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月刊青木真也

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2020年3月の記事一覧

週末予定のない中での練習の話と試合をする覚悟。

週末予定のない中での練習の話と試合をする覚悟。

3月28日土曜日。

本来であれば12時から練馬でクラスをして有酸素運動をして終わる日だったが、週末の自粛要請でジムがお休みなこともあって、ぽっかりと土曜日の予定が空いてしまった。

日曜日の修斗も中止になってしまったので、土日がぽっかり空くなんてことは思い出せる近々の過去の記憶になく、何をやったらいいのか困ってしまう。独居中年の長所と短所が一気にやってきた。

土曜日に3人で練習をした。

金曜

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修斗の中止と青木真也の近況。青木真也だって恐怖を感じるんだ。一通り感じて、予想して突っ走る。

修斗の中止と青木真也の近況。青木真也だって恐怖を感じるんだ。一通り感じて、予想して突っ走る。

オリンピックの延期決定で潮目が変わったようで、今週末は外出自粛要請(自粛を要請って意味がわからないけど)が出て、格闘技イベントは無観客試合か中止となった模様です。

先週のK-1がうっかり元気に開催した上、満点を超える神興行で、世間様からは叩かれつつも、K-1の名が全国ニュースで知れ渡り、小池百合子知事の口から「K-1」の名が出るってこれはこれですごいことだと思います。

僕は前回の記事で書いたよ

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その後の証言!『DREAM』(2013年編)「なぜ(IGFから)青木にオファーがあったのか」

その後の証言!『DREAM』(2013年編)「なぜ(IGFから)青木にオファーがあったのか」

その後の証言!『DREAM』(2013年編)「なぜ(IGFから)青木にオファーがあったのか」

 2012年大晦日の大会を最後に活動停止となった『DREAM』。青木真也は『DREAM』離脱後、『ONE』へと参戦。2013年にはライト級王者に君臨する。そして年末にはなぜかIGFから『INOKI BOM-BA-YE』への参戦オファーが。今回は2013年の“バカサバイバー”の活動を振り返る――。(聞き手

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K-1の決行に覚悟を見て、大会の素晴らしさにK-1の底力を見た。

K-1の決行に覚悟を見て、大会の素晴らしさにK-1の底力を見た。

僕も例に漏れず、コロナウイルス自粛の関係で仕事への影響があります。

3月末講演の仕事、3、4月プロレス試合、6月の地方イベントゲストなど自粛による中止で影響を受けております。そもそも本業の格闘技の試合がどこもイベントが止まっています。(世界的にどこも中止)

フリーランスでやっていく覚悟は持ってますから、これで弱音を吐くのではなく、この中で如何に闘っていくかを考えてやっています。イベント休止で話

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グラップリングマッチします。舐めんなよ。ジャパニーズMMA。舐めんなよ。青木真也。

グラップリングマッチします。舐めんなよ。ジャパニーズMMA。舐めんなよ。青木真也。

なんだか気持ちが安定している。グラップリングマッチが決まったからだ。

僕は試合がないと気持ちが不安定になる。試合があってもそれはそれでアップダウン激しいのだけど、試合がない時期は出口のない沼にいるような低空飛行だ。昨年の10月からMMAの試合がなく、なんだかスッキリしない日々を送っていた。

日々の練習は試合があろうがなかろうが楽しいことに変わりはないし、若い選手たちとの練習では自分とは違う価値

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Aokiプロジェクト始動とインディたるものの矜持。自分の好きなことで豊かに生きていく策。

Aokiプロジェクト始動とインディたるものの矜持。自分の好きなことで豊かに生きていく策。

新しいプロジェクトとして「Aoki プロジェクト」始動です。

僕としては「青木駅伝」を考えていたのですが、わかりにくい上に「誰も見ねえよ」となりまして、「Aoki プロジェクト」に着地しました。「青木駅伝」よかったとは思うのですが、流石に年間を通じてとなるとまた違ってきますし、「Aoki プロジェクト」でよかったと思っております。

青木真也がマッチメイクする!→青木真也が翻訳して伝わりやすくす

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ZSTグラップリングに行ってきました。岩本さんが普通に優勝。

ZSTグラップリングに行ってきました。岩本さんが普通に優勝。

岩本健汰選手のセコンドの役目でZSTグラップリングに行ってきました。

岩本選手は僕のグラップリング練習において、重要な役割を務めてくれています。昨年は岩本さんと組むことでレベルアップできたと感じているし、岩本さんのおかげで組み技の技術感度も上がって研究に取り組むようになりました。

岩本さんとはそれなりに競る練習ができているとは思っておるので、岩本さんもそれなりには重要な練習相手として位置付

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自粛を自粛した不要不急の路上プロレス。目隠し乳隠しと大仁田厚でスッキリしたよねって話。

自粛を自粛した不要不急の路上プロレス。目隠し乳隠しと大仁田厚でスッキリしたよねって話。

自粛要請が延長。センバツ高校野球も中止が発表された日。

僕はさいたまスーパーアリーナの控え室にいた。
DDTの路上プロレスに出るために。2015年に初めてプロレスに参戦したときは格闘技関係者からは湿っぽい反応があったのだけれども、今は青木真也がプロレスをしても当たり前のこととして通り過ぎている気がする。5年も好きで続けているし、プロレスラーとしての顔も認知されているひとつの現れだと思っている。

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試合が5ヶ月空いている。試合がしたい。試合が空く恐怖感が増している。

試合が5ヶ月空いている。試合がしたい。試合が空く恐怖感が増している。

最後にMMAの試合をしたのが10月13日のONE日本大会。

もう5ヶ月試合をしていないことになる…。
すぐ4月に組まれるとは思えなく、そうなると半年は試合をしていないことになって、コンスタントに試合をしていきたい自分としてはストレスの溜まる状況であることは事実だ。

僕のコンディションができていないからなのかと思う方もいるのだろうが、練習は変わらずできているし、コンディションは常に整えている。万

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朝倉未来さんと朴光哲さんの試合を紹介と分析と試合予想。試合前の前情報にどうぞ!

朝倉未来さんと朴光哲さんの試合を紹介と分析と試合予想。試合前の前情報にどうぞ!

RIZINで朴光哲さんと朝倉未来さんの試合決定。

先日の朝倉未来さんの試合後に朴さんのリングインからの対戦要求で決定する流れは個人的には悪くないとは思うのですが、ウェブを見ていると賛否が分かれる感じです。賛否が分かれる感じもこれまた熱を生むし、熱が生まれている証拠だと思うので、大事なことだと思います。

大会を次に繋げる「作り」としてはセオリー通りなのですが、話題を作る意味でも、軽く揉めるくらい

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後楽園ホールの控え室。日常と非日常の狭間。そこから非日常に向かい日常に戻る。

後楽園ホールの控え室。日常と非日常の狭間。そこから非日常に向かい日常に戻る。

後楽園ホールは月に1回は確実にいく場所になっている。

後楽園ホールは数々の漫画にも出てくる。まさに聖地だ。最近の若い世代であれば「はじめの一歩」なのであろうけれど、僕には「頑張れ元気」で、後楽園ホールでシャーク堀口が関拳児に負けて、後楽園遊園地で亡くなるシーンが印象深い。後楽園ホールの階段の落書きを帰りに見るとマット界を支えてきたファンの厚さを感じるし、自分たちのジャンルの将来が少しだけ安心な気

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コロナウイルスで自粛の嵐の中で住村さんが競り勝ったお話。見た人に勇気を与える試合。

コロナウイルスで自粛の嵐の中で住村さんが競り勝ったお話。見た人に勇気を与える試合。



コロナウイルスの影響でイベントの中止延期が続いています。
大規模イベントとは言えないであろう後楽園規模の大会まで中止が続いていて、流石に過度なのではないかと個人的には思っていますし、職場がなくなる危機を感じて頼むからやってくれと願っている日々です。

佐伯さん率いるDEEPも中止でセコンドにつく予定であった住村選手の試合は延期になるのだろうなあと読んでおりました。佐伯繁さんは年末にツイッターで

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