試合1ヶ月前です。練習とかコンディショニングとか。キャリアとか。濃いめです。

試合に向けての期間が始まっています。

練習スタイルも量も毎回変わっていますが、今回はここ最近でいうと大きく変えたと言っていい部類に入ると思います。どう変わったのか、どうして行くのかを軸に練習、コンディショニング、キャリアの3点で書いて行きます。

格闘技に限らず各競技の選手、指導者がすっと読める内容だと思いますし、これからどうして行くか悩める若い世代に何か力になるものになっているのではないかなと思います。

さて練習から。

昨夜、柔道のトップ選手と情報交換も兼ねて食事をしていました。24歳なので僕の10歳下になる選手で現役バリバリ。軽量級で選手の年齢も若く、24歳でベテランの領域だと自嘲していましたが間違いなく若い部類に入ると思います。

彼が量に依存して練習を作ってきたので、量を減らすことが不安だと言っていました。その場で同意で共感してしまいました。

練習は質を高めることが大切です。これは誰もが頭ではわかっているし、実践しようとしています。

しかし量をやらない不安があるのでどうしても無駄な練習をしてしまう。僕の例を出しても5本でオールアウトしているスパーリングを1−2本余分にやって、精神的な満足を得ているような状況はよくあります。無駄なのはわかっているし、消費カロリーを増やしたいのならば有酸素運動でケガのリスクなくやればいいのです。でもそれができないのです。練習量にハンドルを握られているから。

どうしたら練習量に依存しなくなるか。
自分自身が量に依存している割合を減らすのは難しいとは思うのですが、周囲の選手から受けるプレッシャーを減らすことは簡単にできるはずです。選手のSNSをフォローしないほうがいいです、もしフォローしてるとしたら即刻やめろ。SNSには練習自慢が垂れ流されていて、それを見たら、やらなければ不安になってくるものです。試合前の神経戦の様相すら呈してきています。すぐにフォローを外して、自分自身と会話しよう。僕は周りの情報を遮断することで不安感はだいぶ減りました。

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