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そこに橋をかけたなら

デンマークのコペンハーゲンとスウェーデンのマルメ(Malmo)をつなぐ橋、「Öresund Bridge(オースレン・リンク)」。

16kmほどの海峡をつなぐ橋と道路(一部は海底を通るトンネル)で、2000年に完成したそうだ。

近い

橋が完成してから街の様子は大きく変わったという。特にマルメはスウェーデンの南端に近く、ストックホルムまではけっこうな距離があるから、海外への交通網も、色んなものがコペンハーゲンのほうが近いという地理にある。
この橋を渡った通勤をする人が増え、買い物程度でもかなり人が行き来するようになったのだ。

陸と陸を隔てる海に橋をかけると、人々の生活が変わる。

2022年のいま、わたしのような異邦人でも1,500円ほど払えば橋を渡って国境を越えられる。

わたしはこの橋を電車に揺られて渡りながら、知っている橋のことを思い出していた。
つい最近気仙沼にかかった橋を想う。気仙沼大島の人の暮らしは橋によって大きく変わったという。

去年は、四国と本州をつなぐ明石〜淡路〜鳴門の橋を渡ったっけ。

ロシア樺太と稚内に橋がかかっていたら。
いつか、台湾と石垣島の間に橋がかかったら。
石垣の人は台北に仕事に行くかもしれないなあ。

そんなことを考える、北欧の夜。

(つぶやき)
コペンハーゲンで泊まってるホステルがハンパない規模で、過去最大。ひとつの村みたい。きれいでとても快適。下のバーでは毎日サッカーライブ観戦ワイワイが行われているが、どうもそんなテンションに馴染めないのでしっぽりnoteを書いている。

(つぶやき2)
旅も2週間経って、インプット過多なのでnoteを徒然に。


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