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うっかり男友達に告白した。

誕生日を迎えた。

今まで私は誕生日が心底苦手だった(誰かからはお祝いが来て、誰かからは来なかったと他者を値踏みしてしまう、醜い自分が現れるため)。

でも今年は「いつもと変わらない日々を過ごす」と誓い、普通に朝起きて、仕事して、散歩して、仕事した。

夜は倹しく自炊し、友達からのお祝いメールを返し、再び仕事して、心の揺れが少ない日にしてみたら心の内面の充実が過去イチ素晴らしかった。

人生って、悪くないなと思えた。誕生日というものも、悪くないなと思えた。

見栄や虚栄心のようなものがスコーンとどこかに飛んでいき、とても自由な気持ちになった。

今れまで散々「男の人に祝って貰わなきゃ」などという呪縛に囚われていた私にとって、心に平穏が訪れたのは何よりも嬉しいことだった。

ところが、である。誕生日の翌日、事件は起こった。

もう信じられないくらい自分の中で大事件で、心の中が大量出血で失神するかと思った。

ここに備忘録の意味も込めて、書き記しておきたい。

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5,076字
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