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月刊青木真也

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#格闘技

最近のコンディションと行き先未定な話

最近のコンディションと行き先未定な話

ここ最近はコンディショニング重視の生活を送っていて、格闘技の練習回数も内容も抑え気味にしています。練習を詰めてやっていないが故の不安はありますが、それでも試合が決まればそれなりに整えることができる自信があるので、コンディション重視のケガをしない生活をしています。

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思考停止のメリットデメリットの話

思考停止のメリットデメリットの話

トレーニングスタジオBAMFの番頭さんと駄話をするのが、ここ最近できた僕の楽しみです。両者共に斜に構えて距離を置いた視点の駄話を徹底している上、番頭さんの格闘技界の視点でない意見に日々発見を頂いていて、おかげさまで今月は毎日note更新に繋がっております。ありがとうございます。

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業界何度目かの減量ブームと青木真也まさかの体脂肪9.3%

業界何度目かの減量ブームと青木真也まさかの体脂肪9.3%

格闘技界隈に定期的にやってくる減量ブームがやってきていて、階級変更する選手が増えています。それと同時に減量法と減量サポートを声高に叫ぶトレーナーの方々が出てきて、きな臭さを感じずにはいられないのと藁にもすがりたい人を商売にするのは僕の良心ではモヤモヤを感じてしまいます。スペシャルドリンクとか倒せるバンテージ巻きとか、通常時は何とも思わなくとも試合前で藁にもすがる気持ちだとすがってしまう気持ちもわか

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格闘技にウエイトトレーニングは必要か コンディショニングのために細々やってます

格闘技にウエイトトレーニングは必要か コンディショニングのために細々やってます

1月の試合が終わってから、ウエイトトレーニングをしています。

週に2回3回とコンディション維持の目的で取り組んでいて、時間にして1時間弱で格闘技の練習に影響がない程度の強度にしています。年齢で衰えて行く筋力と男性更年期対策のコンディショニング目的でウエイトトレーニングを取り入れているので、格闘技のためにやっているわけではないところもあるのですが、格闘技にウエイトトレーニング不要論が定期的に盛り上

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「選手と指導者」は両立は難しい&これからの格闘技は幼少期からやらないと難しい

「選手と指導者」は両立は難しい&これからの格闘技は幼少期からやらないと難しい

日々、青木真也が活動する中で感じたことを書き記して行く記事を頻度多く出していけるようにしようと考えている一環の記事です。何か正解を導き出そうとするわけでもなく、感じたこと思ったことを書いていきます。脱線したり、話が飛んだりしつつも今、思うことを書いていきます。

昨日、トレーニング終了後に「選手と指導者」は両立が難しいとの話になって、二兎追うもの一頭も得ずでどっちつかずの状況が生まれてしまいがちな

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格闘技選手は専業か兼業か しっかり会社員で働きながらプロ選手やるのが賢明

格闘技選手は専業か兼業か しっかり会社員で働きながらプロ選手やるのが賢明

日曜日の午前中から昼にかけてUFCがやっていますが、3月31日は練習で一緒になった方が出ている「パンクラス」を眺めていました。眺めていたと書くのには理由があって、この規模の国内格闘技興業は観客を考えた作りではなく、選手を考えた競技会です。プロ格闘技興業として観ようとするとこっちがイライラするので、眺める程度がこちらもペースを乱されずで丁度いいのです。

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脇固め 「テクニックとも言えない行為」か はたまたルールを研究した「クリエイティブ」か

脇固め 「テクニックとも言えない行為」か はたまたルールを研究した「クリエイティブ」か

Twitterを眺めていたら、僕の技を「テクニックとも言えない行為」と紹介している方がいらっしゃって、ルールで許された行為に対して「あんまりだ」とは思いつつ、ルールで許された技術であることを被せるTweetををしたところです。それなりに反響があってよかったです。

Tweet主の「テクニックとも言えない行為」の意味合いとしては、「ルール内とは言え、相手にギブアップの間を与えない技」に関して、それを

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朝倉未来対平本蓮と超RIZIN3を聞いての雑感 

朝倉未来対平本蓮と超RIZIN3を聞いての雑感 

7月28日 さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョンにて超RIZIN3の開催が決定。同時に朝倉未来対平本蓮のカード発表と冠スポンサーにyogiboが発表されておりました。情報量がギュッと詰まった発表で交通整理が必要だと感じたので、今回も青木真也の視点で要点をまとめて参ります。大会見所と予想記事は大会が近づいたら盛りだくさん全力投球の所存です。

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40歳を過ぎたコンディショニング 練習を抑えつつコンスタントに続けていく

40歳を過ぎたコンディショニング 練習を抑えつつコンスタントに続けていく

1月28日の試合が終わって、第一線からは退いて悠々自適に格闘技を楽しむはずだったのですが、1月28日の試合がアクシデントが起こった上に結果として青木真也の代表作の一つになってしまうほどの出来の良さで、第一線から退くに退けなくなったおかげか、単純に格闘技運動依存かはわかりませんが、コンスタントに練習を続けております。

側から青木真也を見ても退く気は微塵もないように見えるだろうし、自分自身としても退

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格闘技界隈の逮捕にまつわる話 社会からあぶれた人間の受け皿と法を守らないのは別

格闘技界隈の逮捕にまつわる話 社会からあぶれた人間の受け皿と法を守らないのは別

ブレイキングダウンの界隈の方々が恐喝でお縄を頂戴したり、MMAファイターで平田樹さんの現パートナーの鹿志村仁之介さんが大麻取締法違反でお縄を頂戴したり、格闘技界隈にとっては逮捕のニュースに揺れる1週間でした。ブレイキングダウンの界隈を格闘技界隈とするか否かは判断が分かれるところな上に、報道される事件の内容もまたアッチの世界の風味がするので首を傾げてしまいますが、世間一般的には「格闘技」で一括りにさ

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今現在、格闘技選手になるには格闘技競技のベースがあるのが必須の話 

今現在、格闘技選手になるには格闘技競技のベースがあるのが必須の話 

今、現在格闘技選手になるには「幼少期から格闘技競技のベースがある」か「傑出するような運動能力」を持っているかのどちらかが必須(両方兼ね備えていればさらに良し)という話を北岡悟さんがしていて、選手育成の場に触れていない僕からすると「今はそんな時代になっているのか」と驚きはあったものの、他競技を考えると成人してからオリンピック選手やプロ選手になる話は聞いたことがないので、競技として成熟した当然の結果だ

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1月28日から1ヶ月

1月28日から1ヶ月

1月28日のONE日本大会から1ヶ月が経ちました。

消費速度が増す世の中では、1ヶ月前の試合を味わっている時間も余裕もなく、次から次に流れてくる仕事にコンテンツに目の前の時間を食い潰されているのが実際のところだと思います。大会から数日すれば大会の話をしている声も聞こえなくなり、点で終わっていくのが現代の格闘技です。僕はそんな格闘技をずっと味気なく感じていて、点ではなく線で見てほしいし、線で見ると

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コンディショニングの一環でウエイトトレーニングを取り入れた話

コンディショニングの一環でウエイトトレーニングを取り入れた話

今までの青木真也からは信じられないかもしれませんが1月28日の試合が終わってから、ウエイトトレーニングをしています。もちろん目的があってのことです。

青木真也のイメージからウエイトトレーニングは対極にあって、青木真也がウエイトトレーニング!?と信じない方もいるかと思うのですが、週2回ウエイトトレーニングをしています。※トレーニングの案件ではありません。

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納得できるかどうかの話

納得できるかどうかの話

岩本健汰さんがアメリカでADCC準優勝ミカガルバォンさんとの試合で敗戦した試合を後追いで映像をチェックしました。日本国内レベルでは試合はもちろん練習でも相手がいない状態の岩本健汰さんがミカガルバォンさんには防戦一方で最終的に極められる姿を見て、世界トップレベルとやれば「まあそうだよね」と思いつつも防戦一方で防戦できているのは凄いことだと思いました。

ミカガルバォンさんが団体は違えどIBJJFの大

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