化された状態とも言える。つまり、無形資産はレバレッジを利かせるものにもなり得ると思っています。また、関わる人が愛着を持ち、誇りを持てるということは個人がブランドになりつつある現代においても、最も価値のあることと言えます。

会社は人の集まりでしかない。

ひとりひとりが所属する意味、価値はどこにあるのか。お金のため?安定のため?条件がいいから?であれば、他社がもっと好条件だった場合、どうなるのか?
ひとりひとりが生きてきた背景、原体験があり、結果として出会い共に形作っていくことを決めたのであればそれは何なんのか?
面倒だけど、確認し、言葉にし、集約し、言い表すということの価値は大きいと思う。

社長の会社?トップダウンの時代は終わり。

ティール、ホラクラシー...新しい組織の形の代名詞としてワードが出てきているが、今に始まった事ではない。根付いている会社には昔からある。どちらかというとテック系企業がサービス優位で進めてきたのちに立ち止まって際に思想や組織のあり方に価値を求め出してきたことによって再燃していると捉えている。

人材不足.モノ消費の終わり.その先に。

ある意味今のトレンドとも言えるが、「慢性的な人材不足」「モノの飽和による新たな概念の登場」という流れを受けて、あらてめて企業の存在意義を見つめ直すことの価値が高まっていると確信している。我々は何を為すのか?どういう存在であるべきなのか?この問いに対して全員がはっきりと明言できるだろうか?名刺交換や自己紹介をする際に名前の後に何というだろうか?その一つ一つがブランドになる。

もし、さらなる事業成長に向けて、再度会社を強固な存在へと押し上げることを考えいる経営者の皆様、または決裁者の皆様がいらっしゃるならば会社名(=理念の再定義)をお勧めしたい。


そんな僕の会社、バレンサーの社名もそう簡単なプロセスではなかった。笑

CMOのカトリサを福岡から呼びつけて、一日社名ミーティングを実施。

その後、そこで出し切った存在意義のソフト面を頭に入れながら世の中の会社、商品、お店の名前を叩き込み、ヒントにして作り、音から発想し、決め手にかける日々を3週間過ごし、車を運転しながら発音しながら思い浮かんだもので綺麗に決まったものではないです。

最終的にとてもとても愛着を持てるものになったし、スローガンも自分と関わるバレンサーメンバの大切にしたいことを注入できたと自画自賛したいくらい。実際にそのエピソードを話していくだけで仲間に入りたい!と言ってくれる人、何とかバレンサーを支えたい。そう言っていただける人たちに囲まれて創業期を歩めていることに感謝しかない。まだ数ヶ月だなんて思えないほど。

会社名や想い、言葉には力がある。だから大切に。

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スキありがとうございます♪うれしーです
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株式会社バレンサー創業者/CEO。「組織を変える。魅せ方を変える。戦い方を変える。」ブランディングカンパニー 想い先行型で周りを巻き込み式でここまでやってこれました。「スキ」とか「コメント」貰えると俄然頑張ります。 https://balencer.jp/

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