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給食のスイーツ

志村けん
『志村けんの全員集合 東村山音頭』
作詞:土屋忠司 作曲:細川潤一
編曲:たかしまあきひこ
補作詞、補作曲:いかりや長介、志村けん
(1976年9月)

2020年(令和2年)3月29日、
新型コロナウイルス感染症に伴う
肺炎によって、入院先の病院で、
お亡くなりになられた、
国民的コメディアン、お笑いタレントの
志村けん さん。享年70歳。

先日、とある番組の中で放送された、
『志村けんの全員集合 東村山音頭』
を観て、この曲が流行った
小学3~4年生だった頃を懐かしく思い、
当時のスイーツを、おうち時間に
いただきました・・・

当時、私は父の仕事の転勤で、
熊本県熊本市の小学校に
通っていました。
東村山市のある東京から
転校してきたせいか、
志村けん さんを真似した、
私の『東村山音頭』はなぜか、
クラスメイトにとても喜ばれ、
大好きだった給食の後の昼休みに、
よくみんなの前で、
振り付きで歌っていました。

そして、熊本市の給食は、
私の保育園から中学3年生までの、
12年間の給食の中で、最も美味しく、
東京の給食では あまりお目にかからない
デザートがありました。
バナナやりんごなど、フルーツ以外に
週1くらいのペースで出されたデザート
・・・

ひとつは、『ジューシー みかんジュース』
という温州みかん100%の
濃縮還元ジュースです。
当時は三角バックで、凍った状態で出され、
ジュースというよりも、
まるでスプーンで食べる
かき氷のようでした。

もうひとつ、『ムース』という
ミルク風味の “溶けないアイス“ です。
半分凍ったババロアのような食感で、
給食ではたしか、四角いカップ容器の
パッケージでしたが、最近では、
スタンディングパウチタイプになって、
都内のスーパーやドラッグストアなどでも
販売されています。
(当時の給食と同一製品かは不明です)

熊本での給食のスイーツは、
都会で生まれ育ち、言葉(熊本弁)の
意味もわからず、心細くしていた
転校生の私を、とても元気づけて
くれました。

40年以上の月日を経て、
久しぶりに味わった
『ジューシーみかんジュース』と、
『ムース』。
忘れていた、あの頃の懐かしい味でした。

それを思い出させてくれた、
当時も、これまでも、
どんなにつらく悲しいときでさえも、
笑いと感動を与え続けてくれた、
志村けん さん。
これから先、ずっと忘れることなく、
私の心の中で、
いつまでも生き続けています。

(志村けん さんの画像はイザワオフィス公式サイトの掲載画像より引用しております)

江戸時代後期、肥後国の海に出現し、
疫病の流行を予言したとされる、
熊本の妖怪・アマビエ さんと、
2020年の七夕に込めた願いごとは・・・
「疫病退散!」

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