はるの先生のホームルーム第8弾のテーマは 「『学ぶ』の先にあるもの」
おはようございます🎵
ある子から、こんな質問がありました。
「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」
こう感じたことがある人は手を挙げて。
あ~。やっぱり多いね。
今日のテーマは、
「なぜ学ぶのか。」にするね。
これはずっと頭を悩ませる永遠のテーマでしょ?
みんなは、何度もこの問題にぶつかるよね。
でも、
「学ぶ」に意味を見いだせると、自ら学びたくなる。
大人になって、学んでいる人は、案外たくさんいるよ。
なぜだろう。
例えば、
料理に置き換えてみようか。
冷蔵庫の中身を見て、ぱっぱとおかずを作れる人は、知識と経験のある人だね。
最初は、レシピや料理の本を読んで、学んで作ってみる。失敗するかもしれない。失敗しなくても、オリジナリティは、まだ出せない。
でも、何度も繰り返すうちに、見なくてもできるようになるし、アレンジだって可能になる。新しい料理の創作もできるかもしれない。
人知れず、
勉強して、練習して、経験を積んで、
やっと料理上手になる。
ゲームにも置き換えてみよう。
ゲームの達人になるために、説明書を読んだり、知っている人から聞いたり、攻略本を読む。
そして、実践だ!すぐにはレベルはアップしない。何度も繰り返して、少しずつレベルはアップする。
途中でアイテムが必要になるかもしれない。すると、アイテムを手に入れる方法を学ぼうとする。
そうしないと、強い敵と戦えないし、困難に立ち向かえない。
スポーツだって同じ。
将棋や釣りだって同じ。
学ぶことで、アイテムを手に入れることができたり、スキルを磨いたりできる。
そして、アイテムやスキルは、いずれ君が「何者か」になるときのために、自分の持ち物となって、蓄えられる。
ポケットに入れておくものは、なるべく多いほうがいい。
多くの持ち物が、この先君を助けてくれる。
ドラえもんみたいだね笑
でも、ドラえもんは君を助けてくれない。
君が「何者か」になるためには、ポケットに、自分で中身を詰め込んでおかないといけない。
今は、それらを手に入れる作業を「勉強」という形でしているんだ。
『学ぶ』の先にあるものは、
何にでもなれる可能性だよ。
「学ぶ」ことをやめると、困難に立ち向かえなくなる。
そして、チャンスを手に入れることもできなくなる。
自分に必要なアイテムを大人になってから、慌てて取りに行くこともある。
学ばないと乗り越えられなかったり、手に入れられなかったりすることに気づくからだよ。
もちろん、それからでも遅くない。
「学ぶ」ことにタイムリミットはない。大人も何にでもなれる。
でもね、
「学ぶ」べき、この時期に手に入れるものは多くて、大きい。
今やれることは、今やろうね。
さあ、1時間目は国語かな。知識をポケットに詰め込もうね。
そうだ。
次のホームルームのテーマは、
「言葉の力」にしよう。
これで終わります。
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