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今の「しない・できない」ではなく、未来思考の「どうしたら・できる?」を使う!

「『頑張る』のは止める!結果を得るために必要な考え方」では、結果を変えるためには行動が伴う必要があり、その行動を起こすために「満足の基準」と「環境を整える」必要性をお伝えしました。

しかし、そうは言っても「なかなか行動できないのよね」というのが本音ではないでしょうか?

私も、色々なことをお伝えさせて頂いていますが「実際に行動できているか?」と問われると、行動できているとは言えません。

あなたも、私と似たような状況にあるのではないでしょうか?

つまり、なかなか行動できない自分のことは棚に上げて、社員や部下には「どうして、やらないの!?」と問い詰めていませんか?

ものごとには、その人にとっては容易なことでも、他の人にとっては、困難なこともあるはずです。

しかし、高度経済成長期の集団・一律の教育により、現代の多くの大人は、他人に同調や同質を求めるようになっているように思います。

その結果として

「私ができることは、当然、あたなにもできるでしょ」
「これぐらいのことは、みんな出来て当然でしょ」

という考えに至る方が多いのではないでしょうか?

その考えの先にある発言が「どうして、やらないの!?」という言葉だと感じます。

そして、その成れの果てが「こんなことができないのは、能力のないダメな人だ」とその人を否定してしまうことです。

あなたも私も含め、人にはできないことはたくさんあります。

そのできないことは、事情や状況、時期によって変化します。

今の「しない・できない」を「どうして?」と否定的に評価して、イライラのエネルギーを消費するのではなく「どうしたら、できる?」と次の行動に移すために力・情熱を注いでいくことをお勧めします。

是非、
「どう“して”」ではなく
「どう“したら”」の3文字を使い、

「どうして」の根底にある「私はできる|あなたはできない」という壁を作るのではなく「どうしたら」という「あなたはできない→あなたができる」
という共通目的を達成するための未来思考で、一緒に考える場を設けて下さい。

あなたも、ご自身ができないことを一緒に考えてくれる人の存在は、とても大切だと感じませんか?

ご自身がされて嬉しいことを社員や部下にしてあげるだけです。何も難しいことはないと思います。

是非、一度ゆっくりと「どう”したら”」の3文字について考えていただければ幸いです。


以上

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