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わたしのドラマ遍歴

わたしはドラマが好きだ。
ストーリー、キャラクターはもちろんのこと、
なんとなく好きなもの、何十年も前に観て詳細まで覚えてないけど妙に印象に残っているもの、台詞が心に残っているもの、演出や構成、ドラマの作り自体が秀逸で好きなもの、共感力のあるもの、美術や部屋の雰囲気が好きなもの…

今回はわたしのドラマ遍歴と、なぜ惹かれるのか?を考えてみた。


好きと思うドラマの傾向を探ってみる

とにかく好きなドラマを書き出して、それぞれどこに惹かれたのか?を一覧でまとめた結果、大体下記の割合で好きと感じていることが分かった。(めっちゃざっくり)

都会感      ●●●
ストーリー・脚本 ●●●●
台詞       ●●●●
演出・構成    ●●
キャラクター   ●●●●●
部屋・美術    ●●
共感       ●●●

全体的に話と登場人物のキャラクターが好きなことが大前提で、主に都会への憧れと共感が大半を占めていた。
あとは観た時の自分の歳と、その時代背景によってカラーがあって面白い。

わたしのドラマ遍歴

■ドラマにハマるきっかけ
▼90年代後半(小学校3年生頃〜)
1996年 ロングバケーション
1996年 若葉のころ
1997年 ぼくらの勇気 未満都市
1997年 金のたまご
1998年 聖者の行進
1999年 3年B組 金八先生

わたしのドラマ好き人生は小学3年生頃から始まる。
都会の生活に憧れ、なんとなくトレンディー感のあるドラマに惹かれ、あまり内容が分かってなくても観ていた。
完全にkinki kidsの影響で観てるドラマや、社会派ドラマの内容には衝撃を受けつつも、よくこの歳で観てたなというものも多い。
この頃から都会への憧れがあり、「将来は横浜に住む!」と言っていた。(小さい頃から東京や横浜へ旅行に連れて行ってくれていた両親に感謝!)

部屋への憧れ期
▼90年代後半〜(小学校高学年〜)
1999年 to Heart 〜恋して死にたい〜
2001年 ストロベリー・オンザ・ショートケーキ
2001年 2001年のおとこ運
2002年 春ランマン

洗練されたというより、自分だけの城感が強い部屋が好き。その時代の流行りが強く感じるものも◎
中学生の頃には、将来は東京で一人暮らしをしておしゃれに働きたいと漠然と考えていて、高校を卒業したら上京することは決めていた。
部屋の間取りやインテリアもドラマで憧れ、自分の部屋の模様替えをよくしていたし、実家の部屋はこの頃の名残がかなり残っている。
黄色・オレンジ・ピンクを基調とした部屋で、ニコちゃんマークのビーズカーテン、ビニール素材のCD飾れるやつ、昭和レトロな雑貨、スケルトンな家電。


都会への憧れ期(都会で働く女性に憧れる)
▼2000年代〜(中学・高校〜)
2001年 カバチタレ!
2002年 恋ノチカラ
2002年 ランチの女王
2003年 美女か野獣
2003年 すいか
2005年 anego
2005年 スローダンス
2005年 曲がり角の彼女
2007年 ホタルノヒカリ
2007年 働きマン
2008年 夢をかなえるゾウ

学生の頃は特に働く女性(都会で)への憧れが強い。
さらに独身で婚期を逃した女性の奮闘など好きな傾向にある。(それは今も変わらないかも)


セリフが胸に刺さる期(共感強め)
▼2010年代(大学生〜社会人〜現在)
2012年 最後から二番目の恋
2014年 続 最後から二番目の恋
2012年 リッチマンプアウーマン
2013年 ラスト♡シンデレラ
2016年 地味にすごい!校閲ガール
2016年 逃げるは恥だが役に立つ
2017年 過保護のカホコ
2018年 隣の家族は青く見える
2018年 アンナチュラル
2018年 あなたには帰る家がある
2018年 獣になれない私たち
Prime 東京女子図鑑
2019年 わたし、定時で帰ります

自分も大人になり、ドラマの主人公の歳に近づいてきて、置かれている状況や台詞に痛いほど共感し始める時期。
小さい頃から憧れていた東京で暮らすわたしはまだドラマの主人公のような生活はできていない。
仕事、恋愛が上手くいかなかったり、楽しいだけじゃない社会人生活、焦りや不安も多い中、数々のドラマに勇気付けられたし、一緒に頑張ろうという気持ち。


大人の青春期
▼2010年後半(30代、40代に向かって)
2017年 居酒屋ふじ
2019年 デザイナー渋井直人の休日
2019年 きのう何食べた?
2019年 凪のお暇
2019年 俺の話は長い
2019年 グランメゾン東京

最近好きなドラマは、これからの生き方とか、日常の幸せとか、大人になってからも楽しく生きている主人公をみて、憧れ始めている?

年代関係なく好きな脚本家
宮藤官九郎
2000年 池袋ウエストゲートパーク
2002年 木更津キャッツアイ
2003年 ぼくの魔法使い
2003年 マンハッタンラブストーリー
2005年 タイガー&ドラゴン
2010年 うぬぼれ刑事
2016年 ゆとりですがなにか
2017年 監獄のお姫さま
三木聡
2006年〜 時効警察
坂元裕二
2011年 それでも、生きてゆく
2013年 最高の離婚
2015年 問題のあるレストラン
2016年 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
2017年 カルテット

憧れや共感が軸じゃなくても、元々好きな脚本家のドラマはいつどの環境で観ても、好きなものは好きということも分かった。

自分がなぜ惹かれたのか整理してみると、
一貫して都会への憧れや、各世代で共感を求めていたり、
誰かの人生に憧れたり、いくつになっても勇気をもらえるし、泣いたり笑ったりわくわくさせてくれるから好きなんだと再認識できた。

わたしにとってドラマは人生で、人生はドラマだなと思う。

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