32歳になる直前に振り返る、逃げ癖のある人生について。

今、私はニートだ。

どうしてこんなことになってしまったんだろう。

後悔しても後悔しても時は戻らない。

思い返せば今までの人生、辛いことがあればすぐに逃げてきた。

はじめに思い出すのは中学3年生の夏。

行きたい公立高校があったのに、死ぬ程勉強するわけでもなく私立高校へ進学。

次は高校3年生の夏。

部活動でパートリーダーになったことへの重圧、後輩からのプレッシャーから逃れたくて不登校になり、そのまま中退。

もっと気楽に考えていれば良かったと思う

3月、ちゃんと定期演奏会も終え卒業した同級生たちを見て羨ましいと思う日々。

18歳。高卒認定試験受けながら一年間フリーターをして過ごす。 

19歳。地元にいるのが嫌で進学した大阪。

一年間ほぼ遊ぶように楽しく暮らすも、就職活動を真剣にせず地元へ戻る。

途中で始めた派遣のバイト、行きたくない時無断欠勤していた。

こういうとこなんだろうな。

20歳。居酒屋に就職。

店長を任されそうになったところを逃げて転職。

人の縁もあり紹介されたレストランの仕事が楽しく毎日飲み歩いていた。

毎日が楽しかった気がする。

ワインの資格の勉強もしたがそこそこにしか出来ず落ちる。

25歳。仕事が嫌になってきた頃、結婚&妊娠。

この人と一緒になれば幸せになれると信じていたな。

26歳になる少し前、パートを始めた。

家事もそこまで苦にならず楽しんでいたように思う。

その間、一度離婚話。

29歳。二人目出産。

家を建てようという話になる。

自信が無く辞める。ここで建てればよかった。

パート復帰。

日々、片付けが出来ないことにADHDなんじゃないかと思い始める。

31歳になる年の初夏、突然自分はいてはいけない存在、何も考えたくないと思い自殺未遂。

250万の車を廃車に。

せっかくローン6年もかけて返したのに。

自分の浅はかな行動を後悔し、同時にもっと逃げたくなり始める。

子供と一緒にいるのが怖くなる。

31歳。子供に手を出したことを警察に話す。

子供2人とも児童養護施設へ。

もうすぐ32歳。

定年を迎えた父母と共に実家で生かしてもらう。

今は日々が過ぎていくことに後悔と恐怖しかない毎日を過ごす。

引きこもっている間に25キロも太った。

恥ずかしく外に出ない日々を続けている。

2019年5月27日。

あの日の朝に戻れたら。

あの時自殺未遂なんてしなければ。

もっと前、家族がまだ幸せだった頃。

家を建てていれば。

そっちに進むよう伝えるのに。

時間は戻らない。

過去に戻ればいいのにと思うばかり。

部活動から逃げ、仕事から逃げ、

結婚生活から逃げ、子育てからも逃げた

私の人生。

やり直すには遅く、

後悔しながら生きるには長すぎる。

幸せそうな他の家庭に憧れる。

私の逃げ癖のせいで、子供にも会える気がしない。

仕事、探さないとな。。

人に会うの、怖いな。