ジャニオタになった理由

自分でもアラサーにして新たにはまるジャンルにジャニーズを選ぶとは思わなかったので、その理由をとことん考えてみた。

①女性アイドル最推し、YUI-METALを超えるアイドルを見つけられない
②好きなバンドの供給が足りなかった
③彼氏がいない

①既にグループを脱退・芸能活動を行っていない彼女を最推しのままでいるのは自分は成仏の出来ない幽霊のようだと感じる。
男性はバンドマン以外あまり興味がなかったので供給のある新たな推しが女性アイドルにいたら、ジャニーズってかっこいいよね止まりだった筈。

②1番長く高い熱量で応援しているcinema staffのベストツアーのチケットが取れなくて傷心中だった。今でも傷が癒えない。

③彼氏がいないと男性アイドルを推しやすい。

①〜③を踏まえSixTONESは良いタイミングでわたしの心にスッと入ってきたのでしょう。失恋後に慰めてくれる友達を良いなと思っちゃう、みたいな。そんな経験ないけど。
あと、最初そんなでもねえなと思っていたモノに魅力を感じ始めるとズブズブになってしまう。3回くらいお断りした人と付き合ったら、結局めちゃくちゃ好きになった経験がある。


以下は①を書くうちに爆発したベビメタ愛。
ただたんに長い。成仏しろ。

1番好きなアイドルはBABYMETAL。そのベビメタを2018年10月に脱退したYUI-METALこと水野由結が女性アイドルで1番好きだ。今でも1番。

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ゆいちゃんは脱退10ヶ月前の公演から体調不良で休養していたが、特に言及されることなく発表されたツアーのチケットを素直に取り今回から戻ってきてくれるんじゃないか?と思っていた。10月19日に脱退の発表があり、何もなかったかのように開催された28日のSSA公演。中元すず香と菊地最愛は2人で頑張ると決めたんだ、応援しようと思いつつも心がついていかないまま会場に向かうとチケットを家に忘れていた。ゲストアーティストがいたので取りに戻っても多分間に合ったけど、ゆいちゃんのいないベビメタを受け入れる勇気は出なかった。

ゆいちゃん脱退後の7人体制のベビメタは本当に見ていられなかった。変なメイクに可愛くない衣装、大して良くない新曲。何よりあの3人がいることによって出来るトライアングルが崩れたことが最悪だった。ベビメタを応援する身として3人体制でライブが見たい、だけどゆいちゃん以外の誰かが入るのは見たくない。何もかもが変わってしまい、もう無理だと思った。

2019年6月、元モーニング娘。の絶対的エース鞘師里保がサポートメンバーとして突如現れた。文句なし拍手喝采の人選、3人体制時の可愛らしい衣装をベースにアップデートされた美しい衣装、再び3人体制でステージに立つBABYMETAL。まさかこんな夢のようなことが起きると思わなかった。サポメンはアベンジャーズと呼ばれ、鞘師に加えベビメタを輩出したさくら学院の藤平華乃、元さくら学院の岡崎百々子と最強の3人が揃い、見たかったベビメタが帰ってきた。

7月に名古屋で行われたもあちゃん生誕祭のライブビューイングに行った。大泣きした。ゆいちゃんがいないこと、いなくてもベビメタは進んでいること、かつていた場所に非の打ちどころのない新たな魅力を持った女の子が立っていること、可愛かった2人は美しくなり完璧なパフォーマンスを見せてくれること、もあちゃんが20歳になったこと。色んな感情が溢れて泣くしかなかった、どの瞬間も最高だった。
BABYMETALは今もこれからもいつも最高。

10月に出たアルバムは曲中の合いの手ゆいもあパート的な部分がごっそりなくなってひたすらすーちゃんが歌っている印象。今までとは違ったアプローチの曲が増え、一層ジャンルの幅が広がったことですーちゃんの何でも歌える感が強くなった。もあちゃんのソロ曲を作るべきだったと思うけど、ベビメタの雰囲気にしては声が可愛すぎるかな。シングル配信5曲していて16曲入りはかなり頑張った気がする。

今のBABYMETALを受け入れているし、応援しているし、好きだ。

でも、ゆいちゃんを忘れられない。忘れる必要もないけど、今も彼女が1番好きなわたしは成仏出来ない幽霊どころかゾンビのようにも思えてきた。
脱退コメントで言及したようにいつかまた姿を見せてくれると信じたい。YUI-METALに会うことは叶わないけど、水野由結を待ち続けるよ。







ギリギリでいつも生きているので生活費に充てます。