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韓国人選手を入れたチームは本当に強くなるのか?

個人的な考えを以下に記します。

間違った認識

韓国人選手が強い = ×

韓国人選手を入れるとチームが強くなる = ×


事実

強い選手は世界中にいる

強い選手を入れればチームは強くなる

強い考え方を取り入れればチームは強くなる

強くなる習慣をもっているチームは強くなる


韓国人選手の特別さについて

強い選手や優れたマインドセットを持った選手は確かに日本より多い
かもしれない。単純に、韓国の競技シーンは日本より進んでいて知見が溜まっているというのもある。もちろん、競技に臨む理由やバックグラウンドは人それぞれなので一概にはいえない。

韓国人選手は言語学習に対する意欲が高い
競技に関係することだから。日本のチームに加入するような選手は、誰を見ても競技に対する意欲が高い印象がある。

韓国語の文法は日本語に近く、英語話者と比べて言語習得はより容易
あくまで相対的な話で、新しい言語を習得するのは常に難しい!

韓国は日本に物理的に近い
たぶんけっこうでかい。

日本の環境について

国外のプロチームほど徹底して競技に取り組めている日本のチームはまだまだ全然少ない。
知識があるのと、実践するのは別。海外ではそういう取り組み方をしていると知っていても、それを習慣にできるか? という話。
実際にこういった習慣を持つ国外の選手と接する機会が増えることで、他の選手のマインドセットが自然に変わっていく効用があるのかも。

日本人の選手は新言語習得に対して消極的(あくまで私の個人的な印象)
なぜなら、日本にいれば使う必要がないから。自分が国外のチームに行く可能性を考えている選手、あんまり見たことがない。言語的な壁さえ乗り越えられれば、世界で活躍できる人材は日本にもいっぱいいると思うよ?

結論

韓国人選手が特別に強いわけではなく、単純に日本のチーム事情と韓国人選手の親和性が高いだけである。逆を言えば、ハードワークを厭わない韓国人選手のメンタリティに甘えてしまっている側面がある。

英語に対する忌避感がなければ、欧米の選手であったり、もっと違う国の選手を入れたチームビルディングもできるはず。

日本人選手だけでも、頑張れば国外のチームと同じメンタリティで練習に取り組むこともできるはずだ。

もっと言語的障壁を乗り越えて世界で活躍する日本人選手が増えて欲しいなって思ってます。

えーと、結論ですが、『韓国人選手の加入』という大きい事象だけじゃなくて、そこに付随する具体的な事象にもっと目を向けて考えないと、

「韓国人選手を入れたから勝てた」
「韓国人選手を入れないと勝てない」

なんていう『凝り固まった思考』の罠にハマる危険があるよってことを指摘したかったんです。そういうことです。

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