【イグノーベル賞】 股覗き効果について
皆さんこんにちは。
イグノーベル賞について解説と自分の学びを考えるこの記事記念すべき1回目です。
イグノーベル賞とは
人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績[1][注 1]」に対して与えられるノーベル賞のパロディーである。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第1回目に考える受賞作はこちらになります。
「前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」を実験で示した研究に対して」
まずは簡単に解説します。絵が一番分かりやすいのでのせます。
この状態です。
この体勢から見えるものは、通常の体勢から見えるものよりも小さく見える ということを実験から導き出したことに対してイグノーベル賞が贈られています。
股覗きを行うと小さく見えるということは昔から知られていました。明治初期には吉田皆三によって天橋立の観光事業の一環として広められています。
天橋立で股覗きをするとこういう風に見えます。天地が逆転し、なんとも不思議な光景です。小さく見えるかは分かりませんが・・・
なぜ股覗きをすると小さく見えるのかというと錯視が影響しているようです。
錯視でいうとミュラー・リヤー錯視とかが有名ですね。
股のぞきで起こっている錯視がどういうものかというと・・・ まだ分かっていません。
イグノーベル賞の受賞理由は「股のぞき効果」を実験で示した研究について送られており、理論的なものはまだ正確には分からないようです。
そこで私は考えた。
股のぞき効果が起きる前提を以下としてみた。
1.頭と対象物との距離を変えてはいけない 2.頭の向きを上下反転させる
ここで仮説。股のぞきが実証されたのであれば、逆立ちやブリッジ状態でも同じ現象が起きるのではないか。上に示した前提条件は満たせるはず。
結果は・・・きつい。笑い
体勢がきつくて、小さく見えたかよくわからなかった。でも何となくだけど小さく見えたような気がした。
これを何万人と統計をとったらイグノーベル賞貰えるのかな。
■学んだこと
この研究が何かに役に立つかといえば役には立たない気がする。しかしこのイグノーベル賞を受賞した東山篤規教授は、ある気づきがあり研究をしたという。
身体の姿勢によってモノの見え方が大きく変わる
この垂直水平錯視を横から見てみた時に、錯視状態にならなかったことが大きな気づきになり、股のぞきの研究をしたそうだ。
物の見方を変えること。日常生活でも少し視点を変えれば見え方も変わる。
仕事がつらい→少しくらい社会の役にたってるかも とか
母親がうるさい→自分のことを心配してくれてる とか
競馬で負けてくやしい→日本の経済回してる とか
最後はちょっと違うか 笑い
私ももう30年近く生きています。まだまだ若輩者ですが、新鮮な体験は、やはり少なくなってきていると記事を書きながら改めて思いました。
これからも新しいと思える体験は少なくなっていくでしょう。だからこそ視点を変え、考え方を変え日々の生活を少しでも新鮮に過ごせたらいいなとブリッジしながら感じました。
おわり
次回は以下の受賞作です。
宇宙人によって誘拐されたと信じている人たちは、おそらく本当に誘拐されたのであろうという結論に達したこと、とりわけ「誘拐の焦点は子作りである」という結論に対して。
これもまたくだらなそうな受賞内容ですね。お楽しみに
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