３７歳になりました。

３７歳になりました。ありがとうございます。

３７歳の誕生日を現役の表現を生業にする者、格闘技選手として、迎えることができたことを喜びに感じています。これも日々支えてくれる皆様のお陰です。歳を重ねるごとに周囲に生かされてることを実感するし、３６歳の１年もお世話かけました。たくさん助けてもらいました。また１年よろしくお願いします。

３７年前の今日、誕生しました。両親への感謝ともう少し生きてね。

両親も喜んでくれただろうと思う。そうであってほしい。大丈夫だよねっ！？

一人っ子で甘やかされて、わがままに育ってしまったとされるのですが、両親の教育よりも先天的なものとして、青木真也だったのではないかと最近になって思います。

思い返すと両親はまともなことを言っていたし、母はヤンチャな僕のことで小学校に呼び出されて、滅入っていたりと普通の人だったから、僕は突然変異なのでしょう。

面倒はかけっぱなしなのですが、それなりに息子の活躍を楽しんだり、それなりにでかい顔しただろうし、不快な思いと同じくらい、いい思いもしただろうから、十二分に楽しんだのではないでしょうか。一人息子だけど３人くらいの面倒さと楽しみはありましたよね。

僕もまあ色々あって、独り者に戻ったわけで、親類で言うと頼れるのは家族３人です。そうか家族は３人なのか。いざこうして文字にすると相当に危機感を感じます。

もう少し生きてね。天涯孤独になるにはまだ早いから。
本気で天涯孤独になる将来に腹が決まっています。とりあえず友人の鬼澤ドクターが老人ホームを作る話をしていたので、皆でそこで最期を迎えようと予約を入れておきました。その頃には看護師やヘルパーさんも日本人ではなく、外国人だったりするんだろうな。

３７歳まで現役選手としてやっているとは.....。

３７歳まで現役選手として、やっていることは想像はできたにしても、ここまで元気にやれているとは思いませんでした。

３７歳で現役はできてもトップ戦線でやれている選手は少ないし、試合での誤魔化しではなく、相手や取り組みなどでキャリアの誤魔化しを使う選手が多い中で、僕は現実の格闘技の中で闘えている自負があります。

今も現場で若い選手に混じって練習して、格闘技の前線で試合ができているし、誤魔化しのキャリアは送っていません。誤魔化すにはまだ早いのではなく、振り返るにはまだ早いと思っています。

振り返るにはまだ早い。あと１年から２年で凌ぎを削って新章に。

先日、青木五味の記事でも書きましたが、僕はまだレジェンドファイトには逃げません。今しかできないことがしたいのです。レジェンドファイトは後からできるから。

幸いなことにまだコンディションを良い状態で維持できています。
衰えとして、若い選手と比べて、反応が鈍ったり、回復が遅れたりはありますが、まだ経験で誤魔化しがきくし、ここは僕の腕の見せ所だと思っています。右肩あがりでなくなったときの格闘技の方が面白いとは思いもしなかったですが。

まだ勝負できるし、この状態のときにやれることはやっていきたいのです。それはできる限り勝負論のある試合をすることです。あとは国内にやり残したこともあるし、国内への責任感みたいなものを勝手に感じています。これは後述します。

３７歳。真っ当に焦って懸命に貧乏くじを大当たりに。

肉体的にも辛かろう。より知恵を使って行かねばならないでしょう。

より厳しい闘いが待っているかと思います。
もしかしたら、レジェンドファイトに切り替えたり、他に商売をやりつつ、のんびり試合をした方が賢いのかもしれません。賢い方はそうするだろうし、それが堅実で賢いのも十二分にわかっています。わからないほどにアホだったら楽なのですが、それがわかる程度にアホだから、面倒です。

貧乏くじを引かないことばかり考えて、生きていくとゴミみたいに内容のない人間になっちまうぜ。貧乏くじをあたりに変えるし、それをするのが気合だったり、努力だったりすると思っています。

あとは国内で試合がしたい気持ちがあります。
それはまた公に書くとアレなのでここからは課金にします。