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冷蔵庫の掃除と日々の仕事

今朝、ふと思い立って、冷蔵庫の普段掃除しない部分まで丁寧に掃除していたら、冷蔵庫の掃除と日々の仕事を進捗させる行為というのは似ているなあと思った。

冷蔵庫というのは、色々な物が入っては出ていく、インフラのような存在。普段の生活では、食べ物をしまうために冷蔵庫の中を軽く整理して、使うべく時に取り出したらそれで終わり。仕事でいう日々の業務のようなものである。また、冷蔵庫の古い野菜をチェックし、できるだけ使いきれるように取り組む。ただ、使いなれない野菜なんかを勢いで買っちゃった日には顕著に余ったりする。うっかり上の冷蔵庫に入りきらないソースを野菜室に空きスペースに入れると思わぬタイミングで飛び散って、気づくとこんなところにという汚れがついてしまい、それは誰かが気付くまで拭かれることはない。
結果、びっくりするような形のカピカピの野菜が出てきたり、もしかしたらこれは虫のご飯になってたんじゃないかという恐ろしい光景を目にすることになる。こうなった時、目の前に起きている状態と向き合うこと=日々の怠慢と向き合うことになる。

見えていない部分に、問題は確実に起きている。
今日のような、普段掃除しない部分まで丁寧に見て綺麗にして、同じトラブルを繰り返さないようにしていくことは、仕事で言う定期的な課題の振り返りと分析、背景理解、解決するかしないかの意思決定、対策のアイディア出しと対策実行なのである。

また一方で、毎回振り返りをすれば、定期的な振り返りは不要なんじゃないかと考えたらとそれは違うとも思った。
日々のことは、気になった事、やらないといけない事をまずやってみるでいいと思う。
つねに振り返るというのは、自分にとってはあまり面白さを感じない。
起きた課題にじっくり向き合い、アイディアに酔いしれて、そしてそれがいつか退屈になったらまた新しい課題に向き合うことが面白いと思うし、今日みたいに、冷蔵庫をめっちゃ綺麗にして完璧だった!という気持ちのいい日だったとしても、無情にも明日がきたら野菜は補充されるし、新しい汚れはたまるのだ。

仕事も、今日は完璧にタスクをこなせたからと言って明日も満足いく仕事ができるかといったらそんな保証はない。外的要因、内的要因、様々な理由で、抑えたはずのポイントが次の日にはポイントの位置すら変わってることだってある。

というわけで、家事に仕事も取り組む皆さん、明日も一緒に頑張りましょう。

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