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【商品開発ストーリー①】リブランディングチーム結成


大阪駅から一駅、福島という名の駅を降りて徒歩5分。
大阪市福島区にある白い壁のオフィスビル。

都会と思われがちですが、意外と静かな場所なんです。近くには公園や学校もあり、15時頃になると下校中のお嬢さん達の話し声が外から聞こえてきます。

ここが私たち、エプロン専門店「ええエプロン」の拠点です。

申し遅れましたがわたくし、ええエプロンスタッフのやまもとと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

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さて、ええエプロンの歴史から紐解いていきましょう。

ええエプロンは、数年前まではポロシャツやユニフォームを品揃えの中心にしている、悪く言えば何でも屋さんでした。ごちゃごちゃと商品を置き、安いのが売りだと言わんばかりのまるでディスカウントショップのような店内。
それが数年前までのええエプロンでした。

お恥ずかしい話ですが、お客様よりもライバル会社の商品や価格ばかり気にしていたかもしれません。

しかし、

【2021年、ええエプロンは生まれ変わります。】

心地よいものを、心地よく買えるお店に。

必要としてくださる方に、自分自身が自信を持っておすすめ出来るものを。

ええエプロンをもっとお客様に喜んでもらえるブランドに生まれ変わらせるため、昨年9月、ええエプロン・リブランディングチームが立ち上がりました。

[第一回リブランディングミーティング]

コンセプトは・・・

ブランドを生まれ変わらせるために、まずは新しいコンセプトが必要です。

どんな人に使ってほしいかやどんな言葉がイメージに合うのか、参考ブランドやイメージの切り抜きをおのおの持ちより、ああでもないこうでもないと何度も話し合いました。

そして決定したコンセプトは、

「たいせつにするきもち」

日常をたいせつに。

ひとをたいせつに。

ものをたいせつに。

自分も、周りの人も、物も時間もたいせつにして、よりよい時間を過ごしてもらえるように。そんな気持ちを込めています。

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ブランドを象徴するアイテムの開発

ブランド刷新にあたり、新しい世界観を象徴する新しいエプロンを作ろう!
使ってほしいのは家事に仕事に忙しい30代女性。このチームも全員が女性。家の中でも外でも悩みが尽きない年頃…。(笑)

「オシャレ!!あこがれ!!よりも、自分にも手が届く、「生活」っぽい方がいい!キッチンでも、庭いじりでも使ってほしいね。」
「お子さんがいらっしゃる方も多いかもしれませんね。じゃあお揃いのキッズエプロンも作っちゃおう!」
「素材と縫製こだわって、さらに体型カバーもしちゃおう!」
「人気のインスタグラマーさんに着てもらって、お料理教室やワークショップなんかもしたいね!」
「あの有名な○○さんが前にやってた、コラボ商品なんかもしたいよね!」

思わず夢が広がってしまい、少し脱線してしまいそうになると、
弊社社長(BOSSと呼んでいます)からのありがたいお言葉…。

「自分だけではなく、お客様がいいと思ってもらえるかということ。最初はどうしても自分がいいと思うものになりがちです。
もちろんそれで悪いことはないのですが、
それを出発点にお客様に期待以上の驚き、満足を感じてもらえるものを生み出してほしいです。」
「本当に大切なのは『たいせつにするきもち』。コラボ企画は、このお店とコラボしたい!というお店になってから実施しましょう。」


その通りです、すこしはしゃいでしまいましたね。

私たちが届けたいもの

私たちが届けたいのは、この商品だけではありません。
本当に届けたいのは、このエプロンを通して、ほんの少しでもきもちが豊かになる時間。

お気に入りのエプロンで家事のスイッチが入ったり、
エプロンを着る毎日での素敵な思い出や経験であったり…
上質な、たいせつな時間を過ごして欲しい。
そんなわたし達のきもちを込めております。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
この度はじめたnoteでは、リブランディングプロジェクト&新商品開発ストーリー等を、少しずつ紹介したいと思いますので、お付き合いいただけると幸いです。

どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

次回、【商品開発ストーリー②】生地屋さん訪問編へつづく



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