【長期インターン】大学生でも裁量権を持てる環境を求めてA Inc.へ。1年生からマーケターとして経験を積む
内田 桃歌(Momoka Uchida)SNS Marketing事業部 / 新規事業開発室 インターン生
大学1年10月から株式会社Aにインターンとしてジョイン。クライアントのインフルエンサーマーケティング支援に携わる。大学2年8月からイギリスに交換留学。帰国後、3年10月にインターンへ復帰。インフルエンサーマーケティング支援を経て、新規事業担当へ異動し、現在に至る。
高校受験の反省から、もう二度と後悔しない選択を
ーーなぜ、1年生からインターンを始めたのでしょうか?
もう二度と後悔したくないと思ったからです。
私は中学生までは、いわゆる普通の学生でした。学校に行って、部活をして家に帰るという毎日で、今思うと決まった流れに沿って毎日を過ごしていたと思います。勉強もそれなりにしていましたが、それでは足りず、第一志望校に落ちてしまいます。そのとき、感じたのは悲しみよりも、猛烈な後悔でした。まだまだできたのに、やらなかったことへの後悔です。これから先の人生では、仮に失敗しても精一杯の努力はしよう、と決めました。
そんな反省を糧に、高校時代は一生懸命勉強し、無事に第一志望校へ合格できました。ある意味、リベンジに成功したわけですが、それで満足することはなく、今度は「どうすれば大学生活を充実させられるのだろう」と考えるようになりました。
そこで思いついたのが、長期インターンでした。大学生のうちから仕事や世の中の仕組みについて知っておくことで、卒業後に活躍する大きなアドバンテージになるのではと思ったのです。高校3年生の春休みからインターン先を探し始め、エントリーまで済ませました。周りからは、「早すぎる」「授業の時間割がわかってからでもいいのでは」と言われましたが、ここで先送りにすると、また後悔すると思い、誰から何を言われても動き続けました。
ーー株式会社A(以下、A Inc.)を選んだ理由を教えてください
将来、マーケティングに携わる仕事がしたいと考えていたからです。なかでもA Inc.がメイン事業としていたSNSを活用したマーケティングはこれから先、重要性が高まる領域だと考えていました。興味のあったアパレル業界のクライアントが多いこともA Inc.に惹かれた要素の一つです。
決め手になったのは裁量権の大きさです。インターンと一口に言っても、任される業務は会社によって違います。決められたルーティンをただこなすアルバイトと変わらない仕事が求められるケースもあります。A Inc.の場合は、インターンに裁量権を持たせ、ほとんど社員と同じように仕事を任せる会社だと感じました。
そもそもA Inc.は創業当初、立ち上げメンバーとインターンのみで事業を進めていたそうです。私が面接を受けた当時も、インターン生の方が社員よりも多いくらいで、どのインターンも社員と同じくらい責任のある仕事を任せてもらっていました。他にも数社見ましたが、A Inc.が一番、インターンであっても主体性を持って働けそうだと思い、働くことにしました。
いちマーケターとして、企画立案からコンテンツ制作まで一貫して担当
ーーインターンでの担当業務を教えてください。
働き始めてから留学に行くまでの10ヶ月間は、クライアントのインフルエンサーマーケティング支援を担当しました。A Inc.では、特定のクライアントやブランドごとにマーケティング担当者が割り振られます。私の場合も、まず1社任され、留学までには2社の6〜7ブランドを担当しました。
最初の3ヶ月ほどは、先輩の仕事をサポートする仕事も多かったですが、半年後には1つのブランドに関する、すべての業務を任せてもらいました。具体的には、ブランド側との予算やコンテンツ案のすり合わせ、すり合わせた内容をベースにした詳しい企画内容の策定、インフルエンサー選定、コンテンツづくりなど、企画から制作までのすべての業務です。
コンテンツ完成後も、意図通りの形でアップされているかのチェック、効果測定、レポートの作成をおこない、クライアントへ報告をし、次回のための改善案を提案するまでをおこなっていました。私がインターンを始めた当初より、今の方がさらに教育体制は強化されており、今だと3ヶ月ほどで独り立ちできている人が多いですね。
ーー入社前、裁量権の大きさを気にされていました。入社してからギャップはありましたか?
ありません。むしろ、思ったよりも任せてもらえるなという感覚でした。私が担当したブランドに関しては、一切の判断を私に任せてもらっていました。一応状況を見てくれる社員はいましたが、口出しされることはなく、見守ってくれていましたね。
勉強、留学、部活など、仕事以外との両立も可能
ーー内田さんは大学2年生の8月から留学へ行き、3年生の10月に復帰しています。戻ってきてからも同じ業務を担当したのでしょうか?
はい。業務内容はほぼ同じで「自分の提供価値をどこまで高められるのか」が復帰後のテーマでした。
とくに復帰後は、対面でのミーティング機会が増えたことで、クライアントとの関係性強化も任されるようになりました。実際にクライアントとお会いして関係性を深め、最終的には、最初にお任せいただいた予算の10倍以上も追加で発注いただくこともありましたね。
また、新しいチャレンジとして、対応できるSNSの種類を増やした新プランづくりにも取り組み始めました。新プランの構想は前々からあり、私の担当クライアントに提案をしたところ実施が決まり、本格的に取り組み始めたという経緯です。
自主的に新プランについて議論するためのチャンネルをつくり、そこで具体的なプランの内容やお客さまへの提案資料づくりなどを進めました。私の新しい取り組みについて、事前に誰かに相談をしたわけではありませんでしたが、代表含めどのメンバーも応援・協力をしてくれました。動けば動いたぶんだけ助けてもらえ、評価をしてもらえる環境だと感じましたね。
復帰1年後からは、新しく立ち上がった新規事業開発室にも兼任というかたちで所属するようになりました。インフルエンサーマーケティング全体の流れをある程度把握したタイミングで、次の挑戦がしたいと思い自分から手を挙げたのです。最初はリサーチがメインで、2024年に入ってからはプロダクトづくりにも携わりました。
ーー勉強や留学との両立は難しくなかったのでしょうか?
難しくありませんでした。
募集要項には、「週○時間勤務」「最低○日出社」と書いてあり、尻込みする人もいるかもしれません。しかし、リモートでの勤務も可能でシフトも柔軟に動かせるので、意外と条件をクリアすることは簡単です。後輩の一人は、深夜練習のあるダンス部に入っており、授業も毎日ありましたが、朝や移動時間など、空いている時間をうまく使って仕事をしていました。どのような場所でもスマホ一台で仕事ができ、業務時間を柔軟にカウントしてもらえるので、一般的なアルバイトより働きやすい、と感じる人もいるのではないでしょうか。
会社からも、仕事と勉強の両立をバックアップしてもらえる環境があり、場合によっては学校の授業をオフィスの個室で受けさせてもらえます。
スキルを磨き「私にしかできないこと」を身につける
ーーA Inc.での今後の展望を教えてください。
在籍期間は残りわずかですが、限られた時間のなかで、担当している新規事業開発を少しでも前に進められればと思っています。また、新プラン開発をはじめとした、進行中の複数の取り組みについても、最後までしっかりやり切りたいです。
ーー内田さん個人としての今後の展望も教えてください。
遠い未来まで明確に描けてはいませんが、20代のうちに何か一つでも「自分がつくりあげた」という経験をしたいです。その後は何年後になるのかわかりませんが、独立して自分自身でビジネスをやりたい気持ちもあります。
独立までを見越して考えると、私にしかできないことを身につけたいとも思っています。そう考えることになったのはA Inc.での出会いが大きく影響していると思っています。A Inc.で一緒に働いた人のなかには、複数の国々に移り住みながらグローバルに働いている人もいれば、一度起業した会社を売却して入社をした人もいました。
みなさん、A Inc.でなくても活躍できる人材でありながら、A Inc.がおもしろいからと働いていました。自分の得意な領域、好きなことについて、アツく語れる姿は単純に魅力的でしたね。そこまで突き詰めることで、働く場所や所属にこだわらず、自由に生きていけるのかなとも感じました。
これから始まる長い社会人人生、いつかどこかで、お世話になったA Inc.に仕事を通して還元できるとうれしいです。それまで、後悔しない人生を歩んでいければと思います。
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