見出し画像

1/29 月曜日 はれ

不妊治療といえども色々と段階があるのだけど、少し前の状況ではもう今すぐにでも顕微授精をしようと考えていた。

けど、1つずつ明らかにしていくとそんなにポン!と出来る感じじゃないなぁとなり、更にはやはり人工ということへの不安だとかリスクだとかも考え始めたみたい。

私はそもそも養子も視野に入れているタイプだったので、その辺りは基本旦那さんの気持ちに任せる。任せているが、よし顕微やろう!から、やっぱりリスクとかどうなんだろう…と、その都度揺れて変わっていくのは、自分が何者かの立ち位置を決めるのについていけなくて歪みが出る。


何だろうな。

養子話をすると結構びっくりされるんだけど、1人の人間(もしくはそれ以上)と、生まれて間もない頃から向き合って向き合って、付き合って、様々な事を教え教わり、高め合っていくということに血の繋がりはさほど影響ないと考えている。私が母になりたいというのは、母性というより、自分自身への興味も大きいのだよね。自分がどんな子育てをするのか。何故勉強するの?と聞かれた時に、自分が何と答えるのか。それを知りたい。

よく考えると猫だって養子だもの。どこからかきた猫達と向き合い家族になる。自分から生まれた訳じゃない命をこんなにも愛してる。



実際動き出せるのは早くて半年後になりそう。その間も時が流れていく。
あーもうなんかな、めんどくさいな。はぁ、高飛びしたい。あーー外国行きたいなーーーー!!稼がにゃ。

自分が何者かわからなくなって相談して正してもらってまた確認する。
頑張るとまたいっぱいいっぱいになると思う。という度に、いっぱいいっぱいになるなら今のままでいいんじゃないか、十分だ。と言われるのだけど、そうかー。いっぱいいっぱいになったら支えるし協力するからまた頑張ってみたら。と言われるのを待っているらしい。
あぁ、女々しいな、自分。


今日も私はあたたかい部屋で、猫と一緒に猫のような暮らしをしている。たとえ子育てをする事になっても、いつの間にか彼の考えを心の真ん中に置いて考え事をして、結局の所辿り着くのは母猫のような私なんだろうか。