
ウクライナ避難民支援|私たちの現在地と達成したいこと
私たちは、Ukraine to Japanという名前でウクライナからポーランド経由で日本渡航を希望する方の渡航サポートと国内定住サポートをしている有志団体です。
ポーランド経由で避難してきた2名、ローマとベルリンに一時滞在避難していた2名を迎え、先の2名は都営住宅に、後の2名は都内のマンションで生活しています。
4名とも食材や日用品や衣類など衣食住に必要なものを揃え、各自で生活しています。今後日本語学校に通い、就労に向けて活動を進めます。
4名とも元気で、安心して生活をしています。
残り4名については、ポーランドでビザがようやくおり、今週末に日本に渡航となっています。
「ルナ」さんの渡航をサポート
リヴィウで暮らしていたルナさんとポーランドとの国境で出会い、日本に渡航したいという強い意思を確認し、渡航をサポートしています。
その様子が、日本テレビに取材され、4/2朝の番組に放映されました。
さらに4/11朝のめざましテレビでも密着取材で放映されました。

現在私たちは、ルナさんと同じ避難経路上で日本渡航を要望している方々の渡航をサポートするため、ポーランド国内の移動から国内の定住サポートまでの手順を手探りで確立中です。
手順が確立するまで、数名の方の渡航をサポートします。手順が確立ししだい、多くの方を受け入れる予定です。
国内での様子がめざましテレビで放映されました。
またこちらのYouTubeでも現地の詳細をお伝えしています。
避難経路はメディカから
リヴィウから約90km西にあるポーランド・メディカとの国境で、避難民と合流します。
その後、プシェミシル、クラクフを経由して、ワルシャワに至ります。
ここでビザ申請とフライト待ちで数日から数週間滞在し、日本へ渡航するルートを考えています。
この間、電車やバスでも移動できるのですが、移動のストレスを減らすために自家用車の手配を頑張っています。

各分野のプロが集まる組織
私たちは有志団体です。主にKOHさんを中心にそのネットワーク経由で、完全紹介制で運営しています。
完全紹介制なのは、荒らし防止を目的としていて、「何かできるかな?何かできるかも!」という方は歓迎しています。
有志の多くは、日本国内にいますが、もちろんウクライナ国内にもポーランド国内にもいます。
仕事も経営者、ライター、記者、エンジニア他、様々な職種の方がいて、自身の専門性を活かす方もいれば、資金力を活かす方もいますし、リサーチや人脈ネットワークの力を活かす方もいます。
達成したいこと
私たちは大志を抱いてこの活動をしているわけではありません。
世界平和を希求する気持ちは全員にありますが、「困っている人たちがいるなら、助ける」という普遍的な互助の気持ちをモチベーションに活動しています。
ポーランド人によって立ち上がったウクライナ人支援のFacebookグループには、60万人が参加していて、毎日支援の呼びかけがなされています。
ここに日本への渡航支援を申し出たら、数百人が連絡するだろうと推測しています。
ウクライナ人にとって、日本はそれほど快適に住める場所ではないかもしれません。それでもルナさん同様、多くの人たちが日本渡航を願っていることは事実です。
私たちはそれを叶えたい。その一心で活動しています。
支援の輪
私たちの活動に共感して、支援の輪が広がっています。Twitterの返信欄には多くの支援の申し出があります。
【急募!】ルーマニアでウクライナ難民女性(既にルーマニア入りしている)の日本大使館への同行、ビザ申請書作成の手伝い、コロナ水際対策などの対応・本人への指示などをしてくれるボランティアの方を探しています。とりあえず一人の難民だけをHelpします。このツイートにレスしてください。
— じっちゃま (@hirosetakao) April 2, 2022
彼女の渡航費18万円を自己負担する半端なくイカす男(@sho_pilgrim)からの要請。本日、日本へのフライトを控える23歳ルナさんのPCR検査、費用の負担、その他手続きをした。お金はすっからかん、初めての飛行機で終始、泣きそう。日本に夢と希望を抱いている。彼女への支援可能な方へ届きますように pic.twitter.com/NiYeyL5Yvf
— 大🇵🇱🇺🇦(海外探検隊) (@0611Daikimm) April 2, 2022
これ以外でも多くの支援の申し出が個人、企業問わず、それぞれのメンバーに来ています。
ウクライナ現地の状況
立ち上げの中心となっているKOHさん(ポーランドで活動)とShoさん(ウクライナで活動)による現地からのツイートの一部です。
リヴィウからの避難者と合流します。 pic.twitter.com/FCOZtn8h97
— KOH|デジタルノマド🇬🇪 (@Luck81O) March 26, 2022
この映像の撮影地はポーランドのメディカとプシェミシル。今国境で起きている問題です。避難民には事前に自分のパスポートの写真を送り、受信した写真を身内に転送するように伝え、合流時にパスポート原本と照合しないかぎりついていかないように伝えています。 https://t.co/GA9uPFIBHX
— KOH|デジタルノマド🇬🇪 (@Luck81O) March 29, 2022
支援活動の進捗としては、以下4つの完遂を目指しています。
— KOH|デジタルノマド🇬🇪 (@Luck81O) March 30, 2022
人 - 完了!
車 - 提供を要請中
家 - リストアップ済
情報整理 - 鋭意制作中 pic.twitter.com/3VcfHTY08R
電波ずっとなくて何もツイート出来なかったけど、7時間前からウクライナ入ってます。国境で書類不備でめっちゃ揉めたけど、情熱でなんとか行けた pic.twitter.com/HA2bFiBcgl
— Sho Ito (@sho_pilgrim) March 7, 2022
西の街リビウに来てます。物資届けて、シティセンターの難民キャンプにて必要なものを聞きました。ここは、薬と小さい子用の食事などが足りてないそう。街関わらず全体的に足りてないのは交通手段と防寒。この街は、意外と動いてる。 pic.twitter.com/OMpwalc55D
— Sho Ito (@sho_pilgrim) March 12, 2022
警戒する避難民のためにスプレーで…😂日本国旗、ジョージア国旗、レッドクロス。なんか街宣車とかにしか見えん笑 けど犯罪が増えてるウクライナの中では少しは効果あり…仲間が増えたので、大きめの車をもう何台か購入してキャパ増やします。 pic.twitter.com/nIB76zLB7T
— Sho Ito (@sho_pilgrim) March 14, 2022
空襲警報のあと、めっちゃ近くで爆発音 pic.twitter.com/qjtvSpPQu8
— Sho Ito (@sho_pilgrim) March 19, 2022
離乳食、オムツ、食料、薬など積んでリビウとキエフへ✊
— Sho Ito (@sho_pilgrim) March 31, 2022
報道も冷めて支援も少なくなることも想定して、自分はもうウクライナに住みウクライナで起業することにした。誰かが言っていたけど、一度足踏み入れると終わりが見えない…だったら終わるまでやろう💪綺麗事でどこまでいけんのか👀 pic.twitter.com/PmCMMpzL7M
困っていること
お金
現時点では、KOHさんShoさんの自身と周囲のサポートで運営しています。
今後サポートする方が増えると、もちろんお金は必要です。しかし、私たちは有志団体なので、多額の寄付を頂いて管理するスタッフを抱える余力がありません。
そこで必要なときに必要なだけ呼びかけ、入金いただいたらすぐに使う(または立替え分に充てる)ようにし、明細をすべて公開しています。
ジャストインタイムなので、「私出せますよ!」という方はぜひDMを、または以下のフォームより申し込みをお願いします。出せる費目、出せる金額をお願いしています。
民間や行政が提供する、航空券や住居、就労就学サービスは全力で受け取りたいです。
情報
民間や行政の資金を受け取るにしても、情報が散らばっている、またはニュースだけが流れてきて発信元がわからないことが多くあります。
またビザの取得、航空券や国内での住居サポート、就労や就学など多くの情報が必要ですが、それをすべて網羅的に調べるには人が足りません。
ご参加いただける方はぜひDMをお願いします。
仲間
お金と情報の不足のもととなっているのは、仲間の不足です。高い専門性が必要というわけではありません。
少しの時間を割いていただけるなら、また流れる情報を見ているだけでも結構ですので、仲間に入っていただけるとうれしいです。
参加希望の方は
参加希望の方はぜひDMをお願いします。
https://twitter.com/Luck81O(KOH)
https://twitter.com/ando_engineer(安藤)