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マネジメント料の適正額ってどうやらどの業界でも悩んでるみたい。格闘技界の適正額とは。

格闘技業界の当たり前で「おかしい」と感じている一つにマネジメントフィーがあります。僕は原則としてマネジメントフィーを払ったことがないのですが、海外の試合のスポンサーをつけるからと言って、スポンサー分の仲介料は30%だったように記憶しています。

試合に関しては自分でやるスタイルでここまできてしまったので、マネジメントの必要を感じたこともそこまでないこともあってマネジメントフィーを払ったことがないのです。

ただ選手によってはマネージャーを入れていて、そのフィーは20%から30%が相場なのだと僕は見ています。キックボクシングの場合はジムが30%取ることが相場で、それはボクシングの33%がジムの取り分からきているのだと思います。多分、根拠はなくて大まかな流れでそのままきているのだと思います。閉鎖的で抑圧的な業界からなのか、支配側がコントロールする術に長けているのか、選手側が思考停止しているのかはわからないが、声を上げることはできずに、そのままきていると思います。

僕がいいたいのは、何割が正解かって話ではなく、皆が考えて決定したほうがいいし、そのために他のスポーツはこうなっているよって話をしたいので、マネジメント界隈は敵だと思わずに、何かいい話があったらくださいねっ!

調べていくと移籍や年俸契約で大きな金額が動く、サッカーや野球では選手会やリーグ側がガイドラインを定めています。あくまでガイドラインであって実際はどのくらいの割合で推移しているかは表に出ない部分はあるのですが。

ちなみにサッカーのエージェントは5−10%だと書いている選手ブログがあったので参考程度に貼っておきます。

プロ野球の選手会の報酬ガイドラインが「集合知、インターネット」に転がっていたのでこれを読むと面白いかと思います。

報酬に対しては以下のように書いてあります。

選手代理人の報酬モデル
次のようなモデルが考えられます。
1 期間契約の場合
(1) 年俸を基準にした一定割合の金額という形で支払う形態
アメリカ・メジャーリーグの選手代理人に関する規制においては選手代理人 の報酬は年俸の5%までされています。もっとも、メジャーリーグの選手代 理人は選手契約交渉以外にも様々なマネージメント業務を行っています。し たがって、これを基準に考えると、委任する事項や選手の年俸額にもよりま すが、当面、契約更改交渉の代理のみが主要な業務となる日本の選手代理人 の報酬としては、だいたい年間で年俸の1~2%程度が標準と考えられま す。
(2) 顧問料のように一定期間の定額という形で支払う形態
次に、月単位など一定期間単位で一定の金額を支払う場合の支払額として は、委任する事項や年俸額にもよりますが、前述のように、当面、契約更改 交渉の代理のみが主要な業務となる日本の選手代理人の報酬としては、だい たい年間で年俸の1~2%程度が標準と考えられため、月額単位ならば、 それを12で割った金額が標準的な金額と考えられます。
(3) (1)(2)の支払いに加えて、以下の2のように選手契約交渉を行う際に別途報 酬を支払う形態
この場合、(1)(2)によって支払うべき金額は低く設定しておいて、別途の報 酬を高く設定することが考えられます。 (1)(2)の支払いを高めにしている のであれば、別途の報酬の支払いは低く設定することも考えられます。

流石に1−2%は少ないにしても多くとって5%くらいまでが適当なのかなあというのが僕の思ったところです。このガイドラインはあくまでガイドラインであって、ぼったくられないようにしてねって話だと思うのですが、どこの業界も仲介料に関して、何が適正であるかを明確な答えを出せずにいるのだなと感じました。

ちなみに僕が何か仕事を持ってきてくれた人に対してどうしているのかを以下に書いておきます。

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