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週休三日制で成果を出す600の組織づくりについて

600株式会社の阿部です。先日、代表の久保が採用についてつぶやいたところ、バズってかなりの応募がきました。

その中で「エンジニア以外は募集していないの?」というお問い合わせも多数いただいたのですが、エンジニアはもちろん、コーポレートからセールス、マーケティング、PR、デザイナーまで全方位募集しています!!ハード/ソフトウェア開発、小売、物流、流通、SaaS、グローバル志向、これらのキーワードに興味があれば、ぜひご応募ください!

弊社は水、土、日曜日がお休みの週休三日制を取っているのですが、今日は週休三日制の事ではなく、600が大切にしている組織の仕組みについて書きたいと思います。

兼務体制

600ではメンバーの兼務体制を取っています。スタートアップだと色々なポジションを兼務することはよくある話ですが、600ではどのポジションにつくかの意思決定と承認を明示的に行い、なし崩し的に誰かにボールが回って責任者不在のまま作業が進んでいかないよう、常に意識を張っています。

もちろん、関わっていないチームを別のチームのメンバーが自発的に助けることも日々あります。そんな仲間を助ける利他性を発揮する素敵なメンバーに対してはUniposを送りあい、感謝の気持ちを述べるようなカルチャーです。

600が作りたいチームは、必ずしもそのスキルがあるからこのポジション、というわけではなく「そのスキルを発揮しつつ、新しい自分のスキルも見つけて会社も個人も成長しましょう」というスタンスです。なので、「Webマーケだけをがっつりやりたい」「広報を専任でやりたい」という人は600には合わないです。誤解のないようにお伝えしますと、広報もWebマーケのスキルもっている人はめちゃめちゃ600にきて欲しいです!決して何かを専任でやってる人がダメというわけではなく(むしろ色々学びたい)兼務体制によって、全体感を把握しやすく、俯瞰的な視点を持ってもらうという目的によるものです。ただ、業務の難易度には差があるのでリソース配分は人によってバラバラです。そして当然、各ポジションごとに目的や目標が設定されるので、複数のOKRを追いかけなればなりません。
また、兼務体制には部署間対立が起きづらいというメリットもあります。例えば、一つの事象に対しても、Customer Supportとしての意見PRとしての意見は異なります。兼務しているとその瞬間ごとにどのポジションとしての意見なのかを明確に意識して話すので、他のメンバーも各部署の目的を理解しやすくなりますし、議論も相手の立場に立った上での議論につながります。

目的別組織

また、スタートアップあるあるですが、オペレーションやマネジメントが一部のメンバーに業務が寄りすぎて、本来推進すべき議論ができなくなり、個々の目的がブレ始め、お互いの合意形成が難しくなってチームの崩壊を招くことがあります。600では、そう言ったブレを極力減らしたいと考えていて、久保1名の時から組織を30以上のチームに振り分けています。チーム1つ1つに目的を定め、そのチームに所属しているのが誰なのかを明確にし、その目的達成の為に役割やTODOが割り振られていきます。

そしてメンバーのアサイン変更も割と頻繁に発生します。事業が進捗していくと、スタートアップは頻繁に局面が変るので、特定の人の負荷が高まるケースが出てきたり、チームに足りていないスキルが明確になってアサインをし直す必要が出てきたり、場合によっては組織構造自体に違和感が出てきてチームを増やす必要も出てきたりするからです。特に600は、ソフトウェア、ハードウェア、小売、物流と業務スコープが幅広いので、全体の組織整理を定期的にしていかないと、どんどんこんがらがります。

あと基本のスタンスとして一旦任せてみて、どうしても負荷が高すぎて大変な時は、早めに悲鳴をあげましょう伝えています。目の前の仕事がしっかりできれば、個人の能力も伸びていきます。本人の成果を最大限に伸ばす為に能力をあまり安く見積もりすぎる事はしたくない一方で、負荷が高まるとどうしても体力メンタル共に落ち込むので、600では本人が大変な局面をむかえた時に、安心していま厳しいですと言える状態を作れる事を大切にしています。

そんな600に興味を持った方はぜひお待ち申し上げております

*7/20追記 求人募集についてですが、なんと3日間で600件を超えるご応募をいただき、一旦すでにご応募いただいた方に向き合うために応募を締め切らせていただきました。尚、エンジニアの募集は引き続き行なっています。

週休三日制の良さについてはまた今度書きたいとな思います。それではまた。

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